2009年06月28日

●買って来た生肉を食べるといふこと /臓器商人マダム・モツとの対話

モツといえば今までお店でモツ鍋やらホルモン焼として食べるばかりであったが、初めてモツ専門店で生で売っているモツを買って来て調理して食べた。
店先のショーウィンドウのアルミのバットに各種臓器がでーんと並んでいるのはなかなかすごい光景である。こう見ると臓器というのがありとあらゆる色と形状をしていており、その多様さはそれら臓器が担っている様々な機能やシステムの多様さでもあるのだろうと想像できる。そして、その臓器の多様な恒常システムのお陰でわれわれが生きていられるのをしみじみ感じる。ような気がする。
そしてお客さんが来るたびに巨大な臓器が塊から切り出されて売り飛ばされてゆくのはちょっとしたカルチャーショックというくらいのインパクトである。
私が物珍しげに売られている臓器や肉塊をルンルンで眺めていると、お店の人が話しかけてくれていろいろと説明してもらい、臓器と内臓と生命の神秘について、お店で臓器を商っている「マダム・モツ」と小一時間語り合ったのであった。

とりあえずいろいろなモツがセットになっている「モツ詰め合わせ」的なものと、なんとなく気に入った「ハチノス」を買ったのだが、100グラム50円なるやたらと安い単価で目を引いた「チレ」なるモツについて質問してみると、どうやらそれは牛の脾臓らしく、レバーと同じように料理すればいいらしい。
お店のマダム・モツが言うには「私らは生のままユッケのようにして食べているけど、新鮮ではあるが生食用として売ってはいないので、生で食べられますとは言えない。」ということで、要するに生で食べるなら自己責任で。ということであるらしい。
店先で買って来た生肉を食べるという行為に激しく心を動かされ、まぁ安いしとりあえず、ということでそれも買ってきた。

焼いて食べるなら薄皮一枚を剥がして、生で食べる時はその下の厚い皮も剥がしてと教えてくれたので、魚の皮をひく要領で皮をめくって3x1センチ位の短冊に切って、ごま油と塩とラー油を少したらして食べてみると、これは美味しい。かなり美味しい。
とりあえず適当な量のチレと刻んだネギ生姜も加えて食べた。
あるだけ全部食べたかったけど、大量に食べるとお腹壊しそうだったのでほどほどにしておいたが、ちょっとした肉食獣の気分であった。
小皿に一盛り食べてまったくお腹を壊さなかったので、もっと食べればよかったとも思う。

残りのチレは、レバーと同じだというので、皮を全て剥いだものと、薄皮一枚だけを剥いだものをフライパンで塩コショウと生姜で炒めて蒸し焼きにしてみた。
確かに味はレバーであるが、薄皮一枚だけ剥いだものは表面の皮の感触がグニグニしていて不思議な食感であった。焼くならもっと臭みを取るような味付けのほうがよさそうである。

で、メインのモツ鍋を以下のように作ってみた。

1、「モツセット」と「ハチノス」は小さく切って丁寧に水洗いし、さっと茹でた後に、もう一度水を替えて茹でて下茹でとした。
2、鍋にお湯を沸かしてモツとネギと土生姜を投入して煮込んだ後、お店でもらった焼肉のたれ状のものと味噌を入れて味を付ける。
3、キャベツやらネギやら野菜を山盛り投入し、蓋をしてグツグツ…
4、野菜がヘナヘナになったら食べる。
5、具がなくなったら残りのだしに中華そばなどを入れてグツグツ…

・ネットで持つ鍋の作り方を調べていて、モツの下ごしらえと料理は臭みを如何に抜くかというのがコンセプトであるようなことが書いてあり、どれだけくさいのかと思っていたけど、大して臭くなかった。これならもう少し下茹でを短くし、モツ自体からもっとだしをとっても良かった。
・だしとして焼肉のたれと味噌を入れて味を見た時に、たれの味しかせずにちょっとした「やっちゃった感」を感じて失敗したような気がしたけど、野菜から出る甘みで後から美味しくなった。

ただ出てくるのを食べるのと、自分で調理して下ごしらえすると料理の印象はまったく違うのでは当たり前であるけど、ただの薄っぺらい膜や管状組織や立体構造をもつ器官の断片でしかない生のモツを洗ったり切ったりする為に見て触っていると、これも食べ物なのか…とかなりのカルチャーショックを受けた。
海で魚やら頭足類を捕獲した際に下ごしらえの段階で海に捨てていた内臓も、ちゃんと洗ってちゃんと調理すれば立派に食べられるやん。という確信を得た。
なんというか、店先で買ってきた動物の内臓を調理するだけでなく、生のまま食べるという行為を問題なく実行したことによって、自らの野性性やサバイバル能力を一つ上の段階に押し上げたような気がするのであった。

2009年06月21日

●初海2009 その3 「突きたい背中」(ボラ編、ボラフルコース)

イカとカニは捕獲したものの取るべき魚が見つからない。キジハタもイシダイも見かけず、メバルは十センチちょっとと小さすぎる。一度だけ遠巻きにこちらを伺う巨大チヌと遭遇するも、寄りきらずに海の彼方へ去っていった。
今日の漁獲は頭足類と甲殻類だけで魚類なしか…と思いながら浅場を移動中に、海底付近のテングサの林に頭を突っ込んで何物かをムシャムシャ食べている、まったくこちらに気づいていない巨大ボラを発見した。
本当に野生動物なのかと疑うくらいに無防備すぎる。無条件に大人を疑いの目で見るように教育された最近の小学生のほうがよっぽど警戒心がありそうである。
魚突き人の間でボラを突く事はとても恥ずべきことであるのだが、ちゃんとした魚を狩っていない状態であの無防備な背中を見ていると、突きたい欲求が膨れ上がってくる。
これはもう「突きたい背中」である。結局欲望を抑えきれず、ちゃんと食べるから良いか。と捕獲決定。

20090619bora.jpg 頭を一突きでキルショットと行きたいところだが、藻の中で頭が見えないので十分に間合いを詰めたうえで背鰭の基部にフルパワーの一撃。もうほとんど辻斬りのようである。
ガンガン暴れるのを藻の上に押さえつけて、指ストリンガーで魚を掴んでヤスを抜いて浮上する。ナイフを抜いてまず脳天に一撃、そして鰓蓋から脊椎に向けて刃を差し込んで大動脈一閃、ついでに鰓を毟り取り、活け〆と血抜き完了。ゆらゆら沈んでゆく鰓に群がるベラやカサゴ、ギラギラする水面で手の中で血に染まって死んでゆく魚の血煙で染まる海に酔う。
同じような状況でもう一匹追加して、計二匹の70センチくらいのボラを腰にぶら下げる。イカとボラあわせて本日の捕獲率は100%である。3ショット3キル!さて、こいつをどうやって食べるか。

釣りをする人の間では食べ物ではないという扱いを受けているボラであるが、綺麗な海域のものをちゃんと血抜きしてちゃんと内臓を取って下処理して食べればとても美味しいというのも良く聞く。
海岸で鱗を落とし、内蔵を摘出して可能な限り綺麗に洗う。鱗と内臓を落とした状態で、「ボラのヘソ」あるいは「そろばん」と呼ばれて珍味とされる胃の幽門と一緒に家に持ち帰った。
写真の「鱗落とし」はちゃんとしたお店で買った真鍮製のもので気持ちよくバリバリ落ちる。
包丁の背や百円ショップで売っているようなものを使うのとは雲泥の差である。

可能な限りぬめりを落とし、腹部の内側の脊椎に沿って走る大動脈の外膜を破った上で、歯ブラシやたわしを駆使して可能な限り血合いや良くわからない汚れを落とす。これだけでかいと動脈に残っている血の塊も侮れない臭みとなる。これボラ?っていうくらいにぴっかぴかにして綺麗にする。
ここまでくればボラ自体は余り匂わない。肉質自体はタイに近いものがある。後は三枚におろして、アラと食べる部分に分ける。
刺身にすると白身と血合いのコントラストが綺麗である。
釣りをする人間は「ボラを食べている」と考えると、何か「スカンクの肉を食べている」ような生理的な拒否反応が起こりそうになるのだが、そこをぐっと押さえて食べてみるとまったく臭みを感じずにとても美味しい。タイと称してボラを出す旅館があるというのも頷ける。ボラに対する偏見がない人は、美味しい美味しいと喜んで食べるのが可笑しい。

とりあえず、臭みを消す料理として、カルパッチョ、南蛮漬けにしてみたが文句なしに美味しい。巨大ボラなので肉が分厚く食べ応え満開である。
さらに残ったアラを湯通しした後、きつい目の生姜と一緒に味噌汁にしたのも絶品であった。

結局、ボラの刺身、ボラの洗い、ボラカルパッチョ、ボラ南蛮漬け、ボラ生姜味噌汁と、もうボラフルコース状態だったのだが、どれも文句なく美味しい。しかしこれだけ巨大なのが二匹もいると食べても食べてもボラが減らない…
ということで、次回からは積極的にボラを狩っていこう!ただし一匹だけ…

で、作り方、

ボラの刺身、ボラの洗い:
さく取りして皮を引いたボラの身を薄くおろす、そのまま氷水にくぐらせて身が収縮すれば洗いになる。
でも、厚い目に切ってガリガリした食感で頂く方がいいかも。
皮付きのままキッチンペーパーを被せて熱湯を注いで霜皮造りにもしてみたが、これだけでかいと皮が分厚すぎてグニグニ…

ボラカルパッチョ:
1、にんにくスライスをオリーブオイルで揚げる。良い色になったらにんにくを取っておく。
2、キュウリと玉ねぎの薄切りを皿に敷く
3、皮を引いて刺身状にしたボラの身をその上に並べる。
4、バジルの葉と揚げたにんにくスライスを振り掛ける、レモン汁とオリーブオイル、塩コショウを混ぜたものを振り掛ける。
5、冷蔵庫でよく冷やして食べる。

ボラ南蛮漬け:
皮付きのボラの身に片栗粉をまぶして揚げる。
三杯酢+だしを入れたボウルで人参、玉ねぎ、キュウリなどの細切り野菜と混ぜ合わせて終了

ボラ生姜味噌汁
湯通ししたボラのアラで出しなしで味噌汁を作る。
適当に切ったねぎとちょっと多い目の生姜を入れる。

おまけ、ボラのヘソの塩コショウ炒め:
適当な大きさに切ってこれでもかとよく水洗いした「ボラのヘソ」を塩コショウで炒める。
砂肝のような食管と味で、確かにこれは珍味である。
とても魚を食べていると思えない。


20090619boracourse.jpg写真はフラッシュをたいてしまったので写りが悪いけど、ボラ料理+カミナリイカとサザエの刺身+カミナリイカの天ぷらである。
右上が「ボラ生姜味噌汁」、その左が「ボラのヘソの塩コショウ炒め」、白い皿の上の茶色い皿が「ボラカルパッチョ」、左下が「ボラ南蛮漬け」である。

