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2008年11月30日

●映画:「エロス+虐殺」 /自由主義による浮気主義映画 / たしかに映画としてはアナーキー

amazon ASIN:B000BKJJ6U 先日、吉田喜重の「煉獄エロイカ」を観て、映像は気に入ったもの映画としては激しくつまらんかった。
それでも映像が気に言ったのは確かなので、もう一つ同じ監督の映画を観てみようと言う事で「エロス+虐殺」(1970/日)を借りて来た。

映画の内容としては、アナーキストで革命家を自称する大杉栄が、妻がありながらも別の女性を愛人にしていたところに、更にもう一人愛人が出来て、そうこうするうちに話がこんがらがって来て、最後には痴話喧嘩の末に愛人に刺される。って感じである。
映画としてはこの大杉栄の話ではなく別のことも主題にあるのやろうけど、見ている分にはこの大杉栄の間抜けさしか目に入らんかった。

大杉栄は、私はアナーキストの自由主義者だから恋愛も自由なのだ。と言張って、妻にも愛人にももう一人愛人を作ると開き直って告げるのだが、これが端から見てるとあまりにも子供っぽくってムリヤり感があって可笑しかった。自分の欲望を思想やら主義のせいにせんと、自分で負って自分で責任を取れよと。

自分の欲望を、思想的な根拠から出た主義主張やらで正当化する(ように見える)人間ほどアホっぽく見えるものは無い。
しかし、ここのところの「自由」を「自らの欲望で暴走する自由」として真顔で言い張る彼は逆に清々しくもある。
大杉栄は妻にも愛人にもそこの所を言うて聞かせて納得させてると言うてるけど、嫁も愛人も明らかに嫌がってるし、彼女たち同士が出会うと一瞬にして修羅場な雰囲気になる。
こういうのんは大抵の問題がそうであるように、自分が言張れば済む問題ではなくって相手がどう考えてどう感じるかの方が問題なのやろうね。
そして、なによりも、概してこういった大杉栄みたいなタイプがたらともてるのが理解できるだけになんかムカつくのである。

革命家でアナーキストで同士達と活動を企て、それらしく小難しい風の物言いが多かったけど、結局は最初から最後まで四角関係を見せられたと言う印象だった。例のごとく舞台のような構図で舞台のようにしゃべるシーンも多数あってもうわけがわからん。
期待した映像も「煉獄エロイカ」ほどのインパクトは全く無かった上に、何よりも辛かったのは、この映画が「エロス+虐殺」ロングバージョンということで前編後編あわせて三時間半もあったことである。これはきつすぎる…

なんでもこの監督の撮る映画は「反映画」であるらしく、既存の映画のあり方を否定する運動の一環であるらしい。
確かにそういえばあらゆる意味で今までの映画とは違っている。面白いかどうかは別にして、確かに違っていることだけは確かや。主人公同様に映画としてはアナーキーであった。
はいはいアナーキーアナーキー。

でも、そんなこといわれても、私は普通の面白い映画を見たいので、こんなんを見せられてもちょっと困るのであった。(私が借りて来たのやけど…)
反物質とか虚数の存在ってのは物理学や数学には不可欠やけど、反映画が映画の存在にとって必要なのかどうかは微妙なところやなと思った。

2008年11月29日

●『素数の音楽』 マーカス・デュ・ソートイ (著) 

amazon ASIN:4105900498 最初は気軽に読むつもりで借りて来た『素数の音楽』やけど、借りてびっくりした。やたらと分厚い。もうカムイ伝一巻分よりも遥かに分厚い。
分厚い上に、小説のつもりで借りて来たけどノンフィクションだった事もあり、嬉しいような悲しいような気分で読み始めたもののとても面白かった。
本の大筋としては、「リーマン予想」をメインにした未解決の数論の問題を中心に据えた、「素数」を巡る数学者達の苦闘の歴史である。オックスフォード大学の数論研究者である著者が、一般向けに書いた、数学啓蒙書という位置づけであるようだけど、中々スリリングに最後まで読み進む事が出来た。

しかし、名前だけはメジャーな「リーマン予想」も実際これが何を意味しているのかはとてもわかりにくい、
zeta.png
と定義されるゼータ関数を複素数全体へと拡張した場合、-2、-4、-6…など、負の偶数の自明なものではないゼロ点s(自明で無いゼロ点s)は、全て実数部分が1/2の直線上に存在する。
というのが「リーマン予想」である。
恐らく高校でちゃんと真面目に数学をしなかった上に、もうすっかり忘れている私のような人はこういわれても「(゚Д゚)ハァ?( ゚д゚)ポカーン」なのだが、この本にはこの「リーマン予想」が定理として証明されると、どれだけのものが芋づる式にゾロゾロ出てくるかって所がわかりやすく書いてあった。

そして、リーマン予想だけでなく、全体を通して語られる「素数」の話で、数直線状の素数の出現が全く法則に則っておらず、これこれの数の中にこれこれの割合、と大雑把にしか言えないってな話が、量子力学の根底をなす不確定性原理と結び付けられ、さらに、数直線状の素数の偏差のスペクトルではなく、ゼータ関数の1/2線上のゼロ点のスペクトルが水素原子の振動数のスペクトルと殆ど同じになっているところは、素直にあひゃーっと驚いた。

リーマン予想自体をあまり良く理解出来て無くても、ランダムにしか見えなかった素数に秩序を与え、物質を形作る基本的な要素である水素原子を理解するのに着実な視点が得られるってところは、この「リーマン予想」を「リーマンの定理」にする事がどう凄いのかをよく教えてくれた。
「新しい世界への到達は、新しい知恵を獲得する事ではなく、新しい視点の獲得である事にこそ意義がある」って感じの事が書いてあったけど、まさにそんな感じであった。

数学の話だけでなく、ガウス、オイラー、リーマンなどの天才を筆頭に、一介の事務員だったラマヌジャンやら、サンスクリット語大好きなヴェイユやら、ついにおかしくなって悪魔に取り付かれたグロタンディークなど個性的な数学者達の話や、コンピューターでの暗号化の話が出てきたりで飽きる事無く読めた。

コンピュータを使っていれば、httpsやらssh接続で毎日常に鬼のようRSA暗号を使ってるわけやけど、このRSAについても因数分解と素数の話でとてもわかりやすく解説されていたので、これからはTLS接続も単なるブラックボックスではなくなってちょっとした親近感がわいたような気がする。

しかし、数学者っていう人種はやたらと数式やら数列やら関数に対して「美しい」とか「エレガント」とか使いたがる。まぁたしかにその美しさはわからんでもないにせよ、この美しさを表わす適当な言葉がないから便宜的に「美しい」や「エレガント」を使っていることを加味するにせよ、やっぱり我々一般人からすれば、はぁ?こいつら何言ってやがるんだ?ってなものである。
その点、やたらと小汚いプラモデルのモビルスーツを見て「美しい」とため息を漏らす人種や、殆どパンツが見えているようなフィギュアを見て萌え萌と興奮している人種、そしてSystem V initのブートプロセスはエレガントなどとうっとりするsolarisヲタも、オイラーの恒等式が美しすぎるとか素数定理なルジャンドルの式が醜すぎるとか言ってる数学者も大して変わらん同類やなぁと思った。

2008年11月28日

●色々なデーモンのデバッグモード

色々なサーバーを作っていて一回コンパイルしてconf設定してすぐにちゃんと動けば申し分ないけど、ほとんどの場合は一度では動かない。
confを書き換えたり、オプション変えてコンパイルしなおしたりと試行錯誤が必要になってくる。

で、サーバーが思ったように動かない時に詳細なログ吐かせて何が問題になっているのかを特定するために、各デーモンのデバッグモードでの起動、あるいはデバッグログを出力させての起動が必須になる。

といういことで、各デーモンのデバッグオプションを書いてみた。
バックグラウンドで動かさずにフォアグラウンドで起動して標準出力に大量のログを吐くタイプと、
フォアグラウンドには出ないけど、ログには詳細なデバッグ情報を各タイプと2タイプある。

フォアグラウンドに出ずにログが詳しくなるタイプ
tail -f ログ みたいな感じでリアルタイムにデバッグするのがよい。

postfix
/etc/postfix/master.cf
の該当デーモンに -v をつけるとsysologに大量のログが出力される

smtp inet n - n - - smtpd -v
smtps inet n - n - - smtpd -v

などとしておいて、メールを送信してみる。


dovecot
指定したログに大量のデバッグ情報が出力される。指定していない場合はsyslog。
dovecot.conf

#メールプロセスのデバッグを有効
mail_debug = yes
より詳細なログ出力
auth_verbose = yes
# 認証がらみの詳細なログ出力。
auth_debug = yes
#パスワードと使われたやり取りが記録
#auth_debug_passwords = yes

てな感じでpop3やimapを使ってみる。


以下はフォアグラウンドで動作させて標準出力にログを吐かせるタイプ。

proftpd
/usr/local/proftpd/sbin/proftpd -n -d 10
-nでデーモンでなくフォアグランドで動作させ、-dでデバッグレベルを指定する。
標準出力に詳細なログが垂れ流し…

おまけのbind9
/usr/local/bind/sbin/named -c /etc/named.conf -u named -t /usr/local/bind -d 10 -g
-gでデバッグモードでフォアグラウンドで動く -dでデバッグレベルの指定

