2009年10月24日

●バッハとガスガン、そして怪しい私

p226norail00.jpg最近やたらとバッハがお気に入りで、もうバッハばかり聞いている。
天気が良かったので部屋の掃除中をしながらグレン・グールドのインヴェンションとシンフォニアを大音量で聞いていたのだが、部屋に転がっているBB段を拾っているとガスガンが撃ちたくなってきて部屋の壁に取り付けられた的を「ガガッ!ガガッ!」と機嫌よくダブルタップで撃っていたまでは良かった。
ワンマガジン撃ちつくしてスライドストップがかかって、ふと視線を感じて窓から下を見下ろすと家の裏に向かって全開にしていた窓越しに、ぽかんとした顔で私を見る見慣れない若夫婦と目が合ってしまった。どうやら家の裏に引っ越してきたようだ。
お互い慌てて会釈を交わしたものの、ブローバックするガスガンに大音量のグールドのバッハ、絶対怪しい人やと思われてるやろうなぁ。
いや、怪しい人に思われる、じゃ無くって怪しい人そのものか…確かにはたから見たら怪しいのは自分でも認める…ワグナーとかよりバッハのクラヴィーア曲のほうがある意味で怖い。
後から引越しの挨拶に来られたらしいのだが、さぞかし怖かったに違いない。

引っ越してきて早々にこれで、えらいところに引っ越して来たなぁと思ってるやろうなぁ…気の毒なことした。と思った土曜日であった。

という事で、写真はこの状態になったマルイのP226から更にレールをパテで埋めてサンドペーパーで均し、再塗装したものである。
この最初の状態と比べると大分変わった。

2009年09月14日

●エアブラシを衝動買い

家に貰われてきたサーブ君は中古なので所々に子傷がある。
まぁ、傷くらいは別に良いのだが、車体の塗装の三層になっている(と思われる)一番下の下地(だと思われる)部分が見えている傷があるので、ここをもう一度やられると地金まで行ってしまうじゃないか。
ということで、傷の上から塗って傷を埋めるための塗料を買った。とはいってもマイナー車なのでその辺に売っているはずも無く、この車のカラーコードを指定してわざわざイージーオーダー風に調合してもらったやつである。
で、とりあえずマニキュアのような入れ物に入っている塗料でボンネットと車体の傷を埋めて、ついでにバンパーとサイドミラーの傷にもちょいちょいっと塗っておいた。当たり前だが流石に色が同じだと感心する。

amazon ASIN:B0006UG0X0 で、四条に行ったついでにこの塗料のラッカー系の溶剤を買うためにプラモ屋さんに入ったのだが、気付いたら「プロスプレー MK-2」なるエアブラシの入門セットを買っていた。

私は昔からプラモデルを作る人ではなかったけど、自転車も自分でラッカーのスプレーで色を塗った位に塗装好きであった。
いつもスプレー缶で塗装しているので、エアブラシもちょっとくらいは欲しいなーと思いつつも、コンプレッサーにつないでぐぉんぐぉんぷしゅぷしゅとかなり大げさで、値段も基本で数万円コースと言うイメージがあったので買うつもりは無かった。
しかし、このセットはコンプレッサーの代わりにDMEのボンベを利用し、全体的にこじんまりしていて全く大げさな感じではない。更に2940円と安かったのでついつい手が伸びてしまった。
家に帰って適当な塗料を入れて色吹きまくり、うすめ液を吹きまくりである。
ええ加減うすめ液の臭いで頭がくらくらしてきたので、今度は水を入れて水森亜土風にガラスに吹き付けて遊ぶ。あとは汚物は消毒だーぶしゅーとか。
ノリノリで霧吹きまくる私をよそに遊びすぎてガスボンベがすぐ空になった。このボンベを新たに買うとなると600円ほどするらしい。なるほどこれは本体を安く売って消耗品で儲ける、T字剃刀やプリンタと同じビジネスモデルなんだなと理解。

しかしそんな事は意に介さず、空になったボンベにカセットコンロのLPGを再充t…
やっぱりLPGはエアブラシに使うのは臭い…さらにDMEやLPGはボンベが冷えた時の気化率が極端に低いので、冷えてもそこそこ気化する、エアダスターやガスガンの代替フロンに詰め替…

しかし、エアブラシまで買って、一体私は何処に行こうとしているのだ?と思った。

2009年09月05日

●サーブ9-3のランプコントロールユニットを修理した

私が最近中古で買った車はサーブ 9-3の最初期モデルであるが、いつのころからかハイビームに切り替えるとインフォメーションディスプレイにピンポ~ンという力が抜けるような音と共に「FRONT LIGHT FAILURE」というメッセージが出るようになった。
コンビニで前向き駐車する時にガラスに反射させてみると左ハイビームが消えている。
どうせ玉切れでバルブの故障だろうということで解体屋でボルボから摘出して来たPHILIPSのバルブと交換してみたがやっぱり点灯せず直っていない。ガーン…

amazon ASIN:1844256146 この車の購入を機に、自力でいじり倒すため『HAINS SERVICE & REPAIR MANUALS』 を買っていたのが役に立った。
ちなみにヘインズのマニュアルはアマゾンが一番安かった。
流石にというか、やっぱりというか、マイナー車なので日本語版が無い。まぁジェイムズ・ジョイスでなく技術書を読むだけなので英語でもまだ何とかなるはずと言う事で買った。本国のスウェーデン語のマニュアルしかないよりはよっぽどましである。
で、こいつで回路図を見ながら故障箇所を探すのだが、まぁコレぐらいなら英語でも何とか。

headlight.jpgで、回路をたどりながら不具合の場所を探しているうちに、ハイビームに切り替える時は、回路図で言うところの28番のハイビーム用リレーが動いている音がするのに、番号3の一番下の左ハイビームのヒューズに既に電気が来ていないことに気づく。ヒューズの代わりにテスタの棒を指して測っても電圧はOVである。ということは回路図ではこの間にあることになっている番号で言う29の「filament monitor」なるものが怪しい。どうやらこいつはSIDにどの電気が点いていてどの電気が点いてないかを教える機能があるようだ。このおかげでピンポ~ンと警告表示していたわけですな。
しかしそのfilament monitorなるものが実際どこにあるのかよくわからない。結線上どう考えてもエンジンルームのバッテリー奥にあるリレーとヒューズが収まっている箱の内の「LAMPCONTROL」と書いてあるいかにもリレー然としたオレンジ色の部品であるとしか思えない。むむむ…
ネット上で調べてみるとどうやらこの「ランプコントロール」のハンダ割れで同じような症状になっている人が結構いるようだ。これに違いない。ということで早速分解開始。

SAABLAMPCONTROL00.jpg精密ドライバーのマイナスを二本突っ込んで爪を浮かした状態でカバーを外す。ガワはリレーっぽいけど、中身は明らかに機械式リレーじゃなく、シンプルな電子回路である。
二つ並ぶ「U479B」なるICかオペアンプ然とした謎の石がどうやらこの回路のメインユニットらしく、ネットで調べてみたところ自動車灯の供給停止監視ICのようだ。こんな専用ICがあるねんなぁとちょっと感心、あとの部品は抵抗とダイオードとICへの電源供給用の3端子電圧レギュレータというところか。しかしなんか頑丈そうなつくりとハンダ付けやなぁ。このサーブは電装系部品の殆どが日本製であるけど、このユニットだけはドイツ製のようである。

で、ルーペでいくら見てもネット上でよくあったようなコネクタと基盤を繋ぐ部分のハンダ割れは見つからない。SAABLAMPCONTROL01.jpgしかし基板上に半田がカルデラ状になって、中空になった半田の中で浮いているように見えるリードを発見、ここにハンダを盛りなおしたところ左ハイビーム復活。おまけにこの左ハイビームのラインと並列に接続されていたインパネのランプも復活。結局このユニットの回路のハンダ不良であったようである。
写真は既に修理済みであるが、赤丸部分のあたりの半田がカルデラになっていたような気がする。

確かにこの部品は走っている最中には触れないくらいに熱くなっている。そりゃ長年つかってればハンダとの接点も溶けてくるだろう。ついでにすべての半田をオーディオ用の銀半田まで振舞って盛りなおしておいた。これでしばらくは大丈夫に違いない。

しかし、ある特定のひとつの部品に対して、ヘインズのマニュアルには「filament monitor」、実車のパーツ上では「LAMPCONTROL」と名前がついているのだがわかりにくてしょうがない。コントロールとモニタではえらい違いやん…

結局、私は車を触ってもやっぱり電気系統やね…

2009年07月30日

●プレデターがまたまた来た

predetor02.jpgまたまたプレデター君が家に来た。三体目のプレデターである。
この中プレデターは殆どの装備を外して左手にのみ銛を持って海岸に立ち、広い海原を眺めているように見える。