2009年06月20日

●初海2009 その2 「エキセントリック青年ガザミ」 (ガザミ編、ガザミとサザエのワイン蒸し)

20090619gazami.jpg海底で魚を食べるガザミを通りすがりに発見する。人間で言えば大学生くらいのお年頃の、砂に潜りもせずに派手な模様の背中を丸出しで海底でお食事しているエキセントリック青年ガザミの目立つこと目立つこと。
カニごときにヤスを撃ち込むのは「海中プレデター見習い」である土偶の名が廃る上にカニミソもはみ出すやんか。ということで手づかみで捕獲した。
グローブ越しであるけど思いっきり挟まれてちょっと痛かった。十五センチほどのオスのガザミであった。

こいつはサザエスパゲティーにするために用意してあったサザエと一緒に白ワイン蒸しにする。
カニは生きたまま熱湯やらフライパンに投入すると生命の危険を感じて腕やら足やら鋏やらを分離させるので、フライパンに入れる前に目と目の間から金串を刺して生締め〆ておく。しかし〆る時ももたもたしているとエマージェンシー腕分離を発動させるので、生命の危険を感じる隙を与えずに、仕事人のようにザクッ(金串を刺す)、くいっ(金串を倒して脳神経を破壊)、クタッ、ピクピク(カニが絶命する)と手際良くする必要がある。

20090619gazamiwine.jpg ワイン蒸しとはいっても、このくらいのサイズのガザミなら殻を油で炒めておくと殻ごとバリバリいける位にもろくなるので、まず、フライパンに多い目のオリーブオイルを入れて暖め、カニが赤くなるまで炒める。
そしておもむろに白ワインをどぼどぼ投入。身、貝柱、肝の三つの部分に分解したサザエと一緒に煮るくらいの勢いで蓋をしてグツグツ。
で、白ワインを飲みつつ、二つに割ったカニを足のところを手でつかんで鰓だけ毟って殻ごとバリバリ、サザエをパクパク。
これはいいおつまみや…
海は梅酒より白ワインが合いますなと。わかったような事を言ってみる。

2009年06月19日

●初海2009 その1 「釣れないので突いてみた」 (カミナリイカ編、イカ肝と白ワインベースのカミナリイカスパゲティー山葵アオサ添え)

真夏と変わらない強烈な日差しの中、海に向かう。
食料は現地調達の予定であるけど、一応地元のスーパーで食料を買って氷を調達してゆく。
サザエは安くて3つ250円、平均的には一個100円くらいである。

今年の初海は誰もいない海と浜だった。去年に新調した二股ヤス先を手に海に入る。一面の砂浜、目の前を群れをなして通り過ぎるマアジの大群、海底で餌の取り合いで喧嘩しているネズミゴチ、海面と海底で乱反射して目を射る光の渦、何度感じても慣れない至福の感覚である。

20090619kaminariika.jpg 深度10mほどの沈み根を捜索中に二匹のコウイカ系のイカが根と砂の境界らへんで佇んでいるのを発見。
手前のイカは少し小さめでその向こう側にいる大き目のイカにははっきりと大きな「目」のような斑紋が確認できる。ということは、手前の小さいのがメスで向こう側の大きいのがオスのカミナリイカだろう。時期的にこの二匹は卵を産みに来たか産み終わったつがいにちがいない。
産卵しようとしているカップルを襲うのに一瞬ためらったものの、気にせず向こう側のオスめがけてダッシュ、こちらに気づいて逃げの体勢になったところにヤスを撃ち込んで難なく回収。この種のイカがスミイカと呼ばれるだけのことはあり、辺りが黒く染まるほどに大量の墨を吐いた。
甲長30センチほどの見事なカミナリイカであった。
先々週から釣りたくてしょうがなかったイカであるが、釣っても釣れないので突いてみた。というところである。

とりあえず現地で足を数本ぶった切って刺身にする。
魚は死んでから一日後以降が最高に美味しいけど、イカの刺身だけは採りたてが最高である。
このイカは正式な和名はカミナリイカであるけど、一般的にはモンゴウイカと呼ばれるイカであり、さすがにその刺身は美味しすぎる。

20090619ikaspa.jpgということで刺身だけでは芸がないので、当初はすでに材料を準備して作る予定であった「サザエスパゲティー」の予定を変更しイカ墨スパゲティーを作ろうと思っていたのだが、あるだけ吐いたせいか解体した時には墨袋は空だったのでとても残念。ということで、「イカ肝と白ワインベースのカミナリイカスパゲティー山葵アオサ添え」を作った。
以下作り方:

1・海水2、真水1くらいの割合の水でスパゲティーを茹でる。
2・その辺で取ってきたアオサをオリーブオイルで炒め、繊維が崩れてきたところに白ワインを注ぎペースト状にし、ピリッとするくらいに山葵を入れる。これは小皿に出してとって置く

3・にんにくスライスを揚げたオリーブオイルで潰したイカの肝を炒めて白ワインを注いでソースとし、塩コショウで味を調える。
4・ぶつ切りにしたイカのゲソやら何やらをちょっとだけ炒めて、茹で上がったスパゲティーを投入。
5・混ぜ合わせた後、2の山葵アオサを上に盛り付けて出来上がり。

イカ肝の濃厚な味とにんにくの風味と山葵アオサのピリピリ感がとても美味しい。これはどんなお店で食べるどんなスパゲティーよりも美味しいと思う。
太陽の日差しを浴びながら、視界に海しかない状態で、キンキンに冷やした白ワインを飲みながら、このスパゲティーを食べているのはこの世の楽園である。

2008年12月14日

●専用工具がまた増える/ギンナン割ります

私の家には、どの家庭にもある電子レンジや電気ポットが無かったりするわりに、例えばグラインダーやボール盤や自転車用のフリー抜きなどの、一般的に家庭に無い工具や道具が多いという妙な傾向がある。
料理に関しても、今まで百円ショップの「うろこ落とし」を使っていたのが、ちゃんとしたお店で手に入れたホンマモノの真鍮製の「うろこ落とし」の作りと使い心地に感動してからというもの、やたらとその用途に特化したほんものの道具に惹かれるようになった。

ginnanwari.jpgで、某氏から銀杏の実をいただくようになってギンナン消費量が飛躍的に増え、ホンマモノの「ぎんなん割り」がどうしても欲しくなった。
当初はこのタイプのギンナン割り を買おうとしていたのやけど、これは見た目は良いわりに、挟むポイントが先に無いので手返しが悪く大量のギンナンを割るのに非効率であろうということで、実店舗を数件回り、ネットで情報を集めに集めた末に出した結論がこのギンナン割りである。
挟む部分にアールがついている上に、ストッパーを適切な位置に設定すれば、ぐしゃっと力任せに握りつぶしても実が全く潰れなくて気持ち良い。
むぅこれはいいものだ。ギンナン美味しいなぁ。

2008年11月01日

●「チンジャオ麻婆ロース茄子チンゲン」という名の炒め物カオス系

久々にちゃんと料理を作った。

例の如くスーパーで安そうなものを買ってきて作る「順列組み合わせ料理」である。
今回の順列組み合わせは、豆腐、水菜、茄子、ピーマン、チンゲン菜、豚肉と合挽きミンチで、これを1種類から6種類までを使った組み合わせの数は
6!/(6-1)! + 6!/(6-2)! + 6!/(6-3)! + 6!/(6-4)! + 6!/(6-5)! + 6!/(6-6)! で6 + 30 + 120 + 360 + 720 + 1 の 1236通りと言う事なる。(!は階乗)
それに調味料が加わると中々の組み合わせ数になろう。料理とはルービックキューブの如き奇跡の一つである。

まぁそんな計算と大層な言い草事は良いとして、今回のお料理は、「山盛り鰹節の冷奴」「水菜の白和えサクサク」「水菜と焼き茄子と榎茸のお吸い物ザクザク」サクサク「チンジャオ麻婆ロース茄子チンゲン」と言った感じ。

山盛り鰹節の冷奴
天カス+出汁+葱でバネッチあげだし風奴にするつもりが天カスが無いために断念。
切った豆腐に鰹節をこれでもかと盛り上げただけ…

水菜の白和えサクサク
なるべく水気を切った生の水菜と潰した豆腐を混ぜ混ぜ。
ゴマを多い目に振って、砂糖、醤油、みりんで味付け。
なるべく豆腐が茶色くならないように。
水菜のしゃきしゃきとお豆腐のねっとり感が良い感じ。
白和えと言うよりサラダに近い感じ。
とっさに思いついたけどこれは珍しいんちゃう?とネットで調べたら結構メジャーらしい…


水菜と焼き茄子と榎茸のお吸い物ザクザク
焼き茄子を裂いて、短冊切りにした水菜をお碗に入れておいて、ちょっとみりんで甘くした濃い目の味噌汁を注ぐ。
焼き茄子の風味がたまらんけど、メインは味噌汁の染みたざくざく水菜。

チンジャオ麻婆ロース茄子チンゲン
名前は大層やけど、色々なものを色々に炒めているだけである。
チンゲン菜を切り、ピーマンを薄切り、茄子を短冊切りにしておく。
多い目の油で茄子を揚げて、揚がったら皿に取っておき、合挽き肉を塩コショウ七味で炒める。
チンゲン菜の軸部分を投入し、しなっとしてきたら豚肉とピーマンを投入。
オラオラ炒めて、良い感じになってきたら、味噌汁をお玉ですくってひたひたになるまで入れる。
沸騰してきたら火を弱めて水で溶いた片栗粉を入れて、更に混ぜ混ぜ。
とろみがついたら揚げた茄子を絡めて皿に盛る。

って結構美味しかったのだが、写真でも撮って載せるべきやね。
この日は料理だけでなく、自転車で40キロほど走った。

2008年08月13日

●サザエご飯 VS 岩がき丼

sazaegohan20080813.jpg サザエ料理で前々日はスパゲティーの具だったが、この日は、何故か突如思いつた、"サザエの炊き込みご飯"を作った。
結論から言うと気を失いそうになるくらい美味しかった。というのは言いすぎにしても、たまらんくらいに美味しかった。

材料:
・サザエ
・人参
・干し椎茸
・アオサ
・米
・塩・醤油・料理酒・水

下ごしらえ:
サザエ、人参、アオサ:適当な大きさに刻んでおく
干し椎茸:コップに水を入れて干し椎茸を入れて日向にほおっておく。

サザエを細かく刻んで飯盒に入れ、酒と塩と醤油でちょっと煮る。
椎茸を戻し汁ごと投入し、ご飯と水を入れる。
醤油と料理酒と塩を入れてこの時点で味を見る。
どうせ煮詰まるだろうからちょっと薄い目の味付けで、通常の飯盒でご飯を炊くように炊く。
そろそろ蒸らしかな?と言うタイミングで一旦飯盒を火から下ろしてアオサを投入(最初から入れると変色しそうなので)
更に火に戻して一旦一煮立てさせた後、十五分ほど蒸らして、アオサをご飯に混ぜ込みながら湯気を飛ばして出来上がり。