しかし、デバッグログを見るたびに、デーモンソフトウェアたちは見えないところで頑張ってるねんなーと思うのであった。

2008年11月27日

●apache1.3にmysql認証を追加

apacheでのユーザー認証と言えばBasic認証かDigest認証やけど、仮想ユーザー統一の一環として、
ベーシック認証の問合せ先をパスワードファイルだけではなく、mysqlも参照出来るようにしてみた。

作業としてはapache1系mod_auth_mysqlを追加するという事になる。

CFLAGS="-native -mt -fast" ./configure --enable-rule=SHARED_CORE --enable-module=so --prefix=/usr/local/apache --enable-module=auth_digest --enable-module=digest

ってな感じコンパイルされているapacheに、モジュールとしてmod_auth_mysqlを組み込む
mod_auth_mysqlのソースディレクトリで、
/uasr/local/apache/bin/apxs -c -L/usr/local/mysql/lib/mysql -R/usr/local/mysql/lib/mysql -I/usr/local/mysql/include/mysql -lmysqlclient -lm -lz mod_auth_mysql.c

と直接mod_auth_mysql.cをコンパイルするとmod_auth_mysql.soが生成されるので、
sudo /uasr/local/apache/bin/apxs -i mod_auth_mysql.so
でファイルがコピーされる。

confには


LoadModule mysql_auth_module libexec/mod_auth_mysql.so
AddModule mod_auth_mysql.c
#モジュールを読み込む


<Directory /export/web/hogehoge >
AuthMySQLEnable On
 AuthName "enter username and password"
 AuthType Basic
 AuthMySQLHost ホスト名
 AuthMySQLDB DB名
 AuthMySQLUser 接続ユーザー
 AuthMySQLPassword パスワード
 AuthMySQLUserTable テーブル
 AuthMySQLNameField username
 AuthMySQLPasswordField password
 AuthMySQLPwEncryption crypt
 AuthMySQLUserCondition mailuse='1'
 require valid-user
#SELECT username,password FROM DB名.テーブル WHERE mailuse='1';
#と展開され、
#入力されたユーザー名とパスワードと照合される。

</directory>


と書けば/export/web/hogehogeはmysqlによるbaseic認証となる。
当然、AllowOverrideでAuthConfigが許可されているディレクトリでは、.htaccessとかにも書いてもよい。

2008年11月26日

●proftpdでlocalhost意外のmysqlに接続する場合の注意点

mail,ftp,webをmysql内のユーザーDBに統合出来たと言う事で、土偶家の外向きサーバーを家向きサーバーから完全に隔離して、Solarisコンテナ内の別ゾーン内に閉じ込めるべく別環境に移行させた。

それに伴って、各デーモンの問い合わせ先となるMYSQLのデーモンも別のまた別の隔離されたゾーン内に閉じ込めたのだが、postfixでもdovecotでローカルホストではない別のホストへのmysql接続が正常動作しても、proftpdだけ全く動かなくなった。
proftpdでmysqlの問合せ先をlocalhost意外にした場合デーモン自体が起動しないのだ。

これは困ったと言う事で色々調べていると、どうやらinetd経由では起動しなかったものがStandAloneではちゃんと動く。
これは仕様なのかバグなのだろうか?
もしかしたら完全にリードオンリーでマウントされているsolarisコンテナ内のゾーン内でのファイルシステムでの運用に問題があったり、confでのsqlのソケットの指定にパーミッションやら何やらの関係で問題があったのかもしれないけど、まぁ動いたのでこれでよしとする。
又気が向いたらデバッグするかもしれない。

2008年11月25日

●postfix 2.5.5 dovecotでsmtp-auth + mysqlによる仮想ユーザー運用

先日cyrus-SASLによるSMTP-AUTHとSMTP/TLS対応のpostfixを作ったが、これをsmtp-authにdovecoのSASLを利用し、仮想ユーザーの参照元をmsqlにするためにコンパイルしなおした。

ネット上に色々情報があるけど、一番参考になったのは、やっぱり本家のドキュメント
Cyrus-SASL対応と比べてDovecotのSASLの良い点は、Cyrusの場合はpostfixのバイナリにCyrusのライブラリをリンクさせる必要があるけど、Dovecotは認証に専用のデーモンプロセスを使うのでコンパイル時にフラグを一つ追加するだけで済む事である。
たしかにヘッダとライブラリ検索パスを指定しつつフラグも追加するよりはエレガントで、かつライブラリをリンクしないと言う事はリンク先のライブラリのバグを取りこむ可能性が一つ減ったという事も言えるのであろう。

以下で、Dovecot-SASLとMysql、SMTP/TLS対応のバイナリのコンパイル、設定の手順、いくつかの注意点を書いてみる。
例の如く、Solaris10 U6 spac版にgccを使わずSun Studio 12のコンパイラでの実装である。

C++のコンパイルオプションで、最適化オプションに-fast -native -mt 、ヘッダ検索パス、SASL対応と、TLS対応、Mysql対応を指定、
外部ライブラリの検索パスとランパス、TLSとmysqlのリンカオプションを指定、


export CCARGS="-fast -native -mt -DUSE_SASL_AUTH -I/usr/sfw/include -DUSE_TLS -DHAS_MYSQL -I/usr/local/mysql/include/mysql"
export AUXLIBS="-L/usr/sfw/lib -R/usr/sfw/lib -L/usr/lib -R/usr/lib -L/opt/sfw/lib -R/opt/sfw/lib-lssl -lcrypto -L/usr/local/mysql/lib/mysql -R/usr/local/mysql/lib/mysql -lz -lm -lmysqlclient"
dmake makefiles
dmake

ドキュメントでは、「-DDEF_SERVER_SASL_TYPE=\"dovecot\"」を指定するとデフォルトでDovecotが使われると書いてあったけど、土偶の環境ではmake時にエラーで止まったので、コンパイラオプションで指定せず、後からconfで指定した。

以下でconfの重要な部分を書く。
ローカルへのメール配信は、実ユーザーが存在しなければmysqlに問い合わせる。
外部へのリレー要請ではSMTP認証でdovectに問い合わせを行い、認証されればリレー許可する。
SMTP認証とローカル配信対象リストは全く別物であるところに注意である。まぁ当たり前か。

main.cf


smtpd_sasl_type = dovecot
#SASLにDovecotを

smtpd_sasl_path = private/auth
# dovecotと通信するソケットの指定、dovect.confのsocket listenの位置を書く。
# ドキュメントに則ってスプールからの相対パスで書いた。

smtpd_sasl_security_options = noanonymous
#anonymouse接続を拒否

smtpd_recipient_restrictions = permit_sasl_authenticated, permit_mynetworks,check_relay_domains
#外部へリレー許可するリスト、permit_sasl_authenticatedがSMTP-AUTHで許可されたものとなる

local_recipient_maps = $virtual_mailbox_maps unix:passwd.byname
#ローカル受信者の検索テーブルの指定
#仮想メールボックス、実ユーザーの順で書いた。

fallback_transport = virtual
#存在しないローカルアドレスへのリレー要請をvirtualに
#local_recipient_mapsで指定してるからいらんかも

#以下で仮想ユーザ(メールボックス)の指定
#それぞれファイルを指定して、ファイル内でDBとクエリを指定する。
virtual_mailbox_base = /
virtual_mailbox_maps = mysql:/etc/postfix/virtual-account.cf
virtual_uid_maps = mysql:/etc/postfix/virtual-uid.cf
virtual_gid_maps = mysql:/etc/postfix/virtual-gid.cf

以下からmysqlへの問い合わせの設定、詳しい書式はこの本家のドキュメントを参照されたし。
virtual-account.cf


hosts = ホスト名
user = 接続ユーザー
password = パスワード
dbname = DB名
table = テーブル

#以下の三つの項目は、
#user@domain.comへと配信要求が来た場合、
#SELECT CONCAT(mailrootdir,"/Maildir/") FROM DB名.テーブル WHERE username="user" and mailuse='1' ;
#と展開される

select_field = CONCAT(mailrootdir,"/Maildir/")
#メール配信先を指定する、SQL文concatで文字列を結合し、/home/user/Maildir/などと展開される。
#最後に/をつけるとMaildir形式、スラッシュ無しだとmailbox形式になる、微妙にはまった。

where_field = username
additional_conditions = and mailuse='1'


virtual-uid.cf


hosts = ホスト名
user = 接続ユーザー
password = パスワード
dbname = DB名
table = テーブル

#以下の三つの項目は、
#user@domain.comへと配信要求が来た場合該当メールボックスにUIDを設定するために使われるようである、
#SELECT uid FROM DB名.テーブル WHERE username="user" and mailuse='1' ;
#と展開される
select_field = uid
where_field = username
additional_conditions = and mailuse='1'

virtual-gid.cfは略。
とこんな感じで、dovectと同じテーブルを読み、メール環境が統合できる。

2008年11月24日

●mysql対応、openssl対応のDovecotのコンパイル@Sun Studio 12@Solaris10 U6 spac

MTAであるpostfixがsmtp認証を実現するための外部機能として、以前まではCyrus SASLを選択するしかなかったのだが、バージョン2.3からDovecot SASLなるものに対応していることを最近知った。

ということで、その時初めて知ったDovecotについて調べてみると、どうやら単なる認証機能を提供するSASLではなく、pop3とimapを提供するMDAであるらしい。
ユーザーデーターベースとして、UNIXシステムの実ユーザーに対する認証からpam、LDAP、Mysqlなどに対応し、それらの複数を同時に実装できるのが何よりも良い感じである。
メジャーで事実上標準的なMDAであるQpopperとかCourier-IMAPより歴史的には浅いけど、Postfixと連携させて使うことを前提に、しかも実ユーザーでなく、仮想ユーザーでの運用も追加して考えれば良い選択であろう。