後ろに見える大プレデター、小プレデターとあわせて大中小そろったので、大トトロ、中トトロ、小トトロのようなものかな。
後ろに見える小プレデターは自分だけ武器を持っていないことに心なしか悔しそうだ。

2009年07月22日

●戦闘機メーカーの作った車を買う

先月にゲリラ豪雨の日に水溜りに突っ込んで車がおかしくなったと書いたが、今月の半ばにほとんど衝動買いに近い勢いで昔から乗りたかったメーカーの車を新しく買った。私の一番好きな戦闘機の一つであるJ35ドラケンの開発元でもある。
新しくといっても十年位前に発売された中古車であるが、当時は車も作っていたものの大分前に自動車部門をGMに売り払い最近経営破綻した現在は航空機と戦闘機しか作っていない戦闘機メーカーの車である。いっそハンドルは操縦桿で両足はラダーペダルになってればいいのに。
古い車ではあるけど、それでも今まで乗っていた車に比べれば謎のボタン、スイッチ、ボリュームが大量にある。
ハンドルにある矢印ボタンは機関砲、SRCと書かれたボタンは兵装の切り替え、矢印二つは空対地ミサイル、などということなくオーディオのコントロールスイッチであった。
更にシートに湯気マークが重なった絵が描いてあるボタンがセンターコンソールにあるのだが、シートが加速しているように見える。まさか射出ボタンじゃないだろうな?と思ったらシートヒーターのボタンであった。さすが雪深い国の車である。
そういえばリアフォグのボタンもチャフやフレアの発射ボタンのように見えなくもない。
更にはDVDナビまでついており、今までゼロ戦に乗っていたのにいきなりF-14に乗った気分である。いや正確にはJAS39グリペンに乗った気分といったほうが良いかもである。

ナビの音声認識が意外に結構ちゃんと動作して面白い。「よーしKIT、自宅までのルートを出してくれ」と話しかけたくなるのであった。

格安で買ったので、というよりもだからこそ安かったのだろうが、買った時点で微妙におかしいところが多々あった。
運転性能にかかわりのない部分だからいいとしても、やっぱりちょっと気になる。
コンソールのインフォメーションディスプレイの液晶欠け、温度センサーのファンが時々発するキュルキュル音、運転席側のドアを大きく開けると「ゴキッ」と音がする。運転席側のパワーウィンドウが下がりきらない、などなど。
とりあえずこれを書いている時点(7/30)ではすべて自力で修理した。さらに電装系のちょっとした小改造も行ったので、また機会があればそのことについて書いてみたい。

一応最近「車いじり」的なことを行っているものの、エンジンやらサスやらではなく、電装系機器ばかりいじっているのがいかにも今まで車なんか触ってこなかった人らしいなぁと思う。

2009年05月15日

●プレデターがまた来た

predetor01.jpgBE@RBRICKプレデターが家に来た。
仲間が増えたので、心なしか巨大プレデターも喜んでいるようだ。

2009年05月12日

●プレデターが来た

ブログを殆ど放置していていた。
色々な人を送り、色々な人を迎え、色々な人を祝った、四月終わりから五月初めであった。
直接的な意味で、色々な種と苗を植えた。

predetor00.jpg家にプレデターが来た。ネットで買ったのだが、届いてみて思ったよりでかくてビックリした。
最先端のテクノロジーを持っていながらも、生身の肉体でもって戦う事を至上の価値とする彼らは、何かしらの技術者にとって理想的な存在であるように思う。

ブログに書くべき事はいくらでもあると思う。しかし、それが本当に書くべき事なのか?と考えると、本当に書くべき事など何も無いように思えてくるのであった。

2009年04月15日

●土偶家のエリア88

area88.jpg 最近エリア88を読んで戦闘機が好きになってきたので、思わず「チョコエッグ 世界の戦闘機シリーズ」をネットで買い込んでしまった。

大量にあるので、とりあえず、エリア88の主要メンバーの搭乗機で編隊を組ませてみたが、殿に一機だけ後方視野が抜群の変な機体が紛れ込んでいるぞ!
戦闘機でもなんでもないけど、ジェット推進力で進む生物なので、同じジャンルとしてV字編隊の後ろにおいてみたが、意外にしっくりきているような…

2009年03月28日

●p226のグリップを替えてみた

先日P226を買ってから密かにトイガン熱が再燃しているのだが、先日買ったP226のグリップを交換してみた。
実銃のP226には大まかに、スライドが鉄板プレスのマウントレールの無いバージョンと、スライドがステンレス削りだしてマウントレールつきの二つバージョンがあるのだが、このマルイのガスガンはレールつきということでこの二つ目のものに基づいている。
グリップもレール付のものはこのようななんとなく今風のものがついているのだが、私は密かにこのグリップが好きではないのだ。

p226grip01.jpgグリップってのは直接手に触れるところだということもあり、一旦気になりだすともう気になってしょうがない。
細かくて他人から見ればどうでも良い上に違いが判らないとところに拘るのがヲタ属性といういうことで、別の会社が作っていた古いタイプのP226用のグリップ(というと一社に限られるが…)だけを買って、現物あわせで内側を彫刻等やらカッターナイフやらニッパーで削ってマルイのp226に合うようにしてみた。
うーん、このグリップの方がなんとなく握りやすいし、見た目も軍用拳銃然としているではないか。
と、銃を握りながら一人ニヤニヤする夜は更けるのであった。
フレームだけをもう一つ買って、レールをパテで埋めた上に削ってレール無し226を作ろうかなぁ…

2009年03月20日

●スイスの高級スポークといえば「DT」?

先日自転車に乗っている時に後輪のあたりで結構大きい破裂音がしてスポークが首の部分から折れた。
遊びに行く時だったので、何とか後ろブレーキのシューの間隔をあけて無理やり走ったのだが、このままパワーバランスの狂った状態で走ると、他のスポークが飛んだりリムが変形するのが怖い。
本来ならスポークはホイールすべての分を丸ごと同時に交換するのが鉄則なのだが、近所の自転車やさんでばら売りしていたのでとりあえず一本だけ買ってきて交換した。

既についているものは「HOSHI」なる国産メーカー製のものなので同じものが欲しかったのだが、あいにく在庫がなかったので、ちょっと割高の「DT Swiss」なるスイスのメーカーのものをつけておいた。

今までスポークを交換したりホイール組みをしたりする時は「星」か「旭」の国産スポークしか使わなかったのだが、このDTはなるほど高いだけの事はあるなぁと思ったのであった。
私くらいの年代の人にとって、スイスの高級腕時計はラドーであるけど、いつの年代でもスイスの高級スポークは「DT」なのであった。

spoke01.jpg私が使っているスポークはダブルバテッドといって、軽量化の為に中央部分が細くなっている形状のものなのだが、「星」や「旭」などの国産メーカーのダブルバテッドは写真手前のように細くなるところで段差がついている。これは旋盤などで削るのだろうなと簡単に想像できるけど、写真奥のDTのテーパー状の徐々に細くなる構造は、熱して引っ張るか、叩くかして伸ばすか、この形の型に流し込むかくらいしか思いつかない。
確かにこの形状の方が技術的に難しそうだし、構造的に強そうである。
スポークヘッドの刻印も、手前の「HOSHI」の「H」よりも奥の「DT」の方がくっきりしている。

一本スポークが飛ぶと、他のも次々と飛ぶことが多い。前回スポークを張りなおしたのは数年前で、めちゃくちゃハードに使っていたと言うことも無く寿命ということはなさそうであるし、飛んだのは後輪スプロケット側で301ミリと長いけど、36穴のリムなのでそんなに負荷はかかっていないはず。
DTは高いだけあって他のメーカーのスポークに比べて飛びにくいという話である。
今回一本飛んでまた他のも飛ぶようであれば、ちょっと割高であるけど全てDTに交換してみよう。
私は何気にスイスという国とスイスの製品が好きなので、スポークがスイス製というのは嬉しいかも知れない。

2009年03月06日

●機器の電源を入れずにACアダプターをつないでおくと電気は消費するのか?