というのが理想的な段取りやけど、今回は途中でコンロのガソリンが切れて再給油の間に時間が開いている。
それでも美味しかった。本来ならミツバを使うところやけど、その辺に生えてるアオサを緑に使うところが土偶風である。
「炊き込みご飯は下品なくらいの濃い目の味が良い」とどこかで聞いたような気がするのやけど、贅沢すぎるほどのサザエが投入されているので、薄味にしておいて、塩を振って食べるととても美味しかった。

その辺にいる白身魚でも捕まえて来て、澄し汁の具にでもすれば良かったやん。とこれを書いている時点で思いついた。シロギスやネズミゴチなら何ぼでもいるのに。残念。

iwagakidon20080813.jpg 夜に「岩がき丼」というのを食べた。これはこれでとても美味しかったけど、はっきり言って「サザエご飯」の方が美味しかった。

2008年08月11日

●初海 / 白ワインベースのサザエとカニとわさび風味アオサのスパゲティー

今年の初海である。しかしながら透明度は低く魚影も薄すぎでダメダメである。
キジハタの影もなくカワハギ君すらいない。

pasta20080811.jpg ということで、作りたかった浜辺でパスタを作った。
白ワインベースのサザエとカニとわさび風味アオサのスパゲティーである。

材料:
・買い立てのまだぴちぴちのサザエ
・その辺で捕まえてきたイシガニ(ガザミが良かったけど見つからず…)
・その辺で採ってきたアオサ
・塩、胡椒、大蒜、鷹の爪、白ワイン、ワサビ、オリーブオイル
・海水

下ごしらえ:
サザエ:サザエが油断している隙をついてナイフを蓋の間から突き入れて貝柱の部分で二等分、残った実は指を入れて貝柱を切って実を抜き、ざく切りにしておく。
カニ:かじり易い大きさに割っておく。胴体で二等分か四等分やね。
アオサ:適当な大きさに刻んでおく。

海水に少し水を足したものでパスタを茹でる。
フライパンにオリーブオイルを温めて、鷹の爪とニンニクを炒め、ニンニクが色づいてきたらカニを投入する。
カニが赤くなったら白ワインをどぼどぼと入れ、サザエのワタの部分を潰しながら煮る。
塩胡椒で味を調え、いい感じに煮詰まってきたらパスタを投入して絡める。
堅いめでフライパンから出して皿に盛っておく。
オリーブオイル、多い目の白ワインでアオサを煮て、変色しないうちに塩胡椒とワサビで味を調えて、盛ったパスタにかけて出来上がり。

サザエのワタの苦さとワサビっぽいアオサとサザエの身のコリコリ感が美味しい。
ニンニク風味のカニを初めて食べたけど、これは美味しい。しかも脱皮してそんなに間がなさそうなちっこいカニだったので、殻が柔らかくボリボリいけた。
これは美味しかった。しかし海水で茹でたパスタはとても美味しいなぁ。

ヤスを撃ち込みたい魚には出会えなかったけど、海と太陽と美味しい料理で幸せ過ぎる海日和であった。

2008年07月07日

●ねるねるねるね?

かなり昔、恐らく私が高校生くらいの頃に、魔女の恰好をした老婆が食品とは思えない毒々しい色をした粉末を実験かなんぞののように混ぜて「うまいー!」とか言って食べる「ねるねるねるね」なるお菓子のコマーシャルをテレビてやっていたのだが、どう見ても「美味しそう」どころか食べ物には見えなかった。
それでも何かにつけカレーやヨーグルトや納豆などを混ぜる時に「ねるねるねるね!!」とか言ってネタにはしていたのだが、最近その「ねるねるねるね」がまだ売っているという事を知ってからと言うもの、考えれば考えるほど「ねるねるねるね」っては実は凄いんじゃないか?と思うようになって来た。

まず「ねるねるねるね」なる安直に冗長すぎる名前のインパクト、そして毒々しい色と良くわからん粉末を混ぜて練るという食品の概念を打ち破るような造形、そしてなによりも食べ物でありながら美味しそうに見せようと言う意図を完全に放棄したかのような逆向きのベクトルである。そういったお菓子なる概念と全く反対方向のものばかりを持ちながらも、「お菓子」の枠組の中で一定の地位を築いているそのポジションと言うか生き様はどこか男心をくすぐるものがある。

粉と水を混ぜて色が変わるネバネバといった子供騙しでしかなかったものが、歴史の選択によって生き残り、お菓子であることを超越しつつもお菓子であるという実存を獲得するほどのなにものかが隠されているのではないかと。
と言う事で生まれて初めて「ねるねるねるね」を食べた。

まず開封してパッケージの説明どおりに、1の粉を入れ、三角カップ一杯の水を入れた後に、2の粉を投入、すかさず小スプーンでねるねるねるね…
と言う事で生まれて初めての「ねるねるねるね体験」の始まりである。

確かにこの作業自体は楽しいものがあるけど、うーん、やっぱり食べ物には見えん…
いやいや、見た目で判断してはいかん。実はとっても美味しいかもしれん。
ということで「色がかわるまでよくまぜよう」なるパッケージの指示通り、色が変わるまでひたすらねるねるねるね…

そして色が変わった後に、3の粉(ラムネ)をトレイに開けて練ったネバネバをそのラムネにつけて食べるわけやけど…うーん微妙…
というか、見た目で想像される通りの味である。ある意味期待を裏切らないと言うかなんと言うか…

特に不味くは無いけど、特に美味しくも無い。あえてこれを食べ物として食べようと言う気にはならなさそうだ。
食べ物を頭で考えて判断してもほとんど意味は無かったし、結局食べ物は食べて判断するしかないなと、そういうことを教えてくれたねるねるねるねであった。
(と、無理やりまとめてみた)

2008年06月25日

●我が家のオーディオ

自己紹介のページに書いた、「ちょっとした自慢」の「結構立派なピュアーオーディオなシステム」を紹介して欲しいと言う方がいらっしゃいましたので喜んで紹介してみる。

オーディオマニアから見れば「わざわざ紹介するほどのもんか?」オーディオに全く興味の無い人から見れば「ハァ?」と言う感じの、定価で言えば50万円コースのシステムである。
とは言っても全てを中古屋さんで安く調達したので、実質数万円しかかかっていない。ちょっとした出会いあり、なかなかの苦労ありで集めたので私的には中々思い入れのある品々である。

どれも10万円くらいの、その世界ではいわゆる「ミドルクラス」なる機器やけど、バブル期に作られたものなので良い部品を使っており「重いオーディオ機器は良いオーディオ機器だ。」というオーディオ界の定理からすれば、対費用効果は抜群であるだろう。音の良し悪しは別として、今から見ればなればなかなかのコストをかけて生産されたものである事は間違いない。

趣味の世界であればどんな世界でもそうやろうけど、特にオーディオマニアの世界は宗教論争と似非科学とプラシーボな議論の世界であるように思う。「完璧な再生装置を使えば、録音スタジオの壁の色までわかる」なる言葉はちょっと常人にはついていけないわけで、私はオーディオに関してはそんな議論を蚊帳の外から「ふーん(w」と眺めていた感じのスタンスであった。
常人から見れば私の所有しているシステムは値段からしてありえんように見えるけど、この世界ではまだまだヒヨッコのレベルであることを特記しておこう。


PL-50L2.jpg
A-701D.jpg
337esd.jpg
ds66z.jpg

レコードプレイヤー:Pioneer PL-50LⅡ1981年 14.6kg
カートリッジ:SHURE M95ED
シェル:audio technica AT-LS13

アンプ:ONKYO Integra A-701D 1988年?17kg


MP3再生用PC:Linuxで起動してrshでmp3プレイヤーを起動して手元のPCのXサーバーから操作
CDプレイヤー:SONY CDP-337ESD 1987年 12.8kg
MD/CDプレイヤー:Marantz CM635 1998年頃 5.2kg


スピーカー(大):DIATONE DS-66Z 1990年 20kgX2

スピーカー(小):ONKYO D-200II 1989年 Liverpool 6.8kg

スピーカーケーブルはCANARE 4S8
RCAケーブルはCANARE GS-6 と F-10で自作

2008年05月18日

●初燻製

前日に引き続きこの日も「水無し川のカフェ土偶」へ。プリンを食べたり、コーヒとココアを飲んだり、炒った銀杏を石で叩いて割って食べたり、やっと見つけた『Tokyo graffiti 創刊号』 を読んだり。

先日大学時代の友人の作って来た燻製に影響されてずっと燻製をつくりたかったのやけど、前日の琵琶湖で初めてソーセージやら鶏のささみと胸肉と腿肉の燻製を作ってみた。
私のやり方は、鉄鍋の底にアルミホイルを敷いてその上にチップを撒き、鍋の中ほどで止まる網の上にスパイスやら塩やらで下味をつけた具を載せて蓋をして鍋を火にかけて熱い煙で燻すというもので、この燻煙方法は熱燻といわれるものであるらしい。スモーカーなどの大掛かりな装置を使わずに中々にお手軽である。
チップを直接鍋で熱すると鍋に焦げがつくということでアルミホイルを敷いたけど、蓋も煙で激しく汚れたので、蓋の内側にもアルミホイルを撒いておいたほうが良いと思う。

kunsei.jpg今回初めて燻製を作ったのだが、熱いうちに齧って「ん~普通に炭火で焼いたほうが美味しいかも…」と思っていたのやけど、テーブルの上に放置しておいて冷えた燻製を食べるととても美味しいのに気付いた。最初は「う~ん失敗した…」と思っていたけど、これはとても良い感じである。
意外に出る煙も少なくて済みそうなので、家でも作れるかも。

2008年05月05日

●黄色い梅酒/解体ショー

この間結婚した大学時代の友人の家に皆で群がろうという事で、クロダイと限りなくツバスに近いハマチとベビーホタテと黄色い梅酒とMy柳葉と出刃を持って参戦。
久しぶりの解体ショーであるけど、彼らの前での解体ショーは初めてではなかろうか?段差が無く広いシステムキッチン(というのだろうか?)はとても使いやすく、料理がとても楽しかった。
gojoumesyu.jpg良い台所で黄色い梅酒を飲みながら魚を捌いていればそれだけで幸せである。写真を撮った時点では殆ど残っていないけど、この黄色い梅酒は中々に美味しかった。

ハマチは特に凝らずに全部お造りに、クロダイは巨大な卵巣が摘出されたので「鯛の子大好き!」というツレの嫁のリクエストでこれだけが単体で煮付けにされる。中が半生のミディアムレアで大丈夫な鯛の子なんて中々食べられるもんじゃ無い。これは美味しかった。
クロダイは片身を通常のお刺身に、余った皮を湯通しして葱と一緒に刻んでポン酢しょうゆで味付け。もう片方の身は霜皮造り、大量のアラはアラ炊きと潮汁に。
ベビーホタテは胡椒とパセリをふってワンカップ大関で酒蒸しに。