これでメールサーバーのMTAの部分とMDAの部分が実ユーザーだけでなくMysql上のDBにある仮想ユーザーも加えて運用させることができた。

以下でSolaris10 U6 spac版にgccを使わずSun Studio 12のコンパイラで実装した手順を書いてみる。

コンパイラオプションで最適化コードとヘッダ、ライブラリ検索パスとランパスを指定、
コンフィグオプションは以下の通り、
mysqlサポート、opensslサポートを追加、それぞれ/usr/local/mysql/ /usr/sfw/にインストールされているものとする。


export CFLAGS="-native -mt"
export CPPFLAGS="-I/usr/sfw/include/openssl -I/usr/local/mysql/include/mysql"
export LDFLAGS="-L/usr/local/mysql/lib/mysql -L/usr/sfw/lib -R/usr/local/mysql/lib/mysql -R/usr/sfw/lib"

./configure --prefix=/usr/local/dovecot --with-mysql --with-ssl=openssl --disable-ipv6 && dmake


普段、土偶はSUNのC++の最適化オプションは「-native -mt -fast」を利用しているが、コンパイラオプションに「-fast」をつけると、コンパイルは通るものの、出来たバイナリはpop接続すると

Nov xx xx:32:55 host dovecot: [ID 762087 mail.info] Dovecot v1.1.6 starting up
Nov x xx:32:55 host dovecot: [ID 107833 mail.crit] Panic: file istream.c: line 84: assertion failed: (stream->eof)
Nov xx xx:32:55 host dovecot: [ID 398108 mail.error] Raw backtrace: 0x26894 -> 0x29a94 -> 0x3111c -> 0x2f2f0 -> 0x27a24 -> 0x27b24
-> 0x22c64 -> 0x22ebc -> 0x1f02c -> 0x15a88

って感じのエラーを吐いて落ちてしまう。
SUNのドキュメントには「IEEE 標準の浮動小数点演算を使用しているプログラムには、-fast を指定しないでください。計算結果が違ったり、プログラムが途中で終了する、あるいは予期しない SIGFPE シグナルが発生する可能性があります。」って書いてあるのでそれだろうか?
RSA暗号の強度は因数分解の難しさがである上に、複合化するにはガウスの時計計算機とフェルマーの小定理を使うので計算結果が狂うということだろうか?とにかく-fastオプションでなく、-native -mtオプションだけだとちゃんと動作した。

で、confファイルはこんな感じのものが認証に関わる部分、
dovecot.conf


mail_location = maildir:~/Maildir
#ユーザーデータベースとパスワードデータベースに外部DBを、指定した外部ファイルで指定、
#postfixのスプールディレクトリにユーザーとグループを指定してSASLソケットを提供
auth default {
  mechanisms = plain login
  userdb sql {
   args = /usr/local/dovecot/etc/dovecot-mysql.conf
  }
  passdb sql {
   args = /usr/local/dovecot/etc/dovecot-mysql.conf
  }
  passdb pam {
  }
  passdb passwd {
  }
  userdb passwd {
  }
  socket listen {
   client {
    path = /var/spool/postfix/private/auth
    mode = 0660
    user = postfix
    group = postfix
   }
  }
}

dovecot-mysql.conf
でDBのやらそのクエリを指定する。


driver = mysql
connect = host=ホスト名 dbname=DB名 user=ユーザーt password=パスワード
#パスワードのハッシュ方式を指定 MD5-CRYPTとかPLAINとかが使える。
default_pass_scheme =CRYPT

#ユーザーDBの参照クエリ
# %uでユーザー名を指定され、
# カラム名homeにMaildirのあるディレクトリ、(一般的にはホームディレクトリやね)
# uidにuid gidにgidが得られるようなクエリを指定する。
user_query = SELECT mailrootdir AS home ,uid ,gid FROM table WHERE username="%u" and mailuse='1'

#パスワードDBの参照クエリ
# %uでユーザー名を指定され、
#カラム名usetとしてユーザー名が、
#カラム名passwordとして指定した方式でハッシュ化済のパスワードが得られるようなクエリを指定する。
password_query = SELECT username AS user ,password FROM table WHERE username='%u' and mailuse='1'

2008年11月23日

●映画:岡本喜八「赤毛」 / 三船敏郎主演の非侍三船映画

amazon ASIN:B000BVKFTO 岡本喜八が監督した「赤毛」 (1969/日)を観た。
刀を持った三船敏郎が主演でかつ岡本喜八が監督と言う事で、レンタルやさんで見つけて喜んで借りてきた。

江戸時代の最後の年、京へと進軍する官軍赤報隊の部隊長から、故郷の町の先方に隊長として赴く許可を得た百姓侍は、隊長の証である赤毛を被って意気揚々と乗り込む。
しかし、時代は江戸から明治に変わろうとする中、昔と同じ悪代官と悪徳商人は百姓を搾取している。
怒りに怒った赤毛の隊長である百姓侍は、官軍の部隊の隊長として、虐げられる人々を解放し、悪徳商人と悪代官に報復を加えようとするが、同時に町に潜り込んでいた官軍を討とうする組織も活動を始める。
という感じのストーリーである。

見終わった後にネットで調べてみるとやたらと評価が高い。
あんまり詳しく書くとネタバレるので詳しく書かないけど、確かに過去に見た「肉弾」や「血と砂」などの岡本喜八映画と同じく、時代の流れに否応なく巻き込まれる一兵卒や一般市民の悲しさをひしひしと感じさせる映画であった。

主演は三船敏郎やけど、周りの脇役が例外なく良い感じである。みんながみんな典型的なタイプとしてキャラが立ちつつもしっくりきていて何ともすばらしい。
三船敏郎は大根やとよく言われるけど、確かに上手い脇役たちと演技している彼の演技はやたらわざとらしく大げさに見えた。
素浪人なら棒読みでわざとらしい台詞回が渋く見えても、隊長がそうあってもそう見えるとは限らない。
この映画の脇役が良かっただけに逆にその三船敏郎の大根っぷりが目立ったような気がする。
三船敏郎は大根であるのが問題にならないくらいの華があるけど、大根であること自体がいいことであるはずない。

観る前から赤毛の三船敏郎がばたばたと刀で人を薙ぎ倒す様を期待してこの映画を観た。
しかしながら彼は明らかに剣の達人に見えず、ただのお調子者に見える。主役の彼はあまり表に出ず、殆ど刀を抜くこともなく、脇役中心で話は進む。
確かに、映画としてはとてもおもしろかった。岡本喜八らしい悲壮感あるコメディーだった。
しかし、三船敏郎が大好きな私にとって、三船敏郎は無闇に強くて無駄に刀を振り回しているべきなのであるし、そういう意味で、この映画は三船敏郎のチャンバラ映画としてはいまいちだった。彼が人を斬るどころか、そもそも刀を抜くシーン自体がほとんどなかったのだ。

ディズニー映画、ハリウッド映画など、一つのジャンルを構成する要素があるけど、この映画を観るにつけ、三船敏郎の侍は、侍三船映画という一つのジャンルを構成する一つの要素やねんなぁとつくづく思った。
この映画は映画としてはとてもおもしろかったけど、三船敏郎が好きなだけに侍三船映画としてはいまいちに感じた。
それでも三船敏郎が特に好きだということはない人にとってはおもしろい映画であろう。

2008年11月22日

●窓口は多いけど問い合わせ先は一つのソラリスに

やっとの事でftp、www、smtp、pop3、imapのアカウントを一つのmysqlのDBから読むようなシステムを作る事が出来た。
発行するクエリでwhere句でフィルタしてやれば、ftpアカウントだけ、メールだけ、wwwのベーシック認証だけ、あるいはそのいずれの組み合わせでも使えるような仮想アカウントが利用出来る。

これらの問い合わせ対象となるDBが全て同じテーブルであるって言うのがミソ。
当然、パスワードやらなんやらの変更はメールだろうがftpだろうが全てに共通する。

さらに、もう一つ外せないのは、全てを仮想ユーザーだけで運用するのではなく、実ユーザーも特別な運用無しに同じ環境で使える事である。
仮想ユーザーだけでなく、リモートからシェルをつかったり、XDMCPへXから接続してデスクトップを使ったりするための実ユーザーも同じように動作しないと。

仮想ユーザーだけ、実ユーザーだけっていう運用は意外に簡単やけど、これらの違いを意識せずに統合するってところは、一般的にはあまり要求されないけど、土偶家では必須であった。

概略を述べると、dovecotで動かしたpop3とimapはmysqlのDBからアカウント情報を取得し、SMTPを受信時にはPostfixのエイリアスマップを同じDBから取得し、外部へリレーするメール送信時はSMTP認証としてdovecot経由でDBに聞きに行く。
ftpはproftpd、WEBのベーシック認証はapacheのmod_auth_mysqlでDBに問い合わせと言う感じである。

ネット上の情報では、メールだけ、FTPだけっていうのが多々あるけど、これら全てを統合した説明は見た事がない。これは素晴らしいんじゃないだろうか?