昔からずっと気になってしょうがなかったけど調べよう無かったので諦めていた事の一つに、「機器の電源を入れずにACアダプターをつないでおくと電気は消費するのか?」と言うものがあった。
テスターで電圧を測ってみれば、機器を接続したのと同じ事なので当然電圧はかかるけど、テスターを放した瞬間にアダプターが電力を消費しているのかは全く分らない。
電源にさしておくだけではACアダプターの回路部分は全く電力を消費しないと言うことはなさそうやけど、どれくらい消費するのかは回路の設計次第じゃないのか?
テスターを使って観測すること自体が回路の状況に影響を及ぼしてるってのはなんか量子力学みたいな話やなぁもう絶対そんなん分らんわ。と今までは思っていた。

しかし、クランプメーターを手に入れた今となっては、この問題は解決したも同然、ACアダプターを接続しているACの電源に流れる電流を測れば一目瞭然のはず、長年私を悩ませてきた問題はもう測ってみれば分るレベルになった。
と言うことで、家にあるACアダプタというACアダプタをことごとく測ってみた。

結果は推測どおり接続しているだけで多少の差はあれ電力を消費することが分った。
また「高電圧、高電流になるほどよく消費がち」「重いアダプターほど消費する」「安いアダプターほど消費する」なる傾向があった。
また、ノートパソコンの消費電力の低さは蛍光灯くらいと驚くべき低さであること、それからそのACだぷたーの性能がとても高い事がわかった。

まぁよく考えれば当たり前と言えば当たり前やけど、スイッチング電源がDC供給時とそうでない時の消費電力差が激しくていかに高性能であるのが良く分った。
しかし、ノイズを抑えるためや単純にコストの問題からスイッチングレギュレータを使わずにシリーズレギュレーターを使っているような昔ながらの重いタイプの高電圧のものは、繋いでるだけの時も使っている時も殆ど消費電力が殆ど換わらないってのにびっくりした。
特にPC用スピーカをつなぐ12VのACアダプタが酷かった。機械を使わずにコンセントにつないでいるだけで15W消費するってのはどこかがショートしてるんと違うか?という勢いである。

そいうわけで携帯電話やACをUSBの端子に変換するようなACアダプターは殆ど無視していいくらいの消費電力なので、つなぎっぱなしでもいいけど、ごっつくって重いACアダプターは外しましょうという話でした。

2009年03月05日

●日本橋で買ったものその4、マルイのP226

maruip226-00.jpg
 ずっと前から出ていたのは知っていたのだが、なかなか買えずにいた東京マルイのガスブローバック、SIG P226をとうとう買ってしまった。
SIGのP226という銃は私の一番好きなハンドガンなので既にタナカ社製のガスブローバックを一丁持っているのだが、命中精度の異様に高い東京マルイのP226も一丁欲しかったのだ。

撃ってみると流石に凄い。スライド吹っ飛ぶんじゃないかという勢いの早くて強烈なブローバックに、殆どワンホールな集弾性。
同じ会社のGLOCK26ってのが高い命中精度で有名やけど、家にあるのと撃ち比べてみると、それと同じくらいに、慣れるとこちらのほうがよく当たるくらいである。

ということで、「マルイ」といえばファッションビルではなく、電動ガンやガスブローバックを思い浮かべる、敬愛すべき濃ゆい諸兄に、少々マニアックなインプレをお届けします。

普通の銃はハンマーをコックして徐々にトリガーを絞ってゆくとハンマーの落ちる寸前に一瞬引っかかる様な感触があって、そこから少しでも絞り込むとハンマーが落ちるというのがわかるのだが、この銃を買って最初のほうは、そのハンマーが落ちる寸前のトリーガーの抵抗が全く無い、不意にハンマーが落ちるような暴発しているような感触が気に食わなかった。
ちょっと気になったので調べてみると実銃のP226のトリガーフィーリングもこのようになっているらしい。
ということはこの動作はとてもリアルだったのだ。

ハンマーがコックされて指でトリガーを徐々に絞り、ハンマーの落ちる寸前で指を止め、完全に照準を合わせて指を絞る、という一連の動作の中で、この無段階的なトリガーフィーリングは、ハンマーが落ちる寸前の引きしろの位置を指が覚えてしまうと、とたんによく当たるようになってびっくりした。慣れてしまうとG26よりよく当たる。
G26のハンマーが落ちる寸前にトリガーに抵抗がある構造は、ハンマーの落ちるタイミングはつかめやすくても、この抵抗でどうしても少しでもガク引きになっていたのだろう。

持った時の第一印象は「重っ」やったし、フロントサイトとリアサイトを上から見たときのホワイトドットの凹みもちゃんとあるし、デコッキングレバーを動作させた時のハンマーの位置もハーフコックだし、ホールドオープンしていない状態でアウターバレルをハンマー方向に押すと、ブリーチがハンマーに当たるまでの空間がちゃんとショートリコイルように感じる。
マルイのガスブローバックは実射性能は抜群でもリアルさに欠けるというイメージがあったけど、意外にリアルな気もする。

maruip226-01.jpg今まではレールがついている銃がそんなに好きではなかったのだが、同じ日に買ったLEDライトをスコープマウントに固定してレールに取り付けてみると意外にしっくり来るではないか。トリガーガードとツライチでジャストサイズ。それに何よりも暗いときに部屋の端の的を狙うのにとても便利であることに気づいたのだった。

KSCもP226を作っているらしのだが、私が持っている同社のSIG sp2340の妙に高級感溢れる作りから考えれば(高いけど)、KSCのP226の出来はよさそうな気がする。
むぅKSCのP226も欲しくなって来たなぁ…

2009年03月03日

●日本橋で買ったものその2 「激安クランプメーター」 / 何事も数値に置き換えてみるとわかった気になる / テスターで人体の神秘を知る

clampmeter.jpg
 日本橋で買ったものその2は「激安クランプメーター」。おそらく中国製。
クランプメーターっていってもあまり一般的でないので少し説明すると、このクワガタ状のクランプ部分に画像のように回路の電源ケーブルの一本を皮膜の上から挟み込むことで電流を測定してくれる機能を持つものである。
電線を流れる電流からの電磁誘導によって発生する磁界を測定することで、電流を求めるという原理であるらしい。
で、これを使えば、電源回路に直接触れるという危険を冒すことなく、自分の電気製品が今どれだけ電力を消費しているかが分かるのである。
ブレーカーのところで測れば家全体の消費電力を、機器のつながっているケーブルごとに測ればその機器の消費電力がわかる。普通の電気製品は最低の消費電力か最高の消費電力しか記載していないので、実際の使用時にどれだけの電力を消費しているのかというのはわかりにくいが、このクランプメーターがあればそれを調べることができるのだ。

例えば画像のクリップライトを測っている例だと、メーターの数値は1.88Aとなっているけど、ケーブルを5巻きのコイル状にして測っているので、ケーブル1本の数値はその5分の1の0.376Aで、100Vの回路だから37.6Wの消費電力となる。
40wの電球をつけているから、まぁまぁ数値的には正確っぽい。

で、そんな便利なクランプメーターを昔から欲しかったのやけど、直流電流を測ることのできるものは最低でも数万円を軽く超えるので問題外であるにしても、交流電流しか測れないものでも普通は一万円程度はする。
ということで買ってきたこのクランプメーターは1080円ととてもお安かったので迷うことなく購入決定。しかも直流電圧、交流電圧、抵抗と普通のテスターの機能に加えて、温度と交流回路の周波数まで測れるし、隠し機能として、拡張すれば絶縁抵抗も測ることができるようだ。

とはいっても回路の周波数を測るってのは日常生活にはほとんど使えない機能やなぁ。
まぁそんなことを言い出したら、クランプメーター自体が日常生活に使えるのかということになるけど。

ということで家中の電化製品の消費電力測りまくりである。
何事も数字に置き換えてしまうとわかった様な気になるのは楽しいねぇ。

しかし、この交流電流計だけでなく、おまけ機能であるはずの温度計が結構使えて面白い、上限が800度なので無茶なものも測れて結構遊べる。
ちょっと熱っぽいなぁという時に体温計ではなく、テスターで体温を測るというのも自分がアンドロイドかレプリカントになったようでなかなか趣深いものである。
ということで、体のいろいろな部位にテスターを押し当ててみるとなかなか楽しい、場所によって温度が違うんだなぁと妙に感心した。あまりにメカメカしたテスターで人体の神秘に感心するとは思わんかった。
しかし私の体中をテスターで計ってニヤニヤしている姿をはたから見れば、どう考えてもサイボーグにしか見えないだろうなぁ…もう変態を通り越して人ですらないやん…

2009年03月02日

●日本橋で買ったものその1 / 「単三電池一本駆動のバッタLEDライト」+ばら売りエネループ / 深みへの入り口が見える

日本橋に行って色々買い込んだので、ブログに「一週間はブログのネタに困らなさそうな、色々なものを買い込んで来た」と書いた。
しかしこれは比喩で書いたのではなく本当に7日間ブログのエントリを埋めるに値する興味深いものを買ったのである。

ledlight00.jpgということで、「日本橋で買ったものその1」は「アルミ削りだしのバッタLEDライトとばら売りエネループ2本」である。

単三電池一本で駆動する、アルミ削りだしの中々良い質感を持った、恐らく中国産の、結構明るい、バッタものとしては上出来なLEDライトと、そしてそれ用にばら売りのエネループ2本である。
京都ではエネループのばら売りってしてないもんなぁ。

私は自他共に認める電池マニアということもあり、昔からそれなりに懐中電灯が好きなのだが、マグライトを5,6本持っている程度なので、流石にSurefireとかの数万円するようなフラッシュライトなぞを買ってしまうほどまではライト好きでなかった。