子持ちと言う事でクロダイの身はちょっとスカスカ気味の微妙な感じやったけど、ハマチとペアで出したので味の濃淡が出せて救われたし、鯛の子は良い感じやった。
それからやっぱり潮汁は外れ無しに美味しいなぁと思った。

syokutaku20080505.jpg皆が作ったり持ち寄ったりした散らし寿司やらヘルシオから揚げやサラダ、燻製やらたこ焼きやらドーナツとあわせて中々豪華な食卓であった。なぜか宇宙食まであったのが可笑しかった。
みんな時間どおりに来るし、十時にはちゃんと後片付けして帰って、とても大学時代の惨劇からは想像できないようなお行儀のよさだなぁと思った。

2007年12月28日

●北京鍋と中華お玉

pekinnabe20071228.jpg
先日「似非ナシゴレン」を作った時に使った北京鍋とお玉が余りに使いやすかったのでずっと欲しかったのだがとうとうゲットした。ちゃんと厨房専門店まで行って選んだのだ。一枚の板から作られている深めのものをチョイスである。
しかし厨房専門店ってのは見てるだけで楽しいねぇ。小指くらいのササラからテニスラケットくらいの「おろし金」や熊でも茹でられそうな鍋まで見た事無いようなものが沢山である。余裕で一日ここで遊べるだろう。しかし、鍋を選んでいるだけでなぜかお腹が空いてくる不思議な自分を発見し、人体の不思議すら感じるさせるお店であった。

という事で早速家の子になった北京鍋を空焼きして塗装を飛ばして更に焼く焼く。「焼き込み」終了後にチャーハンを作るのやけどこれはとても返しやすい。鍋の形状は手首のスナップを利かせてゆするだけで綺麗に裏返るし全体に火が回りやすくもある。これでチャーハンを作ればフライパンとは別次元のパラパラの出来栄えである。強火での炒めものはこれに限る予感である。

チャーハンを作って皿に盛った後に、以前買ったフライパンでオムレツを作って上に乗せて切り開き逆さオムライスとすれば、私の料理作りたい欲求を限りなく満たせるのであった。

2007年10月20日

●鉄フライパン

flypan00.jpgオムレツを作るために厨房用品店で業務用の直径20cmの純日本製鉄フライパンを買った。
値段も1000円ほどとお買い得である。
買った時はただの銀色やったけど、強火でひたすらあぶり続ける「焼き込み」を行ってシリコン塗装皮膜を焼き切って除去し、更に空焼きし続けると良い感じの玉虫色になった。

とりあえずオムレツを作ってみたけど確かに上手く出来る。良い道具って言うのは上手く出来てるし、使っても見ていても惚れ惚れするねぇ。テフロン加工に無い味があるですな。

2007年10月16日

●オム・土偶・オム

自己流では限界があると言うことで、オムレツの作り方をインターネット上にある動画で研究しまくり、実際に作って見た。
残念ながら土偶家は包丁の品揃えは良いものの、フライパンの品揃えは悪く、オムレツに使用されるような小さいフライパンなど無いので、しょうがなく巨大な炒め鍋で巻いてみた。
omelet071016a.jpg
と、こんな感じに、とりあえずオムレツの形に巻けるようになった。オムレツ道は始まったばかり。精進あるのみである。
どっちにしろ巨大な炒め鍋なので作れるオムレツにも限界があるやろう。早いトコ小さいフライパンを買おうと思った。

早い目に布団に入り、本を読んでいるうちに気を失っていた。
意識しないものの、この一週間ほど意外と疲れていたのだと思った。

2007年10月13日

●秋刀魚、オムレツ、秋の空

この日も秋刀魚を刺身で食す。
秋刀魚は三枚におろした後に腹骨をすいただけで、血合も小骨も取らず皮も引かずにそのままそぎ切りで十分食べられるので、作る側としてはかなり楽である。
秋刀魚なのでとても脂が乗っており、そのままの刺身だけではちょっときついので、ネギ生姜、大葉と三パターンの味に分散させると結構大量にあっても飽きが来なかった。

そしてオムレツ。何度作ってもなかなかうまく巻けず、「限りなくスクランブルエッグに近いオムレツ」になってしまう。
こればかりは自己流の試行錯誤だけでは如何ともしがたいようだ。この秋は綺麗なオムレツを作るれるように基本からやり直そうと決心した、万物肥ゆる秋であった。

2007年09月02日

●幸せのサンドイッチ

朝起きて「幸せのサンドイッチ」を作る。
「幸せのサンドイッチ」と言っても黄色くも青くも無い、特に大層な事は何も無いただのホットサンドである。
玉ねぎとベーコンを炒めたもの、スクランブルエッグ 、レタスとトマトとキュウリのスライス、の三種類の具材をマヨネーズと塩胡椒で味付けしたものを、4枚切りの食パンを更に半分にスライスして焼いたもので挟んだ三色ホットサンドである。
本来なら潰したゆで卵を使うところをスクランブルエッグで代替するところが土偶ゆえの適当さである。
おまけに「幸せのサンドイッチ」に挟みきれなかった「玉ねぎとベーコンを炒めたもの」をケチャップを塗った食パンの上に乗せ、オレガノを振ってチーズを乗せてオーブンで焼き、簡易ピザトーストとした。

ロード君で濡れた路面と埃っぽい道を高い目のアベレージで30キロほど走った。
ミッシングリンクにまったく問題は無く、メンテルーブを塗布したチェーンへの埃の吸い込みも殆ど無く、漕ぎ味のしっとり感は変わらなかった。本当は30キロくらいではまだなんとも言えない筈やけど、これは良いんじゃないだろうか。

2007年09月01日

●洗/油/茄子/苦瓜

早起きして自転車を洗う。
チェーンを外してペットボトルに投入して灯油とシェイクして浸け込んでおき、スプロケット、ディレイラー、クランク、ブレーキについた黒い油汚れを灯油を使って大きなペンキ用の刷毛でガシガシと落とす。
油汚れが完全に落ちて部品がピカピカになったら、バケツで泡立てた家庭用洗剤を使って車体を丸ごと洗い、水で洗剤を流して、乾いたら駆動部にオイルを注す。
灯油から引き上げたチェーンにディグリーザーを吹いて灯油を飛ばし、組み付けた後に注油。
というのが土偶の自転車の洗い方である。

今まで自転車用のオイルにホームセンターの純シリコンオイルを使っていたのやけど、今回からWAKO'S のメンテルーブに変えた。ディレイラーやブレーキの駆動部に使った場合の違いは分からんけど、チェーンオイルとして使った場合は妙にしっとりした漕ぎ味に変わった。これは良い感じである。
性能には関係ないけど、いろんな方向に向いて折り畳める細いノズルが気に入った。

加茂茄子を焼き茄子にする。これは美味しすぎる。現段階での「好きな食べ物ベスト1」たる「焼き茄子」の位置であるけど、秋になってますます茄子が美味しい季節であり、当分この座は揺るがないだろう。
ゴーヤチャンプルを作った。もう何度も作っているので、味付けから材料の量、投入のタイミングや火の通し方など完璧であった。
作り方は以下の通り

焼き加茂茄子ピカドン風:
丸っこい加茂茄子をコンロの上に載せた網の上の直火で、時々位置を買えながら表面が炭になり真っ黒でブヨブヨの何の物体か分からなくなるまで焦がし、触れるくらいまで冷やした後に皮を剥ぐ。
手でへたを取って裂いて器に盛った後鰹節を添える。ごく少量の醤油で焦げ臭さを味わおう。

ゴリゴリゴーヤチャンプル:
豚ロースのブロックを5x3x1cmくらいの大きさに切り出して塩胡椒で炒める。
豚肉に焦げ目がついた時点でゴーヤを投入。ちなみに種もワタもとらない厚さ0.5~1cmくらいの輪切りである。
ゴーヤがしんなりしかけてきたら、豆腐を崩して入れて更に炒める。
豆腐の色がきつね色になりかけてきたら出汁(土偶の場合は隣のコンロで作っておいた味噌汁の出汁の部分)を入れ、醤油、塩、砂糖、みりんで味をつけて煮る。
割合は、出汁:醤油:砂糖:みりん:塩が3:2:1:1:0.5くらいであろうか。全部で具の三分の一がひたひたになるくらいの量である。
ゴーヤが程よいくたびれ加減になったら卵を入れて混ぜ合わせ、ごま油を入れて風味を出して完成。
種をとらないゴリゴリした食感が良い感じ。

2007年08月11日

●海の幸料理

海三連戦二日目は昼から出動。ドライブと新規漁場開拓をコンセプトに。中々良い感じのスポットを発見。
日暮れ前に「いつもの海」波消しブロック前を捜索するも、寸前に人が入っていたためにまともなターゲットに殆どで合えず。通りすがりのカワハギとカサゴを捕獲するのみ。
結構なサイズのキジハタとわたりあったのやけど、上後方からの死角のシチュエーションで慎重になりすぎて気づかれ、向かい合ってからの横を向いたタイミングでヤスを打ち込めず、そのうちに岩間に入られて消えた。残念。キジハタに苦手意識が芽生えて来そう…

ゴロタ石の浜辺で料理を開始するつもりが地表を埋め尽くさんとするくらいのフナムシの大群に遭遇して撤退を余儀なくされる。
まるでヒッチコックの映画のようである。こんなところで悠長に料理してご飯食べてられるかい!
ということで、場所を移動して港の岸壁の護岸で料理開始。

タコ焼きそば:
前日捕獲したタコを塩揉みしてぬめりを取り、大胆にぶつ切りにする。
玉葱、茄子、南瓜を塩胡椒で炒めた後にタコを投入、しばらくした後に「そば」を投入。
さくさくっと手早く炒める。
タコ一匹を使った贅沢なやきそばやね。これが美味しくないわけが無い。

サザエとアサリの白ワイン蒸し:
サザエの殻を叩き割って中身を摘出する。叩いて割るのが結構大変やったので、素直にナイフ入れて貝柱を切る方法ですればよかった…綺麗に水洗いした後適当な大きさに切る。
塩コショウで下味をつけてオリーブオイルで炒め、サザエを投入、アサリはそのまま。
良い感じに煮立ったら出来上がり。
白ワインの甘みが貝と合って良い感じ。

※サザエもアサリも海で採るとたいていは密漁になります。
食べたいなら地元のスーパーで安く売っているので買いましょう。
突き人は貝獲りと間違われないように細心の注意を払って気をつけています。

カワハギの肝と卵巣の味噌汁:
お湯を沸かしてカワハギのアラでだしをとり、味噌を入れて味噌汁にしてから肝と卵巣と投入。
これは普通に美味しい。

ヒゲダイの塩焼き:
以前に捕獲して冷凍しておいたヒゲダイに濃い目の塩を振って炭火で焼く。
シンプルでとても美味しい。ヒゲダイってめっちゃおいしいやん。

白ワインとしょうゆの貝出汁野菜炒め:
焼きそばを作るつもりが多すぎた野菜を塩胡椒、白ワイン、しょうゆで炒めた。
上の白ワイン蒸しの出汁が効いていて良い感じ。

2007年08月02日

●お魚尽くし一日目

昨日の潜りで全身が軽く筋肉痛になり、焼けた背中がピリピリする。ギシギシする体を駆って「もー好きなように良きに計らっちゃうよー」とラストスパートをかける。とりあえずリリースできたという事でひと段落。めでたしめでたし。
しばらくSQL文など見たくもない。ということは全く無いのが変態の証である。

昨日狩ってきた魚を下処理済で冷蔵庫で寝かせてあったので今日は魚尽くし。
イシダイ、ヒゲダイ、カワハギにカサゴと美味しすぎる。
メニューというかレシピというか献立は以下の通り。

しかし、ヒゲダイがエリック・ドルフィーに見えてしょうがなかった。

イシダイとヒゲダイの刺身:
冷蔵庫で一日寝かせた魚は歯ごたえは落ちるものの旨みは良い感じ。
魚屋では買えない、ちゃんと〆て血抜きしてある魚の刺身は純な味でたまらん。
イシダイよりヒゲダイのほうが美味しいぞ!

