●買って来た生肉を食べるといふこと /臓器商人マダム・モツとの対話
モツといえば今までお店でモツ鍋やらホルモン焼として食べるばかりであったが、初めてモツ専門店で生で売っているモツを買って来て調理して食べた。
店先のショーウィンドウのアルミのバットに各種臓器がでーんと並んでいるのはなかなかすごい光景である。こう見ると臓器というのがありとあらゆる色と形状をしていており、その多様さはそれら臓器が担っている様々な機能やシステムの多様さでもあるのだろうと想像できる。そして、その臓器の多様な恒常システムのお陰でわれわれが生きていられるのをしみじみ感じる。ような気がする。
そしてお客さんが来るたびに巨大な臓器が塊から切り出されて売り飛ばされてゆくのはちょっとしたカルチャーショックというくらいのインパクトである。
私が物珍しげに売られている臓器や肉塊をルンルンで眺めていると、お店の人が話しかけてくれていろいろと説明してもらい、臓器と内臓と生命の神秘について、お店で臓器を商っている「マダム・モツ」と小一時間語り合ったのであった。




