Surefireなるライトはその筋の人にとっては余りにも有名なライトやけど、軍や警察が使う、対象を見る為の「懐中電灯」ではなく、対象を眩惑するために使う「フラッシュライト」なのである。
最近はLEDの製造技術が飛躍的に伸びたせいか、アジア諸国で製造された格安LEDライトをどこでも見かけるようになったけど、たいてい単四電池の三本直列とか、CR123などの3.6V駆動なのが気に食わない。
私からすればそんな大量に電圧かければ明るくて当たり前やんという気がするし、単四電池1本や2本ならともかく、3本の充電というのはとても面倒くさいし、またCR123の入手性を考えれば、3.6V電源のライトは好きになれないのだ。

しかし日本橋で見つけた如何にもSurefire然としたこのライトは単三一本をパワーソースとする仕様でとてもお手軽で気に入った。
基本的に白色LEDは3V以上の3.6V駆動なので、DC/DCコンバーターな昇圧回路が入っているのだろう。
格安ライトや高級ライトのように、安直に3.6V駆動の回路の為に同じ電圧の電源を要求するのではなく、最も一般的な電池一本で動かすために昇圧回路を内蔵するという方向性はとてもユーザーフレンドリーである。しかも580円と安かった。
流石に単三1本では単四3本のライトに明るさでは劣るけど、それでもライトとしては十分明るい。安いし見た目も悪くない。これはいいものだ。

ということで、単三1本駆動するライトについてネットで色々調べたのだが、世の中には「ライトマニア」なる人種がいるので情報はいくらでも集まってくる。
そしてそんな「ライトマニア」の熱いサイトを読んでいるとどんどん欲しくなって来て深みにはまりそうである。
amazon ASIN:B001EJI4B8 こんな感じの数万円のSUREFIREを一個買ってしまえば、もう後戻りできないのだろうなぁ…

2008年12月26日

●カシャカシャカシャな晩餐会

wcube.jpg
いつものメンバーでの食べ飲み会で某氏に2X2X2の2連キューブを頂いた。いやーありがたやありがたや。
で、皆が喋っている所を横目に一人で黙々とカシャカシャカシャ…時々話の輪の中に入るもすぐにカシャカシャカシャ…
「全部完成させてから話に加わるぞー」と意気込みながら合わせようと試みるも、食べ飲み会中には完成せず。
結局殆どカシャカシャやっていた…
私は一体何しに来てるねんと。こんな私でも生暖かく見守ってくれてありがたい話である。

家に帰って落ち着いて挑戦してみたらあっさり全部そろった。二つのキューブの連結部分を真っ黒なキューブと捉えれば、2X2X2と同じ解法で解けるのであった。

しかし、この会でのこの私の行動は、何気にこの一年を象徴しているようでもあると思ったりした。

2008年12月25日

●銀色のルービックキューブを触った

ミラーブロックス2ミラーブロックス 職場の枝豆一号君に「RUBIK’S ミラーブロックス 」で遊ばせてもらった。
形状を見ればご理解いただけるように、通常の3X3のルービックキューブを色ではなく形や高さであわせてゆくものであるから、基本的には3X3の解放で解ける。
しかし、しばらくルービックキューブを触っていなかったせいで解法を殆ど忘れていたので結構苦労した。

現代アートなら「人を想う心」とか「夏の海の誘惑」なる題でもつけられそうなぐしゃぐしゃになった形状の立体物が立方体になるのは、通常のルービックキューブのように混ざった色の粒がそろってゆくのとはまた別の心地よさがあった。ということで、思わず家に帰ってamazonで注文してしまった。

しかし、ルービックキューブの解法はあれだけ体が覚えていたのに、しばらく触っていないとすっかり忘れそうになっていたのに自分で驚いた。
ピアノでも何でも毎日触るのが大事だというけど、余りにいろいろなことを覚えようとしてしまうと、それらを覚えるだけでなく、覚えたことを維持するだけで大変やなぁとつくづく思った。
しかし、逆に忘れたころにもう一度触ると新鮮に感じるものでもあることもよくわかった。

2008年09月21日

●MIDIケーブルを作る

いくら家を探してもMIDIケーブルが見つからなかったので、雨の間を縫って買いに出かけたが、今時どの店もMIDIケーブルなんか置いていない。最近はUSBで音源接続するもんなぁ。
やっと見つけた店でも一本が1800円ほどと高くてとても買う気になれ無いので、5ピンのDIN端子と5芯のケーブルを買ってきて作った。
そういえばハンダ付けも結構久しぶりのような気がする。いつやっても、ハンダがぶわっと溶けて銅の網線に染み込み、すっと金属部分を覆って行く様は、何とも癒される。
ハンダ付けが終了した時点でハウジングと熱収縮チューブをケーブルに通しておくのを忘れた事に気付いて「がーっ!」となる。
とはいっても、ハウジング無しの端子むき出しで使うのも嫌なので、嫌々ながら付け直した。
ハンダ付け楽しいねんから喜んでやり直せばいいのに、生産性と関係ないハンダ付けは面倒くさいとしか感じられないのは不思議である。

ソフトウェア音源ではあれほどアップアップしていたMIDI再生も、外部MIDIとして繋いだ電子ピアノに出力してやるとサクサクであった。まぁ当たり前やけど。
MIDIと言えども、大好きな曲が、自分の電子ピアノから鳴っているのはちょっとした感動であった。

2008年09月13日

●浅く広くの力

昔からある、ぱっと見はちょっと怪しいながらも、タダの怪しいだけのサイトとは一線を引いたUMA関係のサイトの運営者が、ネット上のトラブルに巻き込まれて素性を明かした。

若い頃に医療団として世界各国を飛び回り、ガンや老化関係などが専門であるけど、趣味が高じてアンティコルム・オークションで査定を潜り抜けた盗品を発見し、淡水魚に関する長年定説だと思われていた学説を自宅水槽での実験で覆し、その淡水魚が産卵後に確実に死ぬ生態を利用して神経細胞の再回復治療に活路を開き、国家表彰(詳細は不明)を受けている人物であった。

色々な分野に一定以上の才能を発揮し、全く別の物を組み合わせる事で新しいものを生み出してゆく、金銭と地位への志向ではなく、人の為になる事と、自分の好きな事にひたすらつき進んで行くエネルギーにかなり感動した。

電子ピアノを買ってから、あまりにも乏しく有限な才能を多岐に分散させる事で、結局全て中途半端になるのを痛感して激しくうんざりしていた私であるけど、なんかこの人のサイトとサイトバトルのレポートを読んで吹っ切れるものがあった。

スケールと実力はとても比べるべくも無いけど、方向性だけはとても理解出来るし共感できる。色々なものに手を出すからこそ見えてくる組み合わせの妙というものもまたあるはずである。
中途半端でええやん、儲からんでええやん、面白そうな事はどんどんやってみよう。
他人の真似や模倣や命令や依頼でしか何も出来ないよりは、レベルは低くても創造的である事自体に価値があると思えるようになった。
なんか自分の信念と方向性に、また自分自身にもちょっとした自信が持ててとても嬉しかった。

また、時事性と個人性のみを価値とするようなブログ全盛の今時やけど、テキストサイトの底力というものを垣間見た時間でもあった。

2008年09月11日

●電子ピアノが来た日

piano200809131.jpg piano200809132.jpg家に電子ピアノが来た。
CASIO のPX-720なる機種である。

梱包財のいくつかが組み立てるための治具になっていて、組み立て時のネジの位置合わせがびっくりするほど簡単だった。
インパクトドライバーを使ったので組み立てはすぐに終わった。

とりあえずバイエルを進めて行く。物置にならないよう気をつけよう。

二番目の写真は死ぬまでに一度自分で弾きたい、ベートーヴェンの最後のハ短調のソナタ。
public domain な楽譜が手軽にダウンロードできるというのは、良い時代にいるなぁ。と思う。

2008年09月06日

●「ねこ踏んじゃった」恐怖症

バイエルを買ったは良いけど、ピアノが無いので何ともしようが無い。楽譜ばかり眺めていても「あー弾きたいー」とフラストレーションがたまるばかりである。
「バイエル教則本」のおまけとしてついていた鍵盤が印刷されている「紙鍵盤」でパタパタ練習なんて何ともいただけない。ピアノへの情熱はあるけど家が貧乏でピアノを買って貰えないかわいそうな子供みたいな事は、流石にこの歳になってやってられんやろう。
良い大人が紙鍵盤でバイエルの練習をする図ってのは端から見てる分には笑えるけど、それが自分になるのはごめんである。

っということで、色々ネットで調べた挙句、機器選定はほぼ終了した。
とはいっても、いくらネット上の情報を集めても実際に弾いて見ないと良くわからん。と言う事で電気屋さんに繰り出した。