イシダイの塩焼き:
魚は塩焼きが一番味が良く分かると思う。脂が乗って磯臭い香ばしさのイシダイの味が良く引き立ってとても美味しい。

カワハギとカサゴの煮付け:
上品な白身のあっさり系お魚を一緒に煮付けに。
カワハギから摘出された肝臓、卵巣、精巣などの臓器も一緒に薄めの味にする。白身に肝を少し乗せて口に運ぶともう絶品。

イシダイとカワハギ卵の大葉巻き:
イシダイの塩焼きとカワハギの卵巣の煮つけを一緒に大葉に巻いて、醤油ではなく塩で食べる。
シンプル系塩焼きと複雑系煮付けとフレッシュな大葉が合わさってなんとも複雑な味で良い感じ。

イシダイの皮茶漬け:
そして最後は熱いご飯に塩焼きのイシダイの身と皮を多めに乗せて、わさびと塩を効かせて熱いお茶を注いで食べる。
お茶が脂でギラギラするくらいの脂の乗りにわさびが良い感じのアクセント。こんなお茶漬けはめったに味わえんわー

2007年06月30日

●スルメイカと鯵で品数だけやたらと多い。

週末恒例のお料理ブログ、今週は安かったスルメイカと鯵を使った料理。
とは言っても小技と捻りの全くない直球勝負である。

スルメイカの刺身と塩辛とエンペラ焼、鯵のタタキと塩焼きとアラと卵の潮汁
小松菜の白和えとおしたしと山葵和えと焼き茄子という感じ。
デザートは焼マシュマロ!

スルメイカの塩辛:
肝だけを分離して細かく切った脚部分とちょっと多い目の塩とお碗で混ぜ合わせる。
本当は二三日おいておくらしいがそんなに待てないので直ぐに食す。

スルメイカの刺身:
胴部分の皮をはいで薄造り、皮をはぐのにこだわったけど、今思えば皮ついたままた赤造りでも良かったかも。

エンペラ焼:
エンペラ部分は皮に切れ目を入れて網で焼く。新鮮なイカでこれは贅沢やろう。醤油もなんも無しでそのまま齧っても美味しい。

鯵のタタキ:
三枚におろした片身のあばらを削いで中骨を抜き、両側を火で炙る。
薄切り玉ねぎを敷いた皿の上に盛りつけておろし生姜を乗せる。
薄切りにんにくとさっぱり目のたれを作るつもりが忘れたので醤油で食べた。

鯵の塩焼き:
三枚におろした片身に適当に塩をふって網で焼く、
おろし生姜をのせてみたがタタキと区別がつかへんやん!!

鯵のアラと卵の潮汁:
捌いてる最中に巨大な卵が出てきたのでこれも食べてみる事にした。
アラと卵を熱湯にくぐらせて血と臭みを抜いて、沸騰したお湯に投入する。
ちゃんと火が通ったら醤油、みりん、塩で味を調えて薄切り玉ねぎと味噌を入れる。
だしを取られた卵は味が抜け切っているので、食べる前に醤油をたらすと良い。


小松菜の白和え:
茹でた小松菜に大目の豆腐と擦り胡麻と砂糖と少しのみりんと醤油と混ぜ合わせる。

小松菜のおしたし:
茹でた小松菜にそのまま鰹節だけを盛って素材の味そのものを。
おしたしと言う割に何にも浸してないが…

茹で小松菜の山葵和え:
鰹節をかけない上のおしたしを山葵で食べる。こ、これは新しい味や。

焼き茄子:
網で黒こげになるまで焼いた茄子の皮をめくり、食べやすい大きさに裂いて鰹節を降りかける。
焼き茄子美味しい…

焼マシュマロ:
割り箸に指したマシュマロを火で炙って食べる。

無駄に品数ばかりが多いが材料はそれほど多くない。和食は冷めても良い料理が多いのでのんびり作れる。

2007年06月17日

●麻婆ゴーヤ豆腐

週末恒例のお料理ブログ、今回の献立は、「麻婆ゴーヤ豆腐」、「小松菜の白鰹節あえ」、「焼き茄子オルレアンの乙女風」、「豆腐とワカメとシメジの直球味噌汁」となります。

麻婆ゴーヤ豆腐というものの、ゴーヤチャンプルを作るつもりが調べもせずに以前食べた記憶だけを頼りに作って、これはゴーヤチャンプルというよりは麻婆ゴーヤやな。ということで、そういう名前になった。まぁ美味しかったのでよしとする。

見ればわかるとおり手間も時間もかからないメニューばかりで今回も早く作れた。
次回の料理からは創作料理的な楽しみ(適当ともいう)の他、タイムアタックの要素も入れてみようかと思う。(思うだけ)

麻婆ゴーヤ豆腐:
たて二つに切ったゴーヤを種もワタも取らずにそのまま薄切りにしたものを水にさらし、フライパンでミンチとピーマンを塩コショウで炒めた後に投入。
コップ一杯に対しティースプーン1杯のコンソメ、醤油2、味醂1、味噌2くらいの割合のタレを投入して煮る。七味をこれでもかと振りかけた後、賽の目切りにした豆腐を投入し、よく混ぜた後に溶き卵を投入。
ゴーヤチャンプルではないけど、これはこれでアリアリ。種のゴリゴリ感もアクセントでいい感じ。最後にごま油で風味を出そうと思っていたけど入れるのを忘れていた…
味に変化が出るかな?と思ってピーマンを入れたけど、これはなんだか余計だったような気がする。それから、だしは片栗粉でとろみを出したほうが良かったかも。そのかわりゴーヤチャンプルからますます遠くなるけど…

焼き茄子オルレアンの乙女風:
ガスコンロの直火で黒焦げになるまで炙った茄子をその辺に転がしておき、今回は流水でなくそのまま黒焦げの皮を剥ぐ。
茄子一個を4つに裂き、それらしく並べて盛り、鰹節とおろし生姜を乗せて完成。
焼き茄子ってば何でこんなに美味しいのやろう。
「オルレアンの乙女風」ってのはジャンヌ・ダルクのように火炙り…

小松菜の白鰹節和え:
かなり硬い小松菜やったけどこれでもかと言う位に煮て柔らかくする。もう煮崩れ寸前。
絞って適当な大きさに切り、半分を擂りゴマ1、醤油1、味醂1、砂糖1の割合のだしと豆腐を混ぜ合わせて白和えに、残りを茹でたままプレーンな状態で鰹節を乗せて同じ皿に盛る。
なんてことはない料理やけど、二つが一つの鉢に盛ってあるのがポイント。白和えの部分は白和えの、プレーンな部分は小松菜自体の渋みと甘みが出て良い感じ。それぞれそのまま食べるだけじゃなくって、二つを一緒に、白和え大目で鰹節プレーン少な目、白和え少な目で鰹節プレーン大目、てな感じで色々食べられる。

豆腐とワカメとシメジの直球勝負な味噌汁:
ちゃんとだしをつくってワカメとシメジと豆腐を具に。もっともスタンダードで直球勝負なメニューなゆえ料理人の力量が問われよう…

2007年06月09日

●ふわサクカリお好み焼き:真人間フラグ

本日は「お好み焼き」なのでお料理ブログと言うほど書く事は無い。
キャベツと山芋と桜海老と小麦粉と卵をガーっと混ぜてホットプレートでジューっと焼くだけ。途中でペタっと裏返し、焼きあがり後はダーっと醤油ソースマヨネーズをかけて、青海苔だの鰹節だの紅生姜だのをハラハラっとふりかける。
ただ、生地に水を入れずに小麦粉を最小限にして山芋でふわふわ感を、すりおろした山芋だけでなく賽の目切りにした山芋を混ぜてサクサク感を、三回裏返して食べる時に豚の面を下にして豚にカリカリ感を出して見たところが土偶風。「ふわサクカリお好み焼き」と言ったところか。
書いてて思ったが、お好み焼きは擬音語が似合う食べ物である。

SIGGボトルをもってピストに乗って図書館へ行き、前から見たかった『雨月物語』のビデオを見る。
図書館が閉まるとコーヒーを飲みながら借りた本を読んだりメールを書いたり、ちょっとした買い物を済ませて帰宅。これが俺か?もう爽やか系エコロジーインテリ真人間フラグ立ちまくりである。
しかし、狂った人間が自分を狂っているとはみなさないように、真人間は自分をまともだとみなさないのも当然である。

amazon ASIN:B00005GEAW 雰囲気があって日本独特のあの世とこの世の境界線の薄さとか、庶民のタフさとか男のアホさが良く出て良い感じ。んでもって、出世や金より家庭や平和、戦争反対、つつましく生きよう、などと言ったスローガンが押し付けがましく無くって良かった。
琵琶湖の湖上のシーンや野あそびのシーンは、美しくてかつゾクゾク来るものがあった。こういうのを「幽玄」つうわけやね。

2007年06月02日

●お料理ブログ:ピーマンの肉詰めごぼう風味

土曜日恒例のお料理ブログのお時間です。
本日のお題は、ピーマン、ごぼう、水菜、合挽きミンチ、人参、豆腐、そば。
これを組み合わせて作ってみましょう。

結果、完成したのは、
ピーマンの肉詰めごぼう風味、付け合せは人参と茄子と扇ごぼう
水菜と人参と豆腐とそばのサラダ、おろし生姜ぽん酢
ごぼうと茄子の汁蕎麦、コンソメ風味
おろし生姜蕎麦の冷奴