結構苦労したので順jにエントリにしてゆこうと思う。

2008年11月21日

●祝うと呪う

更にドラゴンボールの話である…もうちょっとだけ続くんじゃ。

私が小さな頃からずっと心に残ってきたシーンがある。コミックスでいうと30巻での人造人間16号の言葉である。
ドラゴンボールを良くご存知で無い人に説明しておくと、人造人間16号はドクター・ゲロというマッドサイエンティストが作ったアンドロイドで、同じく17号、18号というアンドロイドと共に、この漫画の主人公である「孫悟空」を倒すべく開発された。
昔にレッドリボン軍の天才科学者であったドクター・ゲロは、軍を壊滅させた孫悟空に恨みを抱きその復讐の為に人造人間を作ったと言うわけである。

dragonball30.png で、孫悟空を倒すために旅を続けていたその人造人間達は、とんでもない戦闘力を持ちながらも、襲いかかってきた相手にしか手を出さず、戦っても相手を殺さず、世界制服にも人殺し自体にも興味は無い、今までの極悪非道の敵キャラとは一線を画していた。
クリリンがその人造人間達の性格に気付いて、孫悟空を倒すために旅を続ける彼らに、孫悟空を殺さないように頼んでみたのだが、そこで16号が言った台詞が「ムダだ オレたちは孫悟空を殺すためにつくられた」である。(画像はクリックで拡大)

鳥やら獣を愛し、弱者に優しい16号が、そんな優しい性格ながらも、自分の考えからすれば明らかに意味のないはずの生まれた理由とされている「孫悟空を殺す」にとらわれているのがやたらと印象に残っていたのであった。

一般的な我々のような普通の人間が自身の「生きる意味」とか「生まれた理由」なんてのをはっきりと認識していることなんか皆無であろう。
それは自分で意識できないからこそ様々な悩みの種となったり、何かしらの思考の対象となったりするわけである。

それでも、もし例えば、自分の親や社会から自分の生まれてきた理由を告げられればどうなるだろう?
人造人間16号がそうであったように、それがどんな恐ろしい事であってもバカバカしい事であっても、単純に無視する事は出来ないだろう。
16号が、その自分の生まれた理由が例えどれだけ意味のない馬鹿げたものであったとしても、それが自分が作られた理由であるという以上、それを無視する事は出来なかった。
「生きる意味」とか「生まれてきた理由」なるものは良い悪いとか意義の有る無しなど関係ない圧倒的な魅力と拘束力を持つのであろう。
オウム真理教はその信者に、誰も答える事の出来なかった「生まれてきた理由」を示し「生きる意味」を与えたという。信者たちがその初めて告げられた「生まれてきた理由」と「生きる意味」に抗うのは並大抵ではなかったのだろう。
今となれば、それらはカルトの典型的ないわゆる「マインドコントロール」の手法として一般的に認知されている。

また、今まであまり目にする事は無かったけど、最近やたらと私が身近なリアルな話として聞くようになったのは、その逆説的なパターン、生まれてきた理由を教えられるのではなく、生まれてきた事を否定されるパターンであろうか。
つまりは、お前が生まれてきた来た事に意味はない、お前はいらない子供である。という意味と理由の不在と否定の宣言である。
意味の内容を告げられるのではなく、意味が無い事を告げられるのである。
生まれてきた意味を告げられた事も無く、生きる意味を知っているわけでもない我々からすれば、何をそんなにええ歳までそんな事引き摺ってるねん。と思うわけであるが、これも、一種のそういった「マインドコントロール」ととれなくも無い。
本人がトラウマだとして抱え込んでいる以上、はたから見る以上に中々に根が深い問題なのであろう。

しかし、ここで良く考えれば、それらは全て、全ての人の各々に「生まれてきた理由」と「生きる意味」が存在していると言う前提の下に成り立っている話である。
それがあるとされるからこそ、それを激しく求めて得られず苦しみ、それが得られたと思うと安心し、それを求めない生活をする人を非難するのである。

もし、そのある筈だとされる「生まれてきた理由」やら「生きる意味」がそもそも無かったとしたらどうであろうか?
なんか実存主義みたいな話であるけど、我々が在る事と、我々のある事の意味が全く関係の無い話であったらどうであろう?

我々の存在が先天的に持つはずだった我々自身の存在の意味の存在を失ったからといって、いわゆる一般的に言うニヒリズムに走るのは分かりやすいパターンであるけど、逆に無いからこそ自分たちで作っても良いと言う考え方もあるのではなかろうか。

ある種の人を捕らえて放さない、この「生きる意味」と「生まれてきた理由」なる概念の色々な意味での隷属や呪縛は、そもそもそんなものは最初から存在しないと理解すれば何かしらの開放や自由が得られるのではなかろうか。
そもそもの最初から自分の存在に意味も理由も無い、それは悲しくはあれど単なる事実であるから諦めるしかない。
それを理解しつつも、どうしてもそれでもそれを欲するのなら、無いはずのものを探したり人から教えてもらおうとせずに、ただ単に自分で作ればいいだけの話である。
そういった状態を「人間は自由であるように呪われている」とか言うノーベル文学賞を辞退したフランス人がいた。
しかし、その台詞をかの有名な青木ケ原の樹海の落書きのように、もっとポジティブにとらえることができるだろう。
つまりは、「人間は自由であるように祝われている」とでも言い切ってしまえばよかろう。
である。

気付けばやたらと長い文になってしまった。最後まで読んでくれてありがとう。

2008年11月20日

●バカ映画、クソゲー、トンデモ本の意義

ネットでドラゴンボールを検索していて見つけた、ファミコン用の「タッチ」というゲーム。
いわゆるラブコメか野球もののゲームかと思いきや、「タッちゃんとカッちゃんが野球のボールを投げて敵と戦う横スクロールのアクションシューティング」であるらしい。
私はタッチを読んだ事も観た事もないので何も感じないが、激しく違和感だけは感じる。タッチファンはさぞかし大喜びであろう。
ゲームだけでもぶっ飛んでるのに、いきなり最強状態、全クリア直前で始まるらしい隠しパスワードが凄い。これは私自ら口にすると言う野暮はすまい。皆様ご自身で検索していただきたい。世の中には凄いゲームがあるなぁ…

そういうわけで、早速このファミコン版「タッチ」を入手してやってみた。当然パスワードは例のものをグヘグホグフ。

たしかに、何の説明も脈絡無く突然始まるゲームに唖然とする。
わけのわからない小人や小さい飛行機や謎のメカがが突然襲いかかってくるようなこの世界が「タッチ」の世界観と相容れない事はこの私にでもわかる。
のんびり恋の鞘当をしながら野球をしておればいいというわけにはいかない。敵を殺して謎の命の数値を稼ぎ、自らの謎の命の数値でアイテムを買い、謎の命の数値をゼロにして死んでしまわないよう、生きる為に戦わねばならないマッチョな世界である。
これは…これも最近読んだ『漂流教室』に似ている。どちらかというと『タッチ』が異空間に漂流した話である。「タッチ」版『漂流教室』である。
全く想像の域を超越した敵キャラやら南の台詞のぶっ飛びっぷりにとてつもない「狂気」を感じる。
ずっとコントローラを握っていると何やら薄ら寒い恐怖が底から湧き上がってくる。
これは恐ろしいゲームだ!クリアしてないけど。

原作を全否定してタダのバカ映画としてしまったもので有名なものの中に「スターシップ・トゥルーパーズ」がある。これは「機動戦士ガンダム」にも影響を与えた、ロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』の映画化ということになっているけど、原作に対する冒涜であると言われるほどの無茶苦茶っぷりのバカっぷりは素晴らしい。
「タッチ」を「タッチ」として描いていただけでは歴史の波に消えてしまったに違いない。全く別物に作り変えてしまったからこそその馬鹿さ加減で歴史に名を残す事となったのである。

「名作」と呼ばれるような正当に素晴らしいものは、とくに何もしなくてもその名声は必然的に残って行く。
しかしながら名声と実質的なものはまた別である。
良い映画を良い映画として、良いゲームを良いゲームとして、良い本を良い本として受け取るためには、大量のバカ映画とクソゲーとしょうもない本が必要なのである。
こういったクソゲーやバカ映画は逆の意味で名作が何故名作と言われるゆえんを持つかのその素晴らしさを教えてくれるものである。
インターネットにはバカ映画やクソゲーやトンデモ本を専門的に紹介するサイトが沢山あるが、そういう意味で、あまりにもバカなものこそを歴史を超えて語りついで行くという傾向や趣向は中々に知的に高度なムーブメントであると思った。

2008年11月19日

●ドラゴンボールを読破して少年時代の終わりを感じる

amazon ASIN:4088518314 amazon ASIN:4088510909 今更ながらドラゴンボールを全巻読破した。
昔読んでいた頃は、人造人間が出てきた位から「はぁ?」という感じになり、セルが出てきて更に萎え、魔人ブウが出てきそうになったあたりで完全に読む気を失ってしまった。

ドラゴンボールで代表されるようなどんどん強い敵が出ていてそれを倒すたびに又出てくるという展開を「パワーインフレーション」と呼ぶらしいけど、昔はこの強さのインフレが私とってリアリティーを持ったのはフリーザのあたりまでだった。
何で宇宙で一番強い生物(フリーザ)が、地球人の作ったアンドロイド(人造人間)に、はたまたバイオテクノロジーで作られた生物(セル)より弱いねんと。
昔はそう思って一気に読む気を失ったのだった。
今思えば、ドラゴンボールにリアリティーを求めて読んでいたとは中々私もかわいらしかったなぁと。

しかし、Wikipedia情報によると、このドラゴンボールを作者の鳥山明はもっと早くそこそこで終わらせたかったらしいけど、あまりにも経済効果や社会に対する影響が高くなりすぎ、終わるに終われなかったらしい。
そういえば、余りにも何でもありになった展開を、作者人が自虐的に語っているように見えるところが漫画の端々に出ていたように思う。
界王神がぼんぼん死んだ人生き返らせて秩序も何もあったもんじゃないと嘆いてみたり、ブルマが「もはやあなたなんでもありね」と言ってみたり。