ネットでは色々書いてあったけど、鍵盤のタッチの差なんて私にはほとんどわからん。
いや、正確に言うと、違いはわかるけど、どちらがより本物のピアノに近いのかが全く理解できん。大体本物のピアノを弾いた事自体があまり無いのである。
ばねを使わずハンマーでアクションさせているとか、グランドピアノのように高音になるほどタッチが軽くなるとかいわれてもへーっという感じ。
同じメーカでのグレード差による音の違いってのはつまるところアンプとスピーカー部分の話じゃね?ヘッドホンしたらかわらんし、アンプに入れたら同じやん。
つーか十万円クラス程度の電子ピアノなんかもうどれ弾いても大した違いなんか無いんじゃないかと思うようになって来た。

電気屋さんの電子ピアノコーナーにはちびっ子ばかりがいて、皆狂ったように「ねこ踏んじゃった」ばかり演奏しており激しく腹立たしい。
その中に一人、やたらと攻撃的に演奏する幼女がいて、それは「ねこ踏んじゃった」というよりは「ねこ踏んじゃおう!」じゃないのか?とか思っていた。
無秩序に鍵盤を叩きまくる幼女の群れに「えーいお前らやかましいー!お前ら全員ネコのかわりに踏み潰してやろうか!」と心の中で毒づきながらも、幼女たちに混ざって、難しい顔して真剣に一台ずつピアノを弾いているオッサンの姿はさぞかし気持ち悪かったであろう。

ちゃんと椅子に座って適当にゴルドベルグ変奏曲のアリアを耳コピで弾いていたら、隣にちびっ子が座ってまた「ねこ踏んじゃった」弾き始めた。もう良い加減にしてくれよ。と思いつつも、幼女としばらく連奏していた。
はたから見れば、幼女達に混じってねこ踏んじゃったに伴奏をつけるオッサンて激しく危ないのではなかろうか。

しかし、ピアノを練習する事を思いついたら、「とりあえずベーゼンドルファーのグランドでも一台買うかー」というような身分になりてーなーと思った。

2008年09月05日

●ミーハー対象としてのバイエル

ピアノを始める決心をしたけど、まずネットで情報収集を始めるのは今時のオッサンやなぁと。
昔からピアノの勉強と言えば『バイエル教則本』のイメージで固定されていたけど、『バイエル』も今となっては音楽教育にとって問題になる部分が多いと言う意見が主流のようである。
例えば、ヘ音記号が出てくるのが遅すぎて難しく感じてしまう、ハ長調を標準の調のような扱いをしているので、他の調性に対する扱いと調性に対する感覚がおかしくなる。などなど。
なるほどそういわれればそうなのかなという気もするけど、私にとってはヘ音記号どころかト音記号で既に難しそうやし、調性とか言われても頭でしか理解出来てない。
じゃぁ決定的な入門書があるのか?というとそうでも無い。という現状らしい。それにこれをあり難がって使っているのは日本だけらしいし。

今となってはバイエルもなんか地に落ちたような雰囲気やけど、それでも、私が小学校時代には、同級生たちがバイエル何番まで行ったとか、何番が難しいとか言っている話を聴いて、なんとなくハイソな雰囲気を感じて、憧れ半ば畏怖半ばの不思議な感情を抱いていたものである。

ネットを徘徊するに、私と同じような、こんな風なバイエルに対する感覚を子供の頃に抱いていて、大きくなってからピアノを始めて、『バイエル』に対するちょっとした歪んだ憧れからバイエルを勉強する人も多く、私もこの考え方に結構賛同した。
「バイエルに対するミーハー心」である。

amazon ASIN:4111010202 ネット上にMIDIデーターは落ちているし、それをお手本としながら練習して行けば、ある程度独学でバイエルを進めて行く事も可能かもしれない。
という事で、全音楽出版社『全訳バイエルピアノ教則本』なるものを買ってきた。
これはどうやら『標準バイエルピアノ教則本』の対訳つきのものであるらしく、日本語の説明と英語の説明とドイツ語の説明が同時に書いてある。
音楽と同時に、英語とドイツ語まで学べるお得な一冊である。とも言える。

最初の方は確かに今でも弾けそうだ。しかし最後の方を見るとちょっとありえない事になっている。
人間がこんなものを弾く事が出来るとは改めて驚く。人間の可能性など捨てたものじゃない。

って、こんなものより電子ピアノを手に入れる方が先やんか。

2008年09月04日

●器用貧乏と中途半端貧乏とピアノ

多分私には、あまり一般的なものではないにしろ「趣味」と呼ばれるものは多いかもしれない。しかしそれに向ける時間の少なさの故か、あるいは私の本質的な性向や私自身の才能の故か、どれ一つとして誇れるほどに仕上がったものなどありはしない。

趣味としてある一時期打ち込んだら「その道で何もやっていない人よりは詳しかったり得意」なのはあたり前の話で、その「脱初心者」程度のレベルを超える事なんか殆ど無い。その道の中では自分のあまりにも低いレベルに愕然としたりうんざりしたりするのだ。

器用貧乏の傾向はあれども、傾向だけでそれほど器用でも無く、色々な事に手を出すけど全て中途半端で、言って見れば中途半端貧乏の状態である。
自分自身では「狭く深く」を目指したいのに、気付けば「浅く広く」になっている傾向性を持った自分が嫌で嫌でしょうがないけど、それでもそんな事にお構いなく欲望や興味は沸いて来る。
なんと世界には魅力のあるものが多い事か。

結局折り合いがつくのは「一つ深いものがあればええやんか?」というところなのやろうけど、私に深いものなどあるのだろうか?という問題は残る。
「自分に何か深いものが無いといけない」と思う事自体は多分悪い事ではないのやろうけど、そういった価値の方向性は反作用として「深いものが無い人や、深い所を目指そうとしない人に価値は無い」といった発想が生まれやすい。この傲慢さは危ないねぇ。実に危ない。

それに良く考えてみれば、自分の中で他には無いほどに深いものはこれです。と自信を持って言えるものを持っている人なんかどれだけいるだろう?
そういったものを自分自身として捉えるのは、あまりにもわかりやすいけど、あまりにも不安定な前提の上に立った、あまりに脆いアイデンティティーとなるのではないだろうか。
そういうものが何も無くても、ちゃんと自分自身を捉えられる方向にこそ、自己意識は訓練されるのが望ましいのやろうね。

って、最初は、どうせ中途半端の中途半端ですぐに止めてしまうから、ということで手をつけていなかったピアノを、別にすぐにやめてもええやんか、ということでとりあえず始めてみる決心をした。
という事を書こうとしたのやけど、気付くとうだうだと書いたなぁ。

2008年07月30日

●ルービックキューブを買おう

この日も送別会風飲み会に参戦した。またもや前とは違う、私の中では原節子のレディーにルービックキューブ6面完成で「きも~い」の言葉を頂く。
「ふはは!オレにとっては褒め言葉よ!!」といったところである。

ルービックキューブもどきを100円ショップで買っては配ってるけど、100円ショップのルービックキューブが面白く思えたら、ぜひ本物を買おう。
やっぱり本物のルービックキューブの回し心地は全然違う、色々なお店を見たけど、何気にアマゾンが一番安い。
スピードキュービングキットは2625のところがが1890円、
普通のルービックキューブが2,079円のところが1439円である。

私は「スピードキュービングキット」を買ったけど、軽くて回しやすく中々気に入った。
この軽さは悪く言うとスカスカとも言えるけど、センターキューブの蓋を開けてネジの締め具合を調整するギミックはメカ好きには中々楽しい。

アマゾンではいきなり蓋の爪が割れたとかあまり良い事が書いてないけど、ちゃんとエッジキューブを外して、センターキューブの蓋を丁寧に二つある爪と垂直に起こせば割れる気配はなさそうだ。評判の割には結構しっかりした作りの印象を受けた。

でも、特に回り具合の調節だのキューブの構造に興味が無い人は普通の3x3の方が良いと思う。重量感がありつつもサクサクと回る気持ち良さは中々のものである。
ただしアマゾンでは1439円でギリギリ送料無料にならない…
何かのついでに買うか、何かをついでに買うか、なら良いかも。みんみん

 

2008年07月29日

●ルービックキューブで無限と無と神と人を思う

またしてもルービックキューブの話である。

3x3のルービックキューブの配列の組み合わせが4,325京2,003兆2,744億8,985万6千通りなる天文学的な数字なのは、かなりびっくりする事実やけど、前日に上司より頂いた4x4のルービックリベンジの配列の組み合わせは740載119正6841潤5649溝186穣9874秭939垓7449京8574兆3360億となってもうエラいことになっているらしい。

数字で書くと3x3のルービックキューブが
43,252,003,274,489,856,000通り、
4x4のルービックリベンジが
7,401,196,841,564,901,869,874,093,974,498,574,336,000,000,000通り、
もう想像の範囲を完全に超越している。というのすら超越している。