となりました。これは作るの早かった。

おろし生姜蕎麦の冷奴:
冷奴の薬味に茹でた蕎麦とおろし生姜をのせるだけ。
蕎麦→豆腐→蕎麦→豆腐のさっぱりコンビネーションがなかなイケてる。

水菜と人参と豆腐とそばのサラダおろし生姜ぽん酢:
水菜と茹でた蕎麦を適当な長さに切り、人参の薄切り、豆腐のさいの目切り、おろし生姜を混ぜ合わせてぽん酢をかけるだけ。
水菜のシャキシャキ感と蕎麦のプツプツ感が合わさって不思議な食感。でも美味しい。

ごぼうと茄子の汁蕎麦コンソメ風味:
ごぼうのささがきと茄子の乱切りが具の汁蕎麦、出汁は「だしの素」が切れていたのでコンソメを使ってみた。
沸騰したお湯で具を茹で、薄いめの出汁に塩醤油みりんで味を整えて蕎麦を投入。
コンソメと蕎麦もありありですな。

ピーマンの肉詰めごぼう風味:
みじん切りのごぼうとにんにく、合挽きミンチ、すり胡麻、片栗粉、塩、醤油、コショウを混ぜ合わせる。
半分に切ったピーマンに詰めて、肉の面を下にしてフライパンに入れ、料理酒で蒸し焼きにする。
焦げ目がついたら裏返してピーマンの面を焼く。
茄子、人参を長細く切り、ごぼうを末広切りにしてミンチから出た出汁と油で炒めて付け合せに。
水洗いして適当な大きさに切った水菜を皿に敷き、その上に盛りつけると見た目も綺麗で、肉詰めから出た油で敷いた水菜も美味しくいただける。

ポイントはごぼう風味のミンチのはずやけど、あまりごぼう味がしなかった。次はもっと大量に投入してみよう。

いやーお料理タノシス。

2007年05月19日

●三位一体麻婆

もう毎週恒例になりつつあるお料理ブログ、土偶適当お料理順列クッキングの時間です。
今回は豆腐、茄子、合挽きミンチ、ニラ、小松菜が安かったのでこれを使ったお料理を。考えた料理にするために春雨を買い足す。

複数の材料を組み合わせて品数を増やす方式で出来上がったのは以下の通り。
「冷奴」、「スペインの魔女風焼き茄子」、「小松菜と春雨の胡麻和え」「春雨とニラと肉団子と豆腐の中華スープ」、そしてメインは麻婆なんとかのメージャーどころを全て投入した麻婆豆腐春雨茄子である。「トリニティ麻婆」、又は「麻婆トリニティ」と大層な名前にしておこう。

作り方:

下ごしらえ:
生姜、にんにくをみじん切り、豆腐の3/5をさいの目切り、茄子を乱切りにする。
茄子を切って水にさらしてあく抜きしておく、鍋に湯をわかして春雨を投入、ぬるま湯で戻すなどと悠長な事はしない。
春雨がアルデンテになったらざるに取り出して小松菜を投入。湯であがったら取り出す。

冷奴:
切って更に盛るだけ、本日の薬味は七味のみ。

小松菜と春雨の胡麻和え:
小松菜を絞って五センチほどに切って春雨と絡め、すり胡麻:醤油:みりん:砂糖を2:2:1:1位の割合で混ぜる。特に芸は無い。春雨を入れるのが芸と言えば芸か。
春雨も短く切った方がいいかも。

スペインの魔女風焼き茄子:
火をつけたコンロに茄子を転がしておき、スペインの魔女のごとく火炙りにする。時々裏返す。皮が炭化してぶよぶよしたら取り出して流水で皮をはがす。適当に絞ってへたを取って縦に割いて盛りつける。おろし生姜と鰹節をのせて茹でた小松菜の葉を飾りに。
焦げ臭い焼茄子テイストが最高。おろし生姜は少なめに、鰹節は多めに。
流水で皮をむかない方が美味しいらしいがそんな面倒な事はやってらんない。

春雨とニラと肉団子と豆腐の中華スープ:
コンソメをベース出汁に塩醤油みりんで味をつける。
微塵切りの生姜とニンニクと片栗粉とミンチを塩コショウ醤油で味をつけてつみれ状にしてお湯に放つ。
ミンチの味が出てきたらごま油で風味を出して、切ったニラと春雨と追加。
片栗粉でとろみをつけた方が良かったかも。

麻婆豆腐春雨茄子:
上のスープの出汁に味噌:醤油:砂糖:みりんを2:2:1:1の割合で混ぜて出汁とする。
フライパンで大目の油のとろ火でニンニクと生姜を炒める。色がついてきたら茄子を炒め、茄子が揚がったら取り出して、ごま油を足してミンチとニラを炒める。
ミンチがばらけたら出汁を入れて、茄子豆腐春雨を加えて混ぜ、水溶き片栗粉でとろみをつけて終了。

自分で言うのも何だが美味しかった。お料理タノシス。

2007年05月12日

●適当順列組み合わせ料理

この日はどういうめぐり合わせか料理をする事になった。スーパーで安いものだけを買ってきた後に適当に考えて作る企画。
安かったのは豆腐、水菜、小松菜、もやし、鳥の胸肉、さらに山芋が大量に余っているのでこれも使えという指令である。

結果、完成した物は以下の通り、
水菜の白和え山芋添え、山芋と温野菜の豆腐サラダぽん酢風味、味噌田楽風冷奴、鶏胸肉のカピタにんにく醤油和え、納豆と紅海老とてんかすのオムレツ、山芋ともやしと小松菜の味噌汁
あえて水菜をサラダにしないところが土偶なりのポイントである。

という事で、久々のお料理ブログ。土偶の適当順列組み合わせお料理レシピである。

なるべくめんどくさくないように、下ごしらえ意外の茹でる炒めるなどはワンアクションで全部の料理が出来るように。がコンセプトである。

豆腐は四等分して一つを白和え、一つをさいの目切りにしてサラダに、残りの二つを冷奴に、山芋は皮をむいて短冊形に。水菜と小松菜ともやしは別々に茹でるなどという事はせず、一度に切らずにそのまま煮立った鍋に投入し、湯で上がり順、水菜、小松菜、もやしの順に箸で引き上げて水で冷やし、絞った後に切る。
胸肉だけは適当な大きさに切って火が通りやすく味が染みやすいように切れ目を入れにんにく薄切りと塩胡椒醤油みりんをまぶしてしばらく放置。

作り方:

「水菜の白和え山芋添え」
茹でて絞った水菜に豆腐を潰して加え、すり胡麻:醤油:砂糖:みりん=3:1:1:1位の割合で混ぜるだけ。
こんもりと盛りつけて、上に短冊の山芋を立体的に載せて七味でもふっておけば見栄えがする。

「山芋と温野菜の豆腐サラダぽん酢風味」
茹でた野菜をこれでもかと良く絞って短冊の山芋と混ぜた上に、さいの目に切った豆腐を乗せてぽん酢だしをかけるだけ。

「味噌田楽風冷奴」
冷奴状に二つにならべた豆腐の上にちょっと味噌を盛って、その上の一つに水菜の葉の切れっぱし、残りの一つに紅海老を乗せるだけで色の組み合わせでそれらしく見える。
ようは冷奴を醤油と薬味ではなく、味噌で食べるというだけの話である。

「鶏胸肉のカピタにんにく醤油和え」
傾けたフライパンにオリーブオイルを入れてにんにくを弱火で炒め、良い色になったタイミングでにんにくを取り出す。
にんにくチップは後から使うのでお皿にとって乾燥させる。
つけておいた胸肉にちょびっと小麦粉をまぶしてフライパンに投入。弱い目の火のまま、みりん醤油を投入して蓋をして蒸し焼きに。
両面に焦げ目をつけ、焼きあがり寸前に溶き卵を少したらして、皿に盛りつけた後に最初に作ったにんにくチップをのせる。
にんにく醤油みりんのこってりした味にカリカリにんにくチップという感じ。

「山芋ともやしと小松菜の味噌汁」
味噌汁の具に山芋ともやしと小松菜を使うだけ、土偶の作る味噌汁にはみりんと醤油が入っているのだ。

「納豆と紅海老とてんかすのオムレツ」
このあいだの納豆オムレツが美味しそうだったから是非作ってくれと言うので作った。
かといって前と同じでは芸が無さ過ぎるので、納豆と紅海老とてんかすを投入。卵を固める為に水溶き小麦粉を加えたので、表面がちょっと茶色く焦げた。
てんかすと納豆のお陰で非常に量が多く見える。その代わり崩壊しやすい。

というわけで料理するのは楽しい。

2007年05月05日

●自転車でたどり着く所

久しぶりにちょっとまとまった距離を自転車で走る。
アップダウンの無い街中を30kmと距離とコース自体はそんなに大した事は無いけど、間に自転車を降りてのちょっとした山登りが入ったので運動量としてはかなりの物のはず。

しかし、特筆すべき点はこんなところにあるのではなく、これだけ走り回って山登りまくって足を酷使したのに、足に全く疲労の後が見えないという事である。
なんというかもう既に土偶は古いからを脱ぎ捨てて別種の変態に変態したんだなぁと感じた。

レース志向でもなく、コレクター志向でもなく、ただの乗り物志向でもなく、無理せず楽しんで自転車を有機的に生活に組み込むことで、自転車を手段として目的にするという境地が開ける。確実にモノの味方が変わるし、考え方も変わる。
そういう生活スタイルをずっと変態扱いされ続けてきたし、実際にそれが変態である事は確かに間違いではないのだけれど、最近、自転車に対するこういう感じのバランス感覚への賛同者が現れて自転車通勤を始められ、とてもうれしい限りである。

2007年02月05日

●書は捨てないで街に出てみた

金曜日に連休なんか嬉しくも何とも無いとか書いたけど、好きな事だけに時間を使えるというのはやっぱり嬉しい。
天気も良かったので昼前からピスト君に跨って図書館に行って本を借り替え、その足で街に繰り出す。

ピストで街中を走り回っていると、ハンドル幅が狭くホイルベースが短く車重が軽いせいか意外に小回りが利く。さらにハンドルのドロップ部分に何もついてないので、ガードレールや冊にひょいっと引っ掛けられるのもかなり便利。
見た目にしてもフレームもステムもリムも薄くて細くて上品。ぶっといカーボンフレームで仰々しいディープリムにつきもののいかにもって感じの下品さが無くて良い感じ。
田園風景が似合いアップダウンに強いロードや、未舗装道路なマウンテンと違って、ピストは性能も見た目からも都会の乗り物やなというのがわかる。
それにトークリップはちゃんとした靴もで乗れるからやっぱり良いやね。ピストがオサレアイテムになっとるのも判るような気がする。

服屋や靴屋を巡り、文房具屋を巡り、カフェで図書館で借りた本を読み、本屋を巡り、LOFTを冷やかし、なんかこういう時間の過ごし方は久しぶりだ。我々の時代の健全な中高生が行ったデートのようだ。
平日で人も少ないせいで、店員さんもちゃんと相手をしてくれるし、モノも見やすく、人口密度の低い街は心地よい。
絵に描いたような「四条でブラブラ」っぷりであった。