昔は「何じゃそら?」と思って途中から読む気を失ってしまったけど、そういう事情もあってんなぁと、最後の魔人ブウの決着のつき方も少年漫画らしく中々いい感じだった。

少年時代やら青年時代やらが終わったなと感じる出来事や経験っていうものが誰の中にもあるだろう。何かの時代を決定的に隔てる経験であったり出来事であったり知恵であったりがそれである。
ドラゴンボールなる漫画は私の少年時代の文化のかなり大きなウェイトを占めていたわけもあるのだろうか、全巻読み終わって、なんか少年時代が終わったような気がした。
というか、この歳になってそんな事を思ってとてもびっくりした。

2008年11月18日

●mysql対応proftpdを作る

proftpdをただ入れるだけではつまらないんで、mysqlで認証させる機能もつけてコンパイルしてみた。
ゆくゆくはさらにpostfixもdovecot経由でユーザーを取って、このproftpdと同じユーザーにメール環境を提供するとを考えている。

とりあえず、このproftpdでは、実ユーザーで認証後、失敗すればmysqlに聞きに行く、という動作が目標である。
これをアパッチと連携させてこの実ユーザーでないユーザーにWEBスペース提供するのはapacheのAliasMachで簡単に実現できそう。

mysqlがprefix /usr/local/mysql 以下にインストールされているものとして話を進める。

mysqlにユーザDBを作る。
クエリはこんな感じ。

CREATE DATABASE dbname;
GRANT SELECT ON dbname.* TO dbuser IDENTIFIED BY 'dbpassword' ;

USE dbname;
CREATE TABLE groups (
groupname varchar(150) NOT NULL,
gid smallint(5) unsigned DEFAULT ‘1000′ NOT NULL,
members varchar(255),
UNIQUE KEY gid (gid),
PRIMARY KEY (groupname)
);

CREATE TABLE users (
userid varchar(150) NOT NULL,
passwd varchar(30) NOT NULL,
uid smallint(5) unsigned DEFAULT ‘1000′ NOT NULL,
gid smallint(5) unsigned DEFAULT ‘1000′ NOT NULL,
homedir varchar(255),
shell varchar(255) DEFAULT ‘/bin/false’,
PRIMARY KEY (userid)
);

INSERT INTO USERS SET userid = “userid”,passwd = “password”,homedir =”homedir”;
↑てな感じでユーザーを追加


Mysqlの準備は終わり。


proftpdのコンパイル
mysql認証対応バイナリをコンパイル

せっかくsolarisということで、gccでなく、SunStudioを使用
export CC=/opt/SUNWspro/bin/cc
export CXX=/opt/SUNWspro/bin/CC
export F77=/opt/SUNWspro/bin/sunf77

Sun Studio 12のコンパイラオプションは以下の通り。
export CFLAGS=" -fast -native -mt"
早く、ネイティブに、マルチスレッドに!(でも32ビット)
64ビットバイナリにすると後々別のバイナリからこのバイナリにリンクするときにややこしくなるので却下、64ビット化する場合は "-m64"を追加する。

コンフィグオプションは以下の感じで。


--prefix=/usr/local/proftpd --with-modules=mod_sql:mod_sql_mysql --with-libraries=/usr/local/mysql/lib/mysql/ --with-includes=/usr/local/mysql/include/mysql/

ちゃんとコンパイルできているかどうかは、
/usr/local/proftpd/sbin/proftpd -l
Compiled-in modules:
mod_core.c
mod_xfer.c
mod_auth_unix.c
mod_auth_file.c
mod_auth.c
mod_ls.c
mod_log.c
mod_site.c
mod_delay.c
mod_auth_pam.c
mod_sql.c
mod_sql_mysql.c

上の太字の部分を確認


デフォルトのFTPを止める
#svcadm disable svc:/network/ftp:default

#簡単にSMFのinetdに登録するには、
/etc/inetd.confに
ftp stream tcp nowait root /usr/local/proftp/sbin/in.proftpd proftpd
と書いた後、
inetconv と実行すればよい。

proftdpd.confの編集、特筆すべき部分だけを書くと以下のような感じ。


ServerType                      inetd

#mysql認証
<IfModule mod_sql_mysql.c>
    SQLAuthenticate             users
    SQLConnectInfo              dbname@localhost:3306 dbuser dbpassword
    SQLAuthTypes                Crypt
    SQLUserInfo                 users userid password uid gid homedir shell
    SQLGroupInfo                groups groupname gid members
  
#実ユーザーで認証後にいなければmysqlに問い合わせ
AuthOrder                   mod_auth_unix.c mod_sql.c  

</IfModule>

AllowOverwrite         on

#wwwグループはホームより上に上がれない
DefaultRoot ~ www

#レジューム許可
AllowStoreRestart on
AllowRetrieveRestart on

#モード変更許可
<Limit SITE_CHMOD>
AllowAll
</Limit>

2008年11月17日

●Sun Fire V100

sunfirev100.jpg
もう今時Sparcなんて古いやねーなどとこの間言ったところやけど、思わずSun Fire V100なるSparcマシンを買ってしまった。
かなり古いマシンでエントリレベル・サーバ に位置づけられる製品である。
ビデオアウトもキーボード接続端子も無いので、完全サーバー用途ですな。ワークステーションですらない。
後ろに見えるのは土偶家の自慢の品、シリアル接続のキャラクターベースのコンソール端末、いわゆる「ダム端末」である。これはいいものだ。
サーバーにディスプレイモニターなど飾りです。偉い人にはそれがわからんのです、という諸氏には堪えられない逸品である。色もジオングと一緒やしね。

私が思うに筐体デザイン最高峰であると信じて疑わないnetra T105と速度的に殆ど変わらないけど、メモリが1ギガ乗っている上に、ディスクがIDEで構成されているのが使いやすい。
家に転がっているPC用のディスクを流用できるのだ。

最近のSolarisはもうDVDでインストールしないとCDを8枚も入れ替えさせられる羽目になる。
Windwos95のフロッピーインストールじゃあるまいしちょっとやってられないので、インストールの間だけ蓋開けて5インチのDVDドライブを無理矢理接続して、DVDでインストールが行えるのはちょっといい感じである。

で、早速Solaris10のU6 08年の10月版をインストールしてみたが、ルートファイルシステムにUFSかZFSを選べと聞かれた。
思わずビビってUFSを選んだのだが、あまりにもチキンな自分自身を思うにつけ「老いたな・・・」と実感した。

2008年11月16日

●ざわ・・・ざわ・・・カイジっ…!

amazon ASIN:4063366081 amazon ASIN:4063368327  ちょっと前から漫画ばかり読んでいる、以前からやたらとダメ系サイトの住人達から言及されるだけでなく、彼らのバイブルの如き扱いを受けている、ずっと読みたかった漫画である『賭博黙示録カイジ』を読んだ。
確かに人気あるだけあって面白かった。

その他の漫画でありがちな要素は全く無い上に、人間の欲求を金だけに集約したものの見方はとてもわかりやすいし、女性キャラが一人も出てこないのが感心した。
格闘するでもなく冒険するでもなく恋愛するでもない漫画と言うのは今更ながら新鮮だった。

しかし…船の上で4時間がかりでジャンケンするだけに…5巻を…鉄骨を渡りカードをするのに…8巻を消費するとはっ…!驚きだっ…!

2008年11月15日

●ピエル・パオロ・パゾリーニ 「ソドムの市」 / エログロ金字塔バカ映画

amazon ASIN:B000083YCJ ピエル・パオロ・パゾリーニの遺作である「ソドムの市」(1975/仏=伊)を観た。
マルキ・ド・サドの『ソドム百二十日あるいは淫蕩学校』を原作とするエログロ満開の映画であり、原作の18世紀のスイス山奥の城館の設定を20世紀のイタリアとしてある。

大統領・大司教・最高判事・公爵の最高権力者の四人が新しく強引に制定した条例によって町中の美男美女を集め、その中から更に選りすぐった9人ずつの男女が秘密の館につれてゆかれ、4人の権力者のために、三人の語り婆、一人のピアニスト、数人の少年警備員と共にあらゆる淫蕩と変態行為の対象となる。てな話である。

映画の中ではエログロの方向性でかなり名高い作品であり、観るに耐えん、吐きそう、気分が悪い、カレーが食べられなくなる。などなどある意味では有名な作品である。前からどうすっかなーと思ったいたのだが、とりあえずある方向性では有名やんねんから見ておくかということで頑張って借りてきた。
大抵こういう系統の映画を真面目に観てしまうと面白くないばかりか嫌な気分になるだけなので、最初からコメディーとしてみる自己防御が必要だろう。なら観るな、という気がしないでもないけど…

しかし、「少年少女と4人の高貴な人を興奮させるため」という趣旨で行われる語り婆の語りが中々わらける。
濃い化粧と派手なドレスに身をつつんだおばちゃんが、バックのピアノにあわせて踊りながらエロ話を披露するのやけど、もう笑けて笑けて。
なかでも 第二章の「変態地獄」ヴァッカーリ夫人の満面の笑みから繰り出されるエロ話と踊りが笑けてしょうがない。
第三話「糞尿地獄」のマジ夫人と、第四話「血の地獄」のカステリ夫人の話は踊りながらなに言うてんねんという状況で笑えるけど、話自体がちょっとエグいのでいまいち。
しかしこのお三方がエロ話をするときのなんと楽しそうなことか。