これを具体的な数字と比較して表すと、3x3キューブの組み合わせは地球の全昆虫の推定数の43倍、
4x4キューブの組み合わせ数は地球上の水分子の14分の1の数となっているらしい。
そう書くとなんか解らないままに、ちょっとありえなくね?という数字なのは分かる。
ある一定以上の数はもう全部同じに感じられるにしても、なんとなく凄いらしいことだけは伝わってくる。

良く「星の数ほど」という表現をするけど、wikipediaによる観測可能な星の数である、7×10の22乗(10ゼタ:1ゼタ=1テラx1ギガ)を基準とすれば、3x3のルービックキューブの組み合わせ数は観測可能な星の数の1750分の1、4x4のルービックリベンジの組み合わせ数は星の数の100ゼタ倍であるらしく、何れにせよ現実的に無限であるといわざるを得ない。

この組み合わせ数から考えるに、ランダムにキューブを有限回数回して6面そろう確立など、現実的には完全なゼロであるはずやけど、実際はちゃんと揃ってしまう。
現実的に無限である組み合わせから、現実的にゼロである状態を作り出せるわけやから、人間の潜在能力ってのは恐るべきものである。
6面の解法なる人間の共通知にアクセスして我が物とする事で人間個体はそんなところまで到達出来るのだ。

そう考えると、あまりにも微小ではかない人間存在であるけど、事実上の無限から事実状の無をピックアップするほどの、神の領域に匹敵するような力を持ってるんやなぁと。
最近は人間の小ささとかか弱さを見たり意識したりする事が多かったけど、ルービックキューブを触っていると、人間は神の似姿である。ってことがなんとなく分かってきたような気がする。
人間って実は凄いんやなぁと。

ってルービックキューブを触ってそこまで言うとは大層やなぁ。と思った。みんみん

2008年07月17日

●山鉾手拭2008

昨日の宵山であるが、今年の祇園祭の趣向は「マイナー山巡り」ともう一つ、手ぬぐいフェチたる土偶は個人的に鉾町オリジナル手拭の購入を目指していた。
とはいっても各山鉾の手拭をコンプリートする暇も体力も資金もないので、見た中で気に入ったものを買うという感じやけど。

tourouyama20080716.jpg tokusayama20080716.jpg shijoukasaboko20080716.jpg

と言う事で買った三枚である。

蟷螂山:
ギクシャク動くカマキリおみくじに長蛇の列であった。
写真の手拭はメジャー山のせいか一色刷りで700円と強気の値段設定。
それでもココの山グッズは値段の価値は十分にあるデザインだと思う。
手拭は三種類程あったけどどれもいい感じのデザインでカマキリがカワユス。

木賊山:
土偶お気に入りの山である木賊山の手拭。
図柄はネコであるが、そのほかにもウサギなど三四種類ほどあってどれもいい感じのデザインで充実していたような気がする。値段もお求め易く500円

四条傘鉾::
「マイナー山巡り」の後に友人との待ち合わせ場所となった、鉾という割にはあまりにも山っぽい四条傘鉾で購入。三色の割りに400円と安かった。
本体は傘と言うよりは「ぼんぼり」。シンボルマークはアダムスキー型。

ということで、山鉾巡行のこの日は蟷螂山手拭を首に巻いて出勤した。

2008年05月22日

●固定ギア三日目とか

固定ギア三日目の出勤。大分慣れてきた。、確かに面白い乗り心地ではある。
よく固定ギアの自転車を「一体感」で表現する人がいるけど、なるほど言わんとする事は分かる。でも今の所私にとっては「一体感」というよりは、「逃げ道のなさ」を感じる事の方が大きいような気がする。

毎日の生活の中での刺激の多さがそのものの充実度と比例している。と考えたり感じたりしてしまうと、自らあえてややこしい状況を選んでしまうような気がする。例えば仕事、例えば本、音楽、食べ物、遊び、恋愛、などなどなど。
微弱な刺激であっても、刺激の量で無く質こそを選びたいものだと思う。と思うのは年のせいだろうか。

仕事後に家に帰ってちょっと横になってみただけの筈が、そのまま寝てしまった。映画も観ず、本すらも読まずに寝てしまった。

2008年05月20日

●固定ギアに乗ってみる。

SURLYの19Tの固定ギアを手に入れたので仕事後に取り付けて一時間ほど乗ってみる。
以前、DURAの15Tがついていた時は余りにも恐ろしくて乗れず、フリーホイールをつけてやっと乗れていたのやけど、乗ってみると意外に乗れるもんだ。

乗る前は「どうやって漕ぎ出すんや?」「どうやって降りるんや?」と想像してたけど、乗って見ると意外や意外に考えるまでも無く体が勝手に反応してくれる。
ペダル回しながらトークリップを足に入れ、ストラップを引っ張って靴を締め付けて固定する。ってのも意外に走りながらでも出来るもんだ。

しばらく走ってみて「バックを踏む」という感覚が理解出来た。確かに街中をとろとろ走る分にはブレーキレバー握らずに速度が調節できるのが良い感じやけど、これがブレーキとして機能するとはとても思えない。しばらくは恐ろしくてスピードは出せないなぁ。
常に「固定に乗っている」と意識している分には良いけど、ふとした拍子に足が止まって後ろから上がって来るペダルに突き上げられるのがちょっと怖い。でもまぁそれも慣れそうな気もする。ようは慌てずにそのままバランスを取れば良いだけだ。
しばらく乗ってみてトップチューブにプロテクターを巻いている人が多い理由がわかった。あそこに座ると変なペダル位置でも車体をコントロールしつつ足を出しやすいんやね。

コグを取り付けてどれだけの強さで締めたら良いのかわからなかったので適当に締めておいたら、強く踏み込んだ時にコグが「ずるっ」と螺子方向に締まり、強くバックを踏むと「ずるっ」と緩むほうに回って滅茶苦茶怖かった。とりあえず一度ギアを外して焼き付き防止にグリスを大量に塗ってから力いっぱいコグとロックリングを締め付けておいた。

ほんの一時間ほど乗っただけやのに、足と腕のの変なところが筋肉痛になった。今まで使わなかったところを使ってるんやろうなぁ。たしかに固定ギアで街中を走るというのは確かに自転車としてまた別のジャンルにある事がよく分かった。
これで一応名実共にピストになったわけやけど、どうするかなぁ。フリーに戻すかなぁ…

2008年04月20日

●似非ピスト黄色度UP/赤く光る酒

朝から自転車を三台洗い、(似非)ピスト君のハンドルを前日にホームセンターで買って来た30cmのステンレスパイプに交換して黄色いバーテープで巻き巻き。すっかり今風の(似非)ピストになった上に黄色度UPである。

hikarukakuteru.jpg光るカクテルなるものを初めて見た。とは言ってもカクテル自体が光るのではなく氷状の発光体が入っているだけなのだが、透明度の低いカクテルだったので、よけいに液体自体が光っているように見えた。
これを口の中に入れてみたい衝動を抑えるのにとても苦労した。
構造としてはLEDが内蔵され、トランジスタのスイッチング作用で外に出ている電極が水分で通電すると回路に電気が流れてLEDが光るようだ。しかし、何でも考えるなぁ。と感心した日曜日。

2008年03月19日

●自転車馬鹿の毎日

仕事から帰り、長過ぎるMTBのハンドルを切り詰め、雪用に装備していたブロックタイヤを街乗り用のスリックタイヤに付け替えた。以前から銛を作るためにグラインダーを回したりするのは日常茶飯事であったけど、夜中に隣家から聞こえる「ゴリゴリ」というノコギリの音をお隣さんは何だと思ったであろう。
流石に「死体を切断している音」とは思わないだろうが、「何か怪しげなものを作っている」位には思われていそうだ。

この一週間の出勤、休み、出勤と繰り返す飛び石の毎日を踏み外しそうな毎日を生きる毎日の毎日を生きる自転車馬鹿の毎日である。

喧嘩は売り手と買い手がいて初めて成り立つものであると思う。売り手ばかりいても買い手がいなければ喧嘩にすらならないのである。喧嘩を安売りする人もいれば、いくら安くても買わない人もいる。
罵倒でなく因縁をつけるでもなく、問題解決であったり融和を目指して目的的により高次なものを志向して行われる対立はたぶん「喧嘩」とは呼ばない。
喧嘩はするものじゃない、売ったり買ったりするものだと思う自転車馬鹿であった。

2008年02月27日

●薄くて軽くてポップで黄色なストイック

nico_yellow_ll.jpg
 アドエスを心置きなく無茶できるようにW-SIMを差し替えて使うための「nico」っていう電話を某オークションで買った。

カメラもなくWEBも画像も見られず、添付されたファイルは問答無用で消され、当然のようにイヤホンジャックも赤外線ポートも無い、電話とメール以外の機能を完全に削ぎ落としてある。
土偶父にこの端末を見せたら「年寄り用のやつ?」と言ったくらいにシンプルでかつストイックな端末である。まぁストイックと言う割にはポップな色調であるが、土偶の好きな黄色である点も良い感じである。
「電話とメール端末でしかありえない」この電話は「電話機能がついたパソコン」であるアドエスとはおおよそ対極の位置にあるだろう。