2007年02月04日

●ブレーキのドミノ移植

昨日Campagnoloのcentaurグレードの2006年モデルのブレーキが届いたので早速ロードに取り付け、ロードから取り外された前輪のduraの初期デュアルピボットブレーキをピスト君に移植。
さらに余ったduraの後輪用と、ピストに取り付けていたの105グレードのシングルピボットブレーキを母のママチャリに移植しようとしたところタイヤ幅が太すぎて適合せず拒否反応が起こり、とりあえずブレーキシューだけdura-aceと105を移植し、ブレーキのゴムだけで定価で五千円オーバーな変なママチャリになった。
この見事なドミノ移植の結果、ロードも、ピスト君も、母ママチャリも「何コレ?」って言うくらいにブレーキが利くようになった。

シマノのコンポーネントは昔からdura、ultegra,105と独立したラインで作っていたらしいけど、カンパニョロは上位グレードの新モデルが出ると、旧モデルは下位グレードに金型を使いまわしてして採算を取り、新規開発はなるべく頂点のrecordのみというビジネスモデルを取っているらしい。
という事で、私の買った2006年モデルのcentaurは最後の肉抜なスケルトンでないアルミブレーキであると同時に2003年くらいのrecordと同じという事になるのだろうか。アームの描く曲線と表面処理はなんかもううっとりするほど美しいねぇ。

しかしながら最近のカンパは全グレード同時にモデルチェンジしたり、下位グレード専用の金型を作ったりと変化しつつあるらしく、どこの業界も一人勝ちしているトコ以外は大変やなぁと。

今日はトークリップつきのペダルに替え、エアロなロードのブレーキレバーをBMXチックなちっこいのに替え、サドルをロード用に替え、見た目は完璧な今風ピストになったピスト君に乗って四条に繰り出す。
やっぱり爪先を下げた状態でて引き足を使う癖がついているので、不意に足がすぽっと抜ける。フラットペダルよりはいいけど、慣れるまでもう少しかかりそうだ。

2007年01月11日

●ハカー道

hakukin20070112A.jpg
旧型の穴の面積が多いハクキンカイロの本体で現行型の火口を使うと、気化量が多くて寿命が3/4ほど短くなり、それを防ぐために穴の部分を裏からアルミのテープなどで塞ぐというカスタムがあるのだが、穴を塞ぐ位置を火口に一番近い部分にすると、入ってきた外気が直接火口に当たることがなくなるようで、格段に燃費がよくなった。
ちなみに12時間分の燃料を入れて9時間しかもたなかったものが、画像の位置にテープを貼って14時間もつようになった。
蓋全体の穴の面積よりも火口と穴の距離の方が燃費を左右するようで、バックドアの数よりメトリック数が多いノードを踏み台にした方が足がつきにくいという事で、ハカー道も中々奥深く相通じるものである。

土偶が去年からハカーなのにも拘らず、この冬にまことさんが買ってから急に広まり始め、やっぱり流行を作るのはうら若き乙女だべさ。といたく感心した。
という事でまことさんトコの該当エントリにトラックバック

2006年11月04日

●秋刀魚料理色々

いつもの魚屋さんでお造り用サンマが安かったので秋刀魚尽くし。
秋刀魚の刺身、秋刀魚と蛸のカルパッチョ、秋刀魚の肝と茄子の吸い物、鰤大根ならぬ秋刀魚アラ大根柚子酢橘風味。
カルパッチョだけ手間かかるけど、どれも簡単なわりに脂の乗った秋刀魚にぴったりで良い感じ。
秋刀魚大根は聞いた事の無い料理やけど、アラを煮る前に熱湯に軽く湯通しして血合やぬめりや余計な脂を取っておくと、生臭さは殆ど無くっている筈。
柚子があるとないとではぜんぜん味の雰囲気が違うので、煮上がってからちょっと削った柚子の皮を煮汁に入れておこう。

父と退院した母はお腹の調子が悪かったので、おかゆと焼たらこと梅干と海苔と漬物のみで、一人だけ丈夫な私が全ての秋刀魚料理を食べ尽くす。
やっぱり魚料理は作ってて楽しいし見た目も綺麗に仕上がるし何よりも美味しいやね。

と、最近お料理ブログになりつつある。

2006年11月03日

●日常で埋める

母の様子を窺いに病院へ行く。
現在は入院者専用の病棟になっている、上野伊三郎がデザインした旧島津邸の院内をゆっくり歩き回り、細かいところにまで気を使い、ふんだんに資金を投入した徹底振りとモダニズム建築の名残に一々感心する。
床と壁の境界が無いような丸みを帯びた大理石、全面ガラスと全面網戸の二重ドアになったベランダ、明らかに病院には必要の無い中二階のテラス、ドアの金具、階段の手すりや滑り止め、やたらと高い病室の天井などなど中々見られないようなものばかり。
無機質でそっけないはずの病院のところどころが変に豪華で洗練されていておかしみを誘う。
こういった建物の存在は「富の集中」の意義となる数少ない一例かも知れないと思う。

術後の経過も良く、家事もちゃんと楽しんでやっている事を理解してもらえたようで安心する。
夕方まで話し、近所の商店街で野菜を買って帰る。

食べたいものを作られるのが自分で料理を作る利点の一つではあるけど、今日は冷蔵庫の整理をして悪くなりそうな野菜を処分すべく、もやし、えのきだけ、レタス、きゅうり、長いもをすべて料理の材料として選抜し、更に大量に作っておいたカレーもまだ余っているのでこいつも積極的に使うことにする。
結果、もやしえのきとパセリの胡麻酢醤油和えカレー風味、レタスときゅうりと長いものサラダ酢橘ドレッシング、長いもえのきもやしの味噌汁、カレー酢橘風味芋豚コロッケとトンカツの卵とじ。と言うことになった。
自分で言うのもなんだが、美味しかった。

毎日毎日働いてご飯を作って洗濯をして掃除をしてアイロンをかけて風呂に入って、と仕事と二人分の家事に追われて日常に埋もれて生活していると変に気持ちが平安になる。
余計なことは全く考えないし、余計なことをしようとする気持ちも余裕も生まれないし、不思議な充実感でいっぱいいっぱいになる。
逆に今までふんだんにあったはずの、夜に一人で自分の為だけに過ごす数時間がとても貴重で意義のあるものになった。
ゆっくりコーヒーを飲みながら音楽を聴きながら本を読むことができるのがなんと幸せなことか。
八正道が苦から逃れる唯一の道だと説かれる所以がなんとなくわかるような気がする。

2006年10月31日

●主食は二十日大根

午後から妙に仕事がバタバタとする。
バタバタながらも障害対応時に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の文字を見て、つい頭に血が上って我を忘れて村上春樹とサリンジャーと「ライ麦」について熱く語りそうになり、仕事中であることを思い出して二言三言で思いとどまる。
しかしながら某レディは図書館で働いてるくせに『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を「よく分らなかった」とのたまったので、いつか機会を見つけて何が分らんかったんか小一時間問い詰めてやろうと、ホールデン少年の純粋さを小一時間説いてやろうと決意し、今日はこれぐらいにしておいてやる。

微妙に仕事が遅くなり慌てて帰宅。
とりあえず米を研ぎ、炊飯器のスイッチを入れ、モーツァルトのオペラを聴きながら料理開始。
オペラはやかましいとの父のクレームを「クレンペラーはまだましやでー」などとよく分らん答えで切り抜けながら、野菜を洗いパパゲーノ、肉に塩コショウ王子タミーノ、火に鍋をかけ夜の女王。

朝にチリソースのビンを冷蔵庫の奥底で発見したのでこれを使って炒め物をしようと思っていたけど、実際見てみるととても食品と思えない色に変色していたので廃棄、急遽味噌炒めに変更。
で、できた料理は豚葱茄子じゃがにんにく二十日大根葉の胡麻味噌炒め酢橘風味、鶏の腿肉と二十日大根の卵白なしコンソメスープ、二十日大根と玉ねぎのサラダ梅肉海苔鰹節和え、キャベツの千切り、というところ。
自分で言うのもなんだがとても美味しかった。
中でもコンソメスープ内の二十日大根の色が軸の薄い緑、根の薄い赤、根の下の方の半透明の白と、何とも微妙な淡い色で感動的に美しかった。

明日は食べ会ということなので、明日の朝ごはん+明日の父の夕食と言うことで、食後にむいたりんごを食べながら、コーヒーを飲みながら、弦楽四重奏を聴きながら、本を読んだりノーパソでネットしたりしながら、大量のカレーを作る。

いやしかし料理作るのは楽しいなぁ。

2006年10月30日

●二十日大根を収穫してみる

金、土のエントリーを読んで下さった方がたから色々心配をいただいたようで、感謝申し上げます。
特にこれと言った問題は起こっていないので、ご安心ください。

radhish20061030.jpg
二十日大根が一ヶ月たつとだいぶ大きくなり、アブラムシやら青虫がたかり始めたので、家に帰ってから生育の良さそうなのを半分ほどプランターから引き抜く。

残り半分を入念に害虫チェックしたところ、アブラムシや青虫のほかにカメムシまでいた。
こいつらー新芽ばっかり食べてんなよーもう辛抱ならんということで、カメムシは指で遥か彼方に弾き飛ばし、青虫は指でつまんでメダカの餌に、アブラムシは見える限り指でつぶす。

しかし春菊とほうれん草は全く虫がたかっていない。アブラナ科の植物はそんなに美味しいのか??