映画は結局、何じゃそら?という終わり方をするのやけど、最初は、おっさん4人と少年少女たちが秘密の館でエロを満喫するのだと勝手に思っていたところ、少年少女たちは最後の最後まで嫌がっていた。このあたりはなんともいただけないし、おっさん4人は何をするにも語り婆やら少年警備隊にやらせて、結局人に頼らんとなんも出来んのかと。
結局おっさんたちは楽しそうなんか苦しそうなんか良くわからんかったし、一番楽しそうなのはピアノに合わせて踊りながらエロ話を披露するおばちゃんたちだったような気がする。

なんかこの権力者四人と少年少女たちは、搾取する物とされるものの関係を暗喩しているとか何とかネット上に書いてあったけど、そりゃそのままやん。
全体的に見てなんか良くわからん映画やった…

2008年11月14日

● ジャン・マリー・ギュスターヴ・ル・クレジオ 『歌の祭り』

amazon ASIN:4000222023 ジャン・マリー・ギュスターヴ・ル・クレジオの1997年にフランス語で発表されたものを翻訳して2005年に発表された、『歌の祭り』を読んだ。
このル・クレジオって人は、村上春樹が取ると噂されていた2008年度のノーベル賞を受賞したフランスの作家である。
1963年『調書』でデビューしてから、『発熱』(1965年)『大洪水』(1966年)などの初期の作品は言語実験的なものだったけど、1970年代半ばくらいから中南米への興味が高まって来たのと同時期に、いわゆる「後期」と括られるような平素でシンプルな文体やスタイルに移行して行ったという事らしい。

この本はそんな「後期」に属するもので、アメリカ大陸の先住民、インカやアステカなどのインディオの文化と北アメリカのアメリカ・インディアンの文明や神話を語る事で、彼らの文化が如何に自然と一体化した宗教感と世界観を持っており、それがどれだけヨーロッパのものと異なっているか。という話であった。
前半はちょっと退屈やったけど、後半は直前にルドルフ・オットーの『聖なるもの』を読んだせいもあり、「ヌミノーゼ繋がり」ということでとても面白く読めた。

マジックリアリズムのイメージがあった中南米文学やけど、この本は小説ではなくノンフィクションやったので、そんなものは毛ほども感じなかった。
それでも、あの世とこの世と現実と非現実が入り混じったインディオの文明がマジックリアリズムのベースになっているんやなぁと妙に納得した。
ヨーロッパ的プロパガンダでただの野蛮人と言う事にされていたインディオやインディアンの文明が如何に高度で、如何に成熟した社会システムと宗教観を持っていたかと言う事が良くわかった。それに引き換え金を取るだけの為に文明全てを破壊し尽くしたヨーロッパ人の如何に野蛮な事か。

しかし、この本を読んでも、この人のノーベル文学賞を取るほどの凄さと言うのは良く伝わってこなかった。、ノーベル文学賞の受賞理由「ヨーロッパ文明への批判的な視点と詩的な文章」の「ヨーロッパ文明への批判的な視点」というのはとても良く伝わってきたけど。

やっぱり彼は小説家なのでノンフィクションではなく、小説を読まんとダメなのだろうと。
でも、前期の代表作『調書』やはことごとく絶版になっているので参ったなぁ。図書館にも無いし。

2008年11月13日

●postfix 2.5.5 でのSMTP/TLS @OpenSolaris

以前のエントリー「postfix 2.5.5 でのCryus-SASLでのSMTP-AUTH @OpenSolaris」でCyrus-SMTPを使ったSMTP-AUTHを実装したPostfixのビルド方法を書いたけど、更にそれにSMTP/TLSを実装する方法を書いてみる。

このSMTP/TLSなる技術は、本来ならSMTPの他ホストへのリレーにユーザー認証を取りいれ、更にその認証からメール送信までの経路をSSLで暗号化するということでセキュリティーを向上させようという趣旨である。とはいっても、実際通常の使い方をする分には通信経路の暗号化は必須ではない。

自宅サーバーでメールサーバーを運用していると、自宅サーバーから送信したメールが問答無用でスパムメール扱いされる事が多いのは本当に腹立たしい。
これを自宅のISPのSMTPにリレーしてもらうには「Outbound Port25 Blocking」なる技術もあるにはあるけど、私のように自宅ISPにSMTPリレーしてもらえない状況の人もいる。(WilcomADSLでオプション扱いのメール契約していないなど。)

という場合、外部のSMTPを使う事になるわけやけど、一番てっとりばやくスパム扱いされにくく安心出来そうなSMTPと言えばGmailが妥当なところであろう。
しかし、GmailはタダのSMTP-AUTHではなくTLSでのAUTHを要求してくるので、これに対応する事で、GmailのSMTPを経由してメール送信が出来る。

こんなメール乱世な御時勢を生きる、真っ当な自宅メールーサーバーなハッカー諸氏にとっても必須の技術といってもいいであろう。

ここでは、のCryus-SASLでのSMTP-AUTHを動作させた状態を前提として、それにTLSでの暗号化技術を乗せて、送信時にgmailへリレーするようにするまでを書いてみる。

postfixのインストール(太字がSMTP/TLSの部分)
opensslのヘッダファイルssl.hが/usr/sfw/include/opensslにあり、libssl.soとlibcrypto.soが/usr/sfw/libにある場合


export CCARGS="-DUSE_CYRUS_SASL -DUSE_SASL_AUTH -I/usr/local/include/sasl2 -I/usr/include/pcre -DUSE_TLS -I/usr/sfw/include"
export AUXLIBS="-R/usr/local/lib -L/usr/local/lib -L/usr/sfw/lib -R/usr/sfw/lib -lssl -lcrypto"
make tidy
make makefiles
make
#make install

次にサーバー秘密鍵と証明書+公開鍵の作成
#cd /etc/postfix
秘密鍵の作成
#openssl genrsa -out server.key 1024

証明書+公開鍵の作成
#openssl req -new -x509 -key server.key -out server.crt

#chmod 400 server.key server.crt


続いてpostfixの設定
/etc/postfix/main.cf


#daemn設定
smtpd_use_tls = yes
smtpd_tls_key_file = /etc/postfix/server.key
smtpd_tls_cert_file = /etc/postfix/server.crt

#smtp送信設定

smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous
relayhost = [smtp.gmail.com]:587
smtp_use_tls = yes
smtp_sasl_password_maps = dbm:/etc/postfix/sasl_passwd 
#(hashやbtree、cdbが良い人はお好みで)


gmail認証情報ファイルの作成
/etc/postfix/sasl_passwd

[smtp.gmail.com]:587 Gmailアカウント@gmail.com:パスワード
と記述。

gmail認証情報ファイル検索テーブル作成
#cd /etc/postfix
#postmap dbm:sasl_passwd (hashやbtree、cdbが良い人はお好みで)
sasl_passwd.pagとsasl_passwd.dirが出力されたのを確認
#chmod600 /etc/postfix/sasl_passwd*

動作確認

telnet llocalhost 25

220 サーバー名 ESMTP Postfix
ehlo localhost ←入力
250-サーバー名
250-PIPELINING
250-SIZE 10240000
250-VRFY
250-ETRN
250-STARTTLS
250-AUTH PLAIN LOGIN
250-ENHANCEDSTATUSCODES
250-8BITMIME
250 DSN


STARTTLSの行があるのを確認したのち、
sendmailコマンドでどこぞにメールを送信してテストしてみる。

2008年11月12日

●映画:吉田喜重「煉獄エロイカ」(1970/日) / ニセ天然系ギャルのような /

amazon ASIN:B000B63FXC 吉田喜重「煉獄エロイカ」(1970/日)を観た。
前からタイトルが印象に残っており、なんとなく、レンタル50円引き割引券もあることもあり、殆ど予備知識なしに借りた。
ストーリーは一応、反資本主義と反米の革命運動の組織がなんやかんやと内部対立するような話だったような気がするけど、現在と過去と現実と空想が頻繁に切り替わったり入り混じったりするようなシーン構成だったようなこともあり、他の事をしながら観ていたのも相まってストーリは全くわからなかった。
登場人物が登場人物同士喋るのではなく、観客に向かって演劇のような口調で喋っているような印象で、映画というよりは舞台演劇を観ているような気になるうえに、どうしてもこの棒読みと言うか、わざとらしいような口調に最後までなじむことが出来なかった

しかし、映像としてはとても面白かった。
やたらと露出オーバーな真っ白な画面は別としても、冒頭の広いビルのフロアを歩くシーンは「おーっ」という感じであったし、全編にわたって斬新で面白い映像が多かった。
更に、ちょうど時代が2回ほどりしたのか、今見ると森英恵の衣装は中々良い感じである。

しかし、斬新であると言うだけでは価値なんかほとんど無い。
「変わっている」と「個性的」と「魅力的」の全てを混同しているニセ天然系ギャルのようなものである。
何かが斬新であるから価値があるのではなく、斬新である何か自体に価値があるかどうかが問われるのだろう。
しかし、この映画の製作サイドが自ら、この映画は娯楽映画ではなく前衛映画である。というようなことを言っているらしいので、それはそれでもいいのかもしれない。

映像がとても気に入っただけに、そのほかの作りが気に入らないのがとても残念である。
この監督の最高傑作であると言われる、「エロス+虐殺」も観て見るかなと。ただしやたらと長いらしいけど。