この端末は軽くて薄いのでネックストラップにぶら下げやすく、予備用だけでなく仕事の時にも使おうと思っていたけど、使ってみるとメールの送受信が異様に早いのがとても素晴らしい。やっぱり電話はこうあるべきだと思う。
なんかこの端末をずっと日常的に使うのもいいかも。W-SIMなしのアドエスは電話機能の無いパソコンやから単体でも十分使えるしなぁ…

2008年01月16日

●「電話機能のついたパソコン」に替えた。

前日の話であるけど、もう何年使っているか分からないPHSの「京ポン」ことAH-K3001Vをとうとう機種変更した。
ades.jpg社名がWILLCOMになる前からずっと使っていた機種なので3年は遥かに超えていると思う。充電台に乗せても充電しなくなり、直接USBに繋いで充電していた上に、最近電池のもちが極端に悪くなった。
まだまだこの端末を使うつもりで、土偶の上司が持っている使っていない同機種の電池と交換してもらっても劇的に改善したとは言いがたかった上、腐ったはずの電池は上司の端末で特に問題なく動いているという事で、もうこの端末ダメかもと悟ったのが大きな理由である。

この京ポンで中途半端にPCっぽいことが出来る電話はもうこりごり。結局そんな機能使わんやん。ということで、当初は電話として最も完成されているPHSと評判の高い東芝のWX320Tなる機種にするつもりでお店に行ったのやけど、お店で店員さんと話をしていてWindows mobile 6が搭載されたAdvanced/W-ZERO3[es]を激しく薦められ、「え~」と言いつつも、実際に動作しているお店の端末を触らせてもらっいるうちに衝動的にこれに決定してしまった。

現在「W-VALUE SELECT」なる分割払いによる2年間保障のついた端末購入サービスで機種変更すると、1月末までの期間限定サービスで機種変更手数料がキャッシュバックされるらしい。
更にこの機種は学校関係者向けのアカデミック割引期間中ということで、「W-VALUE SELECT」なるサービスの端末代月々1150円が0円になるらしい。

つまり、今この機種にすると、2年使えば端末代が実質0円、1年で13800円、2年保障つきの諸費用なしと、丸々タダに2年の端末保障がついてくるという事になる。
これは今買わずにいつ買うっていう事で機種変更。まぁ、実際は一円も払ってないねんけど…

確かにこれは「パソコン的機能のついた電話」ではなく「電話機能のついたパソコン」である。しかも私が持っているノートパソコンよりスペック的に上である。無線LANも標準搭載やし…

電話としてはデカくて重いけど、やっと人並みに、それなりのカメラを搭載した、外部メモリと動画対応の、赤外線通信、QRコード、MP3再生が可能な電話になり、今までちょっとした疎外感を感じていた赤外線での電話番号交換の輪に入れることが出来るようになってめでたしめでたしである。

2007年08月31日

●8月最後は自転車のチェーンと

仕事帰りに近所の自転車屋に寄り、チェーンオイルとその他なんでもオイルに使う為にWAKO'S のメンテルーブを、ばら売りされているのを発見したKMCのミッシングリンクを買う。
KMCのミッシングリンクは以前買ったWippermanのConneX Linkに比べると高い工作技術が盛り込んであるような気がする。刻印もくっきり決まってるし、がちゃがちゃくねくねやっても全然外れる気配が無いのに、両横から挟んで押しつけつつ前後にずらすと「すこっ」と外れる溝の構造なんかはスゲーと思った。たぶん単価辺りの技術量はミッシングリンクの方が上だろう。まぁ普通の自転車乗りしてる分にはどちらでもまったく問題も違いもないやろうけど。
しかしながらConneX Linkは言い方を変えれば構造がシンプルっていうことやし、コネクタの穴が機能的ハート型構造をしているのは見た目にもちょっとしたオサレポイント高しであるだろう。まぁほんのちょっとだけやけど。

ロード君はミッシングリンク、マウンテン君はConneX Link、ピスト君は割りピンで簡単にチェーンが切れるようになって、明日こそは自転車を洗おうと思った八月最後の日でもある金曜日だった。

2007年08月09日

●黄色い自転車、サラリーマンのミイラ

黄色のフレームのピスト君のタイヤをこの間黄色にしたのだが、チェーンも金色にしてみた。
殺人的な炎天下の中、こんな派手な自転車で出かけた。
走っていると大丈夫やけど、信号待ちがダメ。苦行としか思えない。
久しぶりの平日休みで銀行やら図書館やら本屋を回り、スタバで休憩した後帰ったのだがとにかく暑すぎる。
木陰のベンチで寝転ぶ営業と思しきリーマンを見て、このまま一日置いておけば綺麗なミイラになるやろうなと思う。
この暑さは都会に向いてない。家の前で円形のビニールプールではしゃぐちびっ子を見て本気で羨ましかった。
こういう日は海やら琵琶湖やら川に行くべきやと思った夏の日であった。

2007年05月03日

●「福田平八郎展」@京都国立近代美術館 に行く

とても天気が良くお散歩日和でその他色々日和でもある。京都国立近代美術館へ「福田平八郎展」を見に行ってきた。
お向かいの京都市美術館でやっている「大エルミタージュ美術館展」にチケット買う行列が出来るほどの人が押し寄せていたのに引き換え、「福田平八郎展」は控え目に言ってガラガラ。お陰でゆっくり見られたが、ちょっと複雑な気分である。

福田平八郎は私が好きな日本画家の一人で、彼の京都市立美術工芸学校の卒業制作が同校の買い上げになり、宮内省買い上げの作品を出して画家として認められるなどそれなりの地位の画家としてあったけど、師と画塾に属さない孤高の画家として過ごし、日本画壇の最高峰でありつつも今までの作風をかなぐり捨てた絵を描いたりと常に変わり続ける姿勢は、ジャンルは違えど「帝王マイルス・デイビス」のようでもあった。

絵画というのは、何らかの対象に対して我々常人や凡人が見過ごすような美(或いは醜)をスポットライト的に浮かび上がらせたり捉えたりして表現するものやと個人的には思うのやけど、福田平八郎が何らかの対象の中の着目した点が私にとってもツボである事が多い。
ちなみに私が好きなのは作風の変わった「漣」「雨」あたりからで、彼の作品からは、自然や日常や周りに対する慈愛に満ちた眼差しが伝わって来てなんともほんわかするのである。

で、今まで彼の作品は画集でしか見た事が無く本物を見たのは始めてであり、さらにはこの展覧会は予想してた倍くらいの数の作品があってもう感動もひとしおであった。
かの有名な「漣」の本物はかなりデカく、遠目から見ると本当に水面のように見えるので、当たり前やけど「おー」となった。近寄った時と遠目から見る印象が全く違うってのは画集では味わえんやね。
彼がずっと題材にし続けてきた「鯉」も時代ごとに変わって来ていてその様を見るのも中々面白かった。
なかでも「雀と葱」(葱と雀やったかも)がたまらんかった。苗を植えたばかりの葱畑で遊ぶ雀を遠近感を無視したように平面的に描いたものやけど、なんというか雀の雀らしさと、葱の苗からちょこっと青い芽が出てるところに癒されまくった。

あと、この展覧会では主要な作品に平八郎自身の解説文が付さされており、それを読むと彼のお人柄に触れたようで妙に和んだ。

2007年01月28日

●北山、真鍮製品への物欲リビドーをやりすごすピスト君

天気が良いのでピスト君に乗って北山界隈に散歩へ出かける。
雑貨屋、文房具屋を回って仕事で使う良さげなノートを探すも、これといったもんが無い。
無駄にゴテゴテした真鍮のドアノブとかタオル架けとか水道の蛇口を衝動買いしそうになるのを何とか思い止まり、いろんな店をぶらぶらぶらぶら。
以前あったlisnキタガワ釣具店が無くなってからというものこのあたりはあまり行くところがなくなった。
一人で喫茶店だのカフェだのに入る習慣がないので行くところが限られるなぁ。
北山か一乗寺かという比較は私の中ではビレッジバンガード恵文社かという事になりつつある。

今のところピスト君はLook互換のULTEGRAのビンディングペダルをつけているのだが、これだと歩くとカタカタ音がして「何この変な人?」って目で見られるし、靴を服に合わせるっつーのが不可能なのでトークリップにしようかなと。ピストってトークリップのほうがいけてんの?
ピストに乗り出してから踏み込みと引き足を同時に使って一気に加速した時に、自転車との一体感がロードとかに比べて遥かにダイレクトに伝わって来る感じの強烈な加重感にしびれているのだが、中途半端にトークリップに付け替えるとその感じが出ないんではないだろうか?