収穫した二十日大根で、サラダと甘酢漬けを作ってみたけど、どちらもとても美味しい。
なんせ採りたて極まってるし、自分の育てた野菜ってだけで嬉しいやね。
明日はコンソメスープにでも投入してみよう。

今日のメイン晩御飯は冷凍庫から発掘された鶏の腿肉と茸と白葱の大蒜生姜ホイル焼、酢橘風味。
ホイル焼っつーのは美味しいだけでなく食器やフライパンが汚れなくて大変良いのだが、どうも盛り付けに苦労する。
ホイルから出してしまうとイマイチやし、ホイルに巻いたままやとワサワサ感がどうももっさりする。
とても美味しいだけに残念。どうしたものか。

2006年10月29日

●一昔前の青年の如き健全な日曜日

午前中に洗濯物を取り込み、午後前から外出。
気づけば一乗寺の恵文社に入っていた。
日曜日ということで客が小洒落たカップルばかりでとても「本」を扱う店に思えない。

ちょっと高い目の食べ物やさんのように客筋が良くって、店の雰囲気は悪くなく、店にいて気分は悪くない。
置いてある本もテーマがあって、実名を出すのはなんやけど、ビレッジバソガードよりは落ち着いたチョイスがいい感じ。

「自分で本が選べない奴が行く店」とまでは言わないけど、不案内なジャンルへ入門するにあたりこんな店はかなり役に立つだろう。
それでも、血で書かれたモノこそが「書物」と呼ばれるべきだ。などと旧時代的な偏見を持つ目から見ればやっぱり違和感がある。
というところで、自分自身が「本」に対してあまりにも暑苦しい接し方をしているのに気づく。
もっと気楽に接すれば良いやん。と料理の本を立ち読みしながら思った。

健全に夕方に帰宅後夕食を作る。
冷蔵庫に大量に転がる大根を消費し、朝ご飯用おかずを確保すべく、
ありあわせ野菜(大根にんじんジャガイモごぼう豚肉)の煮物と、ありあわせ野菜(大根ナス白菜ピーマン)の胡麻味噌和えと、ありあわせ湯通し野菜(大根白菜ニンジン玉ねぎ)の漬物風サラダを大量生産しておく。
これで数日は食卓に一品増えるだろう。
父が酢橘を大量に買ってきたので、なんとなく茹蛸と蒟蒻のカルパッチョを作る。
蛸は冷凍した状態だと極限まで薄くスライスできるので楽しい。
餃子を焼くついでがあったので揚げニンニクを作ってカルパッチョに振りかけてみる。
酢橘の酸味とパセリの香りと蛸の味にとてもよく合ってかなり美味しかった。
昨日の残りの玉ねぎとキュウリのサラダを味噌汁の具にしたのだが、以外にキュウリが味噌に合っていた。

土偶が作る料理は「雲のジュウザ」のようなスタンスと言えばとってもかっこよさげに聞こえるが、ようはありあわせで適当ということだ。
ありあわせ適当料理のレシピなどというものをブログに書けばネタには困らないけど、レシピになった時点で「ありあわせ」でも「適当」でもなくなるのが難しいところ。

2006年09月01日

●九月になったけど当然何もない

二週間休み無しで働いた訳やけど、ちゃんと定時+3時間以内には仕事終わってるし、デスマーチでもハマってるわけでもなく、着実に前に進んでいるので、仕事後に遊んで帰りが12時過ぎたり1時過ぎたりってのが数回あったにもかかわらず全くしんどい事はなかった。
なんというか、働き続けていれば特に余計な事は考えず精神的に安定するし、ある程度の肉体的な疲労は精神的な充足になるような気までしてきた。

とは言ってもそれなりに疲れていたようやけど、これはたぶん慣れの問題とか、リズムの問題の部類に入るように思うので、しばらくこういう生活を続ければ慣れてしまうような気がする。

これぐらいの働き度合いなら、一週間が14日でも全然問題ないと思う。

先日と言っても一週間前やけど、仕事帰りに職場の門を通る際、門衛所のおっちゃん達にいつも通り会釈したら、そのうちの一人が「待った」という感じの身振りをして慌てて出てきた。
何でも定年で最後の出勤日と言う事で、俺に挨拶をしにきてくれたと言う事らしい。
今までは挨拶を交わしたり一言二言喋るくらいやったけど、最後の最後で結構色々喋った。

何でも「これで最後」というか一期一会やと思うと、人とのつきあいにしても何にしてもなるべく最善を尽くしてちゃんとするけど、普段生きてても大抵の事はいつの間にか最後の事を最後と意識せずに見逃してしまう事が多い。
最後だった時をちゃんとわかるならまだしも、どの時点で最後だったのかすらわからないままに色々な事を失ってしまう事が多く、そういう事を振り返ってみて後悔してみたり自責の念に駆られたりと言う事ばかりである。

で、その門衛のおっちゃんとは「最後」ってのを意識して話してたけど、中々こういう事はあるもんじゃなし、誰とでもこれで最後になっても良いという意識を持って接したいなぁと思った。

2006年08月31日

●カンパのリアディレイラーを買う

前の日に某オークションで買ったカンパのリアディレイラーを取り付ける。
シフターがエルゴの10S、スプロケットがシマノの9Sなので、カンパ10SのRDが動くか激しくギャンブルな買い物だったけど、とりあえずはちゃんとシンクロする。
シマノのセッティングとは違って、トップ側3段くらいでワイヤーのテンションを調整するのではなく、ロー側3段くらいで調整した方が上手く設定できるようだ。

以前はRDにDura74と絶対に動かないはずの組み合わせで無理矢理使っていたので、カンパの10Sに換えて驚くほどシフトが軽くなった。
おー買って良かった。おーすげー

で、新しい構成は、シフターがカンパのCentaurエルゴ10S、リアディレイラーはカンパのVeloce10S、スプロケとハブとチェーンがシマノの77系dura9S、フロントディレイラーとクランクとブレーキがシマノの74系duraという組み合わせでシマニョーロ度は少し下がった。
今まで74系duraのきっちりエッジの立った工業製品的な造りが好きやったけど、Centaurのエルゴレバーと言い、買ったveloceのリアディレイラーと言い、カンパ製品はアルミの曲線が何とも色っぽい。
銃で言ったら74系duraがSIGのp226、カンパはp210てな感じ。
確かに変に惚れ込んでしまう人が多いのがわかるような気がする。コンポーネントを全部カンパにしたくなってきた…

しかし、たかが自転車の変速機だかレバーを俺は色っぽいとかエロイとか言うわけで、俺の変態度合いは留まる事を知らないなと思った。

2006年08月20日

●チヌ尽くし、土偶鉄工所

昨日の夜ラーメンを食べてもお腹具合が大丈夫だったので、昨日突いたチヌを食すべく朝から料理に励む。
刺身、霜皮造り、湯引き皮と肝臓のネギ醤油和え、カマと兜の塩焼き、潮汁、黒鯛茶漬け、アラ炊き、アラ味噌汁と思いつく限りのものを作る。
作っていないのはカルパッチョと鯛飯くらいか。

活け締めと血抜き処理済みなので臭みは全くなく、一日置いたせいで刺身の歯ごたえはイマイチなものの、旨味が出てきている。夏という事で脂も薄くあっさり上品な味。
時期的にも旬であり美味しい。これは美味しすぎる。
勢い余って三食ともチヌ。それでも美味しい。

夜からチョッキ銛のチョッキ部分と先端部分のシャフトを作成。
弾頭にあたるチョッキ部分はステンレスの無垢材とパイプを組み合わせてグラインダーで削り出し、ドリルでワイヤーを通す穴を開け、今までの最高の物が完成した。
もはや土偶鉄工所を名乗れる域に達しているような気がする。

2006年08月07日

●インドア飯盒炊爨

この日は母が出かけており、私が晩ご飯係だった。
しかしながら微妙に帰るのが遅くなってしまい、帰ってから炊飯器でご飯を炊いていては遅くなってしまう。
と言う事で早くご飯を炊くために、おかずを作る間、蒸らし込みで20分足らずで炊ける筈の丸形飯盒で作る事にした。
いつも飯盒を使う時はガソリンストーブか焚き火なので火力の調節が難しいけど、ガスコンロならとろ火から大火力まで自由自在。
少しも吹きこぼさず、全く焦げを作らず、カニの穴が出来る完璧なご飯が炊けた。
炊飯器で炊くよりはるかに美味しいやん。しかも早よ炊けるし。

一人暮らしの皆さんはたまに鍋でご飯炊いてみると美味しいかもよ。
炊くだけでそれなりに楽しいし。

あ、ちなみに俺は途中でフタ開けて炊け具合を確認する派です。

2006年06月29日

●禁煙はネタの泉

暑い。とにかく暑い。
扇風機を「強」にして部屋の空気をかき回す。
高速回転する羽に向かって「うー」と唸ってみた。
今まで梅雨やと思ってたけど、もう夏やん。

タバコ吸わなくなって24時間以上が経過してるけど、不思議な事に特に辛くもなんとも無い。
しかしながら「ちょっとタバコ」なタイミングが体に染み付いてるようで、
何かに集中していてちょっとした区切りの瞬間に「タバコに手を伸ばす」的な感覚がふっと浮かび上がり、
そのたびに「そうそう止めたんやった。」と思い出す。
なんか禁断症状というよりは、「うっかり騙されそうになった」的な不意打ちに近いような、自分で掘った落とし穴を忘れててはまりそうになったような。そんな感じ。

「オラオラ、禁断症状はどうした?正面からこんかい!」と思いつつも、本当に辛いと言われる2、3日目の禁断症状を心待ちにしている。
聴くところによるとこの禁断症状は「色ボケ」やら「恋患ひ」に近いらしく、そういうフレッシュ?な感覚にもワクワクものである。

いずれにせよ書くネタには困らなさそうでフフフである。

2006年06月28日

●禁断のてどんなの?

仕事帰りにネットで買った本を古本屋に取りに行った。
買った本以外に掘り出し物はないかと100円の棚を漁っていたところ、かの有名な『禁煙セラピー』があった。
特に禁煙しようとなどと殆ど思ったこと無かったけど、やたらと絶賛する人が多い本なので、まぁ100円やし買ってみるかー
と言うことで帰って読んでみた。
感想としては、なるほど確かにその通り。ごもっとも。異論はございません。
んじゃ俺も止めようということで止めることにした。

今までタバコを止めようと思ったり、禁煙を試みた事が無かったので、「禁煙の苦しみ」などと言うものも当然味わったことが無い。
いつも巡回している人のページで「トレインスポッティングな禁断症状を体験したい!」てな動機で禁煙してしまった人の顛末記を読んで「ほーそりゃたのしそうやなぁ。」と思ったことがあるので、その噂の「禁断症状」てのがどんな物かちょっと楽しみでもある。
空ろな目で虚空を凝視しながら手をガクガクプルプル震わせたり、「たー!ばー!こー!!」ってのた打ち回りながらLANケーブル齧ったりと、減量中の力石徹とダウナー状態のビル・エヴァンスを足したような状態をイメージとして期待するが、「ニコチンの禁断症状」で肉体的な反応は殆ど出ないらしいので、残念やら良かったやら。

ぶっちゃけ世の中は洗脳の掛け合い、狐と狸の化かし合い的な側面を持っている。
どうせどちらかに洗脳されざるを得ないのなら、当然得になる方を選ぶわな。

2006年01月24日

●new火鉢購入

今まで陶器の火鉢やったけど、無性に木製のが欲しくなったのでヤフオクで買っ た。
黒檀か紫檀という話やけどなんかちょっとつやがないなぁ。使っているうちに出 てくるのか??
まぁ、前に比べて面積が増えたので、「灰ならし」で模様の描き甲斐がある。ちょっ と研究してみよう。

2006年01月18日

●時には母のない子のように

この日は家に帰って来てご飯食べてすぐに寝てしまった。
もう八時とか、九時とかいうレベルでお子様並みの就寝時間。
つーか、ちょっと布団に潜りこんだところ、気づいたら朝やったという感じ。
これだけ寝ると日の朝はスイッチ入るみたいにパチッ!と目が覚めた。
PHSの目覚ましがなった瞬間に止めてやった。なんか勝ったような気がしたけど、何に勝ったのかはよくわからん。