この映画に限らず、こういった反体制、反権力の革命運動の組織なるものは、行き詰ったり閉塞感にとらわれてしまうと、その内部に鬱積したエネルギーを対決すべき体制や権力への闘争に使うのではなく、無意味な内部闘争に使ってみたり、一般市民を巻き添えにする方向に使ってしまう事が多いなぁと思った。
まぁ気持ちや気分は判らん事も無いけど、それでは何も成し遂げられんやろうと。

2008年11月11日

●postfix 2.5.5 でのCryus-SASLでのSMTP-AUTH @OpenSolaris

最近新しくOpenSolaris 2008.05で家のサーバーを作っており、cyrus-saslでpam認証するSMTP-AUTHつきのpostfixをコンパイルしたのだが、なぜかちゃんとSMTPが動作しない。
手順はほぼ前にあげたエントリの通り。前は上手くいったのに…
コンパイルしたバージョンは2.5.5なのだが、ポート25に接続しても、ログに「warning: unsupported SASL server implementation: cyrus」と出るだけでうんともすんとも言わない。
うーんなんてこったい。
ちなみにコンパイル時のオプションはCCARGS="-DUSE_SASL_AUTH -I/usr/local/include/sasl2 -I/usr/include/pcre" AUXLIBS="-L/usr/local/lib -lsasl2 -R/usr/local/lib"とこんな感じで特に問題はなさそう。
CCARGSの最後のインクルードパスの指定は、ccがdict_pcre.cのコンパイル中にprce.hが無いとかぬかしたので追加してある。根性で捜して来いよと。プンプン。

んーまいったなーとソースコードについてきたドキュメントを読んでいると、「Building Postfix with Cyrus SASL support」の項目に



(for Cyrus SASL version 2.1.x):

% make tidy # if you have left-over files from a previous build
% make makefiles CCARGS="-DUSE_SASL_AUTH -DUSE_CYRUS_SASL \
-I/usr/local/include/sasl" AUXLIBS="-L/usr/local/lib -lsasl2"



とか書いてある。
-DUSE_CYRUS_SASL ってオプションが増えてるやんけー

なんやねんそれーということで、同じ文書をよく読むと"Support for the Dovecot version 1 SASL protocol is available in Postfix 2.3 and later. "ってことらしく、2.3からはSASL AUTHに「Cryus-SASL」
と「Dovecot SASL」を使えるようになったようだ。
SMTPでSASL-AUTHをするようビルドするには「USE_SASL_AUTH」としたうえで、「DEF_SERVER_SASL_TYPE=\"dovecot\"」と「USE_CYRUS_SASL」のどちらか、あるいは両方を指定するようだ。
そういえば、前にコンパイルしたのは2.2やったしね。

ということで、


gmake tidy
CCARGS="-DUSE_SASL_AUTH -DUSE_CYRUS_SASL -I/usr/local/include/sasl -I/usr/include/pcre"
AUXLIBS="-L/usr/local/lib -lsasl2 -R/usr/local/lib"

gmake makefiles
gmake


てな感じでコンパイルして上手くいった。

しかし、初めて見た「Dovecot SASL」なるものを調べていると、Cryus-SASLが認証方法を一つしか選べないのに対して、Dovecot SASLは複数のものを同時に使えるようだ。
例えば、最初にpamでローカルユーザーを調べ、いなければLDAPに聞きに行き、そこにもいなければmysqlに聞きに行けるということも可能ということらしい。
土偶家ではメールのユーザーは全員実ユーザーに関連付けられていて、メールしか使わないユーザーはシェルを使えなくしてあるのやけど、この「Dovecot SASL」を使うとローカルユーザーすら作らなくてもよいではないか。
ということで、「Dovecot SAS」対応しておけば、confだけで切り替えることが出来るらしいので、とりあえずもう一度コンパイルしなおしておくのも良い感じである。

更に、Postfix TLS Supportなるドキュメントを見れば、以前は実装する為にはソースにパッチ充てたりとややこしかった、認証時のSSL暗号化のTLSサポートも結構簡単になったようである。
「Dovecot SAS」とあわせて、これは一丁チャレンジしてみるかな。これでgmailにリレーしてもらえるやん。
久しぶりにsolaris熱メラメラである。

2008年11月10日

●懐かしい尽くし数学

また古本屋での話なのだが、ふと古本屋さんで高校数学の参考書が目に止まった。
私の時代は、代数幾何、基礎解析、確率統計、微分積分、等と別れていたけど、今は数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B、Cと別れているようだ。
で、その微分積分の問題を探して見てみたのやけど全くわからん。
微積どころか数学一般が全くわからんくなってる…

これは結構ショックだった…今を遡る事20年ほど前に出来た事が出来ないとはかなり辛いものがある。
私は無駄に年取ってるんか?どっちかっていうと退化してるんちゃうか?
ということで、もう一度高校数学を勉強したくなったので、とりあえず数学I、数学Ⅱ、数学A、数学Bの「チャート式 解法と演習」いわゆる「黄チャート」を衝動的に買ってきた。

いやーしかし「黄チャート」って単語懐かしいなぁーこれも20年ぶりくらいに使う単語じゃね?

家に帰って読むとなんか懐とてもかしい感覚だ。
あひゃー加法定理とか組み立て除法とかコーシー・シュワルツの不等式とか漸化式とか因数定理とかあったなー懐かしー。とまるで卒業アルバムでも見ているような気分である。
日常生活ではほとんど見る事の無いシグマ君やとかインテグラル君なんかも久しぶりに見た。

ひとしきり懐かしがった後、満足して問題を解く事も無く既に積読状態。
参考書を買った時点で既に安心してしまうとは、高校時代から何も変わっていない自分に気付いたのであった。

しかし、三角形の五心てなんかおっさんが結婚式とかで言いそうな話やなと。
例えば、「人生の三角形には五心と言うものがあります。重心、外心、垂心、内心、傍心…」とかなんとか。いや、言ったところで全然ありがたくも何とも無い話やけどね…

2008年11月09日

●笑える児童書

最近漫画を求めて巨大チェーン店の古本屋さんに行くことが多いのだが、何気に児童書の棚が面白い。

amazon ASIN:4876995559 amazon ASIN:4265033415 例えばこれ、『シベリア抑留って? 』や『ぼくらは知床探検隊』という絵本である。
そんなんいきなり子供に教えてどうすんねん。ものの順序と言うものがあるやろう。などと思うのやけど、意外に大人の趣味丸出しのやたらとニッチな方向性を持った、タイトルだけで笑える児童書が多い。

inflationdet.jpgそれからこれもちょっと笑えた。これだけまとめて並べるとインフレ度合いがよく出てる。そらびっくりマークもつくわ。
個人的には『牛若丸は名探偵!』というのが無理やり感が出ていて一番可笑しい気がするのだが、著者には『ワトスン君は名探偵』とか『スケキヨは名探偵』とかちょっとありえんのにチャレンジして欲しいところである。

2008年11月08日

●溶けつつある小説脳

最近、映画と漫画ばかり見ていたうえに、やたらと気合入れないと読みにくい本ばかり読んで小説を殆ど読んでいない。
ル・クレジオ『歌の祭り』 も読み終わったことやし、手慣らしがてらに久しぶりにさらさらっと読める本を物色、本棚にあった村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 』を読む読む。

この本は村上春樹嫌いが嫌悪する言葉遊びの部分がやたらと鼻につくけど、私が村上春樹の中で殆ど一番好きな小説である。やっぱり読めば読むほど凄いなぁとつくづく思う。
じっくり考えようと思えば考えられるし、物語が自分を通り過ぎるにまかせることも出来る。やっぱり小説はこうでないと。
いやーやっぱり小説はええなーと言うことで小説読むべさ、と思いつつ市立図書館で予約したのは、前から気になっていた新潮クレスト・ブックスの『素数の音楽 』である。
どんな小説かなー♪って検索してみたらノンフィクションらしい。小説ちゃうやん…

2008年11月07日

●やっぱり金曜日はぬるま湯

金曜日。
先週と変わらずヤフオクを冷やかして本とアドエスを持って風呂に入る。
風呂につかりながら音楽を聴きながら本読みながらネットで調べ物をしたり巡回サイトをチェックしたり。
ということでル・クレジオの『歌の祭り』をやっとこさ読み終わった。退屈な前半とは裏腹にスペインのコンキスタドールがインディオ達の国に攻め込む後半のあたりから俄然面白くなって一気に読んだ。

月曜日から木曜日は来るべき金曜の夜を楽しみに生きている。
しかし、先週と変わらない金曜日。読んでいる本が違うだけ。
先週これが一生続くのかと考えると「頭がくらくらして気が遠くなりそう」である。と書いた。
しかし、続くものならこれが一生続けば良いのになと思った。

2008年11月06日

●映画:デヴィッド・リンチ 「ワイルド・アット・ハート」 / 恋愛至上なバカップル童話

amazon ASIN:B00005R232 前日に感想を書いた「X-312 フライト・トゥ・ヘル 」と一緒に借りて来た「ワイルド・アット・ハート」(1990/米)を観た。
私の観た同監督の作品の公開時期としては1986年の「ブルーベルベット」と1997年のロスト・ハイウェイの間という事になる。
デヴィッド・リンチの映画ってのは絶対見ても訳わからんわと思いつつも、見つけるとついつい借りて見てしまう。
しかしながらこの映画は訳のわからなさはほとんど無く、ストーリはとてもわかりやすい。