あとブレーキレバーもULTEGRAのエアロなんがロードのブレーキと同じセッティングでついているのだが、これもBMXだかのレバーをハンドルバーの水平になってるところにつけるほうがええのやろうか?
ちょくちょくブレーキ握って速度を調整するのは激しくうっとうしいので、バックを踏んで速度を落とせる固定ギアもいいのではないかと思い出してきた。

トークリップに付け替えるか、ブレーキレバーをBMXチックにするか、フリーをやめて固定ギアにするか。
悩み多き幸せな日曜日であった。

2007年01月25日

●能書きは小さくで行こう

ブレーキ&フリーホイールを装着した弱気なピストで出勤。
ギア比が高く、ハンドルも幅が狭くてポジションが取りにくいトラック仕様で慣れるまではちょっとしんどそう。
でも見れば見るほどシンプルな構成で、本来自転車とはこうあったもんやなという気もしてくる。

今時のピストは競輪というよりはメッセンジャー文化圏のようなイメージがある。
ロード乗りやマウンテン乗りとはまた別の人種のヒッピーやらストリート系なんたらやらのカウンターカルチャー系の人の乗り物で、固定ギアで足を回し続ける事が動体となる事であり、車の流れに乗って交通と一体化して走るのを禅にたとえ、ブレーキは急激な変化をもたらすものであるから思想的に受け入れられないとか言っちゃうイメージがある。

実際フリーホイールもブレーキもつけてるのでそこまでは言うつもりもないし、交通戦争の中で「固定ギア道」を命をかけて極めるつもりもさらさらないけど、自転車自体がもつエコロジカルな方向性はより強調された形で自分自身に意識されるものではある。

まぁピストやろうがロードやろうが気楽に乗ればええやん。なるべく能書きは小さくまとめたいやね。ということである。

2007年01月23日

●やんごとなきミスター、競技用ママチャリ

今日は仕事が休みという某43も昼食の会に参加なされたのだが、彼の「カレーライス」と「カレーうどん」というチョイスに「あひゃひゃ」と笑いつつも感動を覚えずにはいられず、尊敬の念を抑えきれない自分がいる。
串カツ屋で一番最初にカレーを食べる彼のことであるからして、カレーの扱いに関しては至高で孤高の芸術の域に達しており、いやはや、やんごとなきお人である。

開発&保守担当していたプチシステムの二つを、良い感じの区切りのトコまでバージョンアップ終了し、根を詰めていた仕事もひと段落。

早い目に職場を出て行きつけの自転車屋で頼んでおいたピストにつけるためのフリーホイールを買う。
しかしながら土偶が所望した18Tあたりはママチャリ用の部品しかないらしく、店のマスターに「どうする?16やったらまだええのんあるで?」と言われるも、ええーいもう待てんわーと買ってしまう。
帰宅後早速取り付け、DURA-ACEとSUPERBE PROのみで構成された、当時最高グレードのトラック用自転車にママチャリ用のフリーがつくという何とも妙な構成が出来上がる。

早速試乗する。うむ。確かにこれは漕ぎ味が軽い。確かに軽いが…これでもかというほどメンテナンスしたママチャリにドロップハンドルとビンディングペダルをつけて乗っているようでもある…

2007年01月20日

●散財、SIGG、防水ラジオに外部アンテナを

sigradio20070120.jpg radio20070120.jpg
昼から買い物に出かけ、新しいSIGGの深い青のボトル、オーディオセット用チューナ、お風呂用防水ラジオ、自転車用タイヤ、などなどなどなどと散財する。

買ったお風呂用防水ラジオは二枚貝のように蓋が開いて、中にLine in端子とオーディオプレイヤーが内蔵できるようになっているので、風呂でipodで音を鳴らしながら数時間ほど本を読む。
このアンプつきラジオの内蔵されたアンテナは小さく、AMはキャッチするもののまともにFMを拾わない。
FMを結構聴く人にとってはこれはちょっと痛い。そういうことで外部アンテナをつなげるようにするべく改造を施す。
ラジオを分解して内蔵されているアンテナにケーブルを半田付けし、ケースの外と中を防水性を損なわずに電気的に繋ぐために、ケースに穴を開けてネジを切ったところにステンレスのボルトをねじ込んで通し、裏表からナット挟み込むようにして固定する。
内側のボルト部分にラジオの内部アンテナから延びたコードを繋ぎ、外のボルト部分は外部アンテナの接続端子とした。
あとはロッドアンテナを取り付けるなり電線を繋ぐなりいかようにもなろう。
これで風呂で「ベストオブクラシック」が聴ける。ああ嬉しや。

父が遥か昔に買ったものの全く乗っていなかったトラック競技用自転車の固定ギヤのスプロケットを外し、替わりに取り付けるべきシングルのフリーホイールをいつも行く自転車屋さんに注文しておいた。
すでに後輪にブレーキを取り付けて新しいタイヤを買い、部品が届き次第乗れるようにしてある。部品が届き次第土偶もピスト乗りに。ああ楽しみだ。

2006年09月02日

●プレデター度アップ

morisaki20060903.jpg
ウェットスーツを買った。
4mm表裏クロロプレンジャージの激安ツーピース。
黒一色で色気もそっけもなく、安さと頑丈さだけが取り柄やけど、春秋に潜られれば良いなと言うことで。
ダイビングでもなくサーフィンでもなく、魚突きのために買ったというのが何とも。
ウェットを着て海に潜るなんざ季節感を無視してるという見方もあるけれど、旬の魚を狙うという意味では季節感アリアリやと思うぞ。

そしてチョッキ銛の銛先の生産に入る。回るグラインダー、飛び散る火花、蒸発するドリルオイルの臭い。
決して一般家庭からはしない音と振動を立てながら、ここで警察に踏み込まれたら「魚突く銛作ってるんです」と言っても信じてもらえないだろう。などと考えながら土偶鉄工所フル回転。
近所の皆さん御免なさい。m(__)m

で、完成したのが冒頭の写真。素人仕事にしてはなかなか良い出来だと思う。
長くした二股ヤスの押さえに不安を残し、「押さえテク」を磨かないまま、チョッキ銛に転向するのも本来の本意ではなかったのだが、銛を撃ち込めばほぼ確実に取り込めると言う魅力は捨てがたい。中層付近の魚も押さえの場所を考えることなく突けるだろう。
バラしが減って無駄殺しを減らせると言う意味でも、数少ないチャンスを有効に生かせるという意味でも手銛の行き着く先はやっぱりチョッキ銛になるのだろう。

試行錯誤を重ねた手銛製作も、名実ともに「ヤス」から「銛」になりこれでほぼ完成形に至ったと思う。
後は潜り技術を磨くのみなのだが、ここで新しいマスクとフィンが欲しくなって来るのが辛いところ。シーズンオフになるのでネットオークションなら安く買えるかもしれない。

ウェットスーツとチョッキ銛という装備が整い、装備の力で俺の攻撃力は上がっただろう。
しかし、魚つきとか素潜りを趣味としない人から見れば、俺の変態度合いがレベルアップしたようにしか見えないのは痛いところ。
それでも、家で無地で黒一色のウェットスーツを装備して腰にナイフとスカリとウェイトを装着したベルトを巻き、手銛を片手に鏡の前に立って見ると、「何やねんこいつ...これが俺なんか?これが俺か?」と軽い眩暈すら覚える。
まぁ、なんと俺は遠い所に来てしまったのか。とは思う。

いずれにせよ、夏が終わって装備がそろい、俺の魚突きシーズンが始まった。
あとは海へ行くだけだ。

夏であることに拘らず海を目指せると言うのはなんと幸せなことか。
これも拘りからの開放の一つの形であると思う。

2006年07月27日

●銛

これを書いているのは28日。
この日、27日は一日バタバタしていたような記憶があるが、なにをバタバタしてたのかは全く覚えてない。

家に帰って銛を触ってた。
二股のままいくか、試作段階のチョッキ銛を本格的に導入するか悩むところやけど、チョッキが生きてくる回遊魚や60オーバーを狩る域に全然達してないし、穴撃ちが出来なくなるのがちょっと痛いので、しばらくは二股で行こうかと。

ヤス先が焼き入りの高級品になり、一番先端のシャフトがカーボンになり、シャフトの中空部分に発泡ウレタンが詰め込まれ、浸水しても浮力を維持できるようになった。
去年に比べて水中での質量が減ってヤス先が鋭くなっているので、貫通力と初速が大幅にアップしているはず。フルメタルジャケットを装填したライフルみたいなもんやな。
ヤスにストッピングパワーなる概念はないので、これでいいのだ。

そろそろ夏モード。これでいつでも戦える。
で、とりあえずフロで潜ってみた。