ストーリーは恋人のパーティとの帰りにナイフで襲ってきた傍観を逆に返り討ちにして殺してしまったニコラス・ケイジ演じる主人公が、出所後にやたらと自分と別れさせて娘を束縛しようとする恋人の母から逃れるべく、恋人と車に乗って遠くへ走り続けるといったロードムービーな感じの、頭の悪いバカップルの逃避行の物語で、全体を通して「オズの魔法使い」のモチーフが一杯である。

流石にデヴィッド・リンチっぽく、頭のおかしな人たちがそこかしこに出てくる。
主人公たちもおかしいと言えばおかしいけど、どちらかと言うとおかしいというよりは頭が悪そう、という感じであろうか。
登場人物は誰一人として普通で無く、全員が何らかの方向に極端に偏っていて、主人公とその彼女を除く全ての人が狂っているのはすばらしい。
主人公二人がバカながらも、欲望の方向だけでなく倫理的にもかなりまともであるのがこの映画のバランスを保っていたのだろう。彼らまで狂人であったら本当に収拾のつけようもなさそうだ。

主人公達の恋愛"だけ"を至上のものとする、平安時代の和歌の如き価値はとてもわかり易い。
この映画が全編を通して「オズの魔法使い」のモチーフに満ちていたけど、この映画も同じように恋愛を至上とする一つの童話とも言えるだろう。
狂気とか夢とか人間の複雑さを描く事の多いリンチやけど、この映画は逆に人間の単純さが良く現れていたように思う。
しかしながら、デヴィッド・リンチの描く狂気が大好きだ。

2008年11月05日

●映画:X-312 フライト・トゥ・ヘル / フライト・ウィズ・適当

amazon ASIN:B0000BI53C ジェス・フランコなる監督の「X-312 フライト・トゥ・ヘル」(1971 / 独/スペイン)なる映画を観た。
前日に仕事帰りに寄り道して『カムイ外伝 1巻』を買ったが、そのついでに普段行かないレンタル屋さんに寄って借りてきたDVDである。
パッケージには「金塊を乗せた飛行機がジャングルに墜落。生き残った乗客たちは、金塊を巡り骨肉の争いを繰り広げ……。再評価著しいカルト映画の巨匠、ジェス・フランコが挑んだサバイバル・アクション!」
って書いてあり「カルト映画の巨匠」って所とB級感溢れるパッケージに惹かれて借りてきたのだが、あまりにも適当に作られた感溢れる映画で唖然とした。
ストーリも盛り上がらん盛り下がらんだらだらした上に、アクションらしきものも適当、どんでん返しらしきものも適当、中でもやたらとズームで寄って行くカメラワークがあまりにも素人臭く適当でやれやれである。
この監督は猟奇エログロなB級作品を得意とするのだが、猟奇もエロもグロもナッシングであった。いや、エロだけはほんのちょっとだけあったかな。
始終「参ったなぁ…」と言う感じで見ていた。

パッケージやネット上のストーリー説明に「金塊を乗せた」「金塊を巡り」と書いてあるが、金塊なんか最初から最後まで出てこなかった。うーん、監督だけじゃなくって売ってる方も適当や、気持ちはわからんでも無いけど…

2008年11月04日

●毒ガス風呂

某レディーの家のドアの動きが硬いだか音がするという事でKURE 5-56を貸してあげたら、お礼に別府温泉の湯の花の入浴剤を頂いた。ありがたや。

早速その「某レディーの粉」を風呂に投入して入った。匂いは温泉だけど、お湯が泥沼のような色に。
色が泥沼とはいえさすがは温泉の素、泥沼の如く這い上がれないくらいに気持ちいい。お風呂好きにはたまらん。
つうことで前日に某氏から情報を頂き、仕事帰りに古本屋に寄って買ってきた『カムイ外伝 1巻』を浸かりながら読む。ふーむ、二巻の冒頭で息絶え絶えになっていた天人様の話の顛末がやっとわかった。

しかしこの湯の花、ちょっと前に流行った自殺に使われるあの気体を発生させる主原料になるのではなかろうか?サンポールなんかを注げばブクブク発生するのではなかろうか?
中学の時に硫化鉄に塩酸を加えて発生させる「卵の腐った匂い」の、作り方を致死量の目安と共にインターネットに載せるとどこからか圧力がかかって削除を要請されるらしいアレである。

しかし、良く考えれば一般的に「硫黄の匂い」と呼ばれるこの匂いは、硫黄自体は無臭であるからして硫黄ではなく硫化水素の匂いである。

大量に吸い込めば死に至るガスも、少量だと臭いながらも気持ち良く感じるのだ。
そういえば世の中そんなものばっかりやなぁ、などと硫化水素の匂いのする風呂でしみじみ思った。

2008年11月03日

●『カムイ伝』が全巻揃う

カムイ伝の5と6巻をやっと買った。買ったのはアマゾンの中古である。本体価格1円で送料340円。それが二冊で合計682円だが、私の買った所は二冊目から送料100円引きなので合計582円。
結局、二冊買って本体価格2円で送料580円である。
うぬぬ、何ものかが根本的に間違っているような気はすれど、ここが一番安いので致し方あるまいて。

長時間風呂に入ってその買ってきた5巻6巻を読む。この壮大な徒労の物語には人の心を聴きつけるなにのものかがある。

成功に意味を見つけるのはあまりも簡単だ。しかし、徒労から何物かを学び取ってこそ人生は徒労では無くなるのかもしれない。
逆に言えば、徒労に見えた事から学ぶ人がいればそれは本当の意味での徒労ではなかったと言う事になる。
学びは徒労に救いを与える。それはどこか祝福に似ていると思った。

2008年11月02日

●手水おにゃのこ/メシ部スイーツ課

howutotemizu.jpg メシ部ラーメン課、チャリ部の活動でラーメン課課長のお膝元に出陣した。
ラーメン課らしく「つけ麺」を食べた後自転車でうろうろ。課長のアタックに反応したり、課長のビアンキが引くトレインから自転車部のシマニョーロ兄弟が勝手に発射して遊ぶ。
初めて長岡天満宮に行ったのだが、手水の使い方の看板に目を奪われた。このようなおにゃのこを看板に使う必然性は??

自転車で走り回って良い具合に血糖値も下がってくたびれた後に和風仕立てのカフェに行く。
メシ部はラーメン課、餃子課、たこ焼き課、バーベキュー課などのハードボイルドな課ばかりで構成されているが、今回から新たに「スイーツ課」が設置される運びとなった。
35オーバーのオッサンだけでスイーツ課の活動もどんとこい。スイーツ!

で、そのカフェの箸袋に書いてあった右近の和歌
「忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな」
改めて読むとええ歌やんー見方を変えればかなり怖いけど。

2008年11月01日

●「チンジャオ麻婆ロース茄子チンゲン」という名の炒め物カオス系

久々にちゃんと料理を作った。

例の如くスーパーで安そうなものを買ってきて作る「順列組み合わせ料理」である。
今回の順列組み合わせは、豆腐、水菜、茄子、ピーマン、チンゲン菜、豚肉と合挽きミンチで、これを1種類から6種類までを使った組み合わせの数は
6!/(6-1)! + 6!/(6-2)! + 6!/(6-3)! + 6!/(6-4)! + 6!/(6-5)! + 6!/(6-6)! で6 + 30 + 120 + 360 + 720 + 1 の 1236通りと言う事なる。(!は階乗)
それに調味料が加わると中々の組み合わせ数になろう。料理とはルービックキューブの如き奇跡の一つである。

まぁそんな計算と大層な言い草事は良いとして、今回のお料理は、「山盛り鰹節の冷奴」「水菜の白和えサクサク」「水菜と焼き茄子と榎茸のお吸い物ザクザク」サクサク「チンジャオ麻婆ロース茄子チンゲン」と言った感じ。

山盛り鰹節の冷奴
天カス+出汁+葱でバネッチあげだし風奴にするつもりが天カスが無いために断念。
切った豆腐に鰹節をこれでもかと盛り上げただけ…

水菜の白和えサクサク
なるべく水気を切った生の水菜と潰した豆腐を混ぜ混ぜ。
ゴマを多い目に振って、砂糖、醤油、みりんで味付け。
なるべく豆腐が茶色くならないように。
水菜のしゃきしゃきとお豆腐のねっとり感が良い感じ。
白和えと言うよりサラダに近い感じ。
とっさに思いついたけどこれは珍しいんちゃう?とネットで調べたら結構メジャーらしい…


水菜と焼き茄子と榎茸のお吸い物ザクザク
焼き茄子を裂いて、短冊切りにした水菜をお碗に入れておいて、ちょっとみりんで甘くした濃い目の味噌汁を注ぐ。
焼き茄子の風味がたまらんけど、メインは味噌汁の染みたざくざく水菜。

チンジャオ麻婆ロース茄子チンゲン
名前は大層やけど、色々なものを色々に炒めているだけである。
チンゲン菜を切り、ピーマンを薄切り、茄子を短冊切りにしておく。
多い目の油で茄子を揚げて、揚がったら皿に取っておき、合挽き肉を塩コショウ七味で炒める。
チンゲン菜の軸部分を投入し、しなっとしてきたら豚肉とピーマンを投入。
オラオラ炒めて、良い感じになってきたら、味噌汁をお玉ですくってひたひたになるまで入れる。
沸騰してきたら火を弱めて水で溶いた片栗粉を入れて、更に混ぜ混ぜ。
とろみがついたら揚げた茄子を絡めて皿に盛る。

って結構美味しかったのだが、写真でも撮って載せるべきやね。
この日は料理だけでなく、自転車で40キロほど走